週末イロイロ;テレビ朝日「朝までサッカー」・高校サッカー決勝

2006年01月10日 17:02

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日曜日。
毎年年末恒例だったが、今年は土曜深夜やっていたテレ朝の「朝までサッカー」のビデオで撮り、ヒマ潰しで見続けていた。



今年はメンバーが堀池・キーちゃん・井原・福田といった「ドーハ組」の大物?OB達がトークの中心だった。


基本的には完全にトークの流れからズレた意見を述べるか、しょうもない正論押しをするセル爺vs松木・ドーハ組の構図。
奥寺は大御所として呼んだのだろうが、場慣れしていないのか、経験に基づいたいい話を期待していたのだが。


去年のように「いいたいが、立場的に発言できずイライラする」釜本を見ながらほくそ笑んだりする楽しみは無かったし、現役選手(去年は城)、他プロスポーツ選手(小宮山・ゼッターランド)、ジャーナリスト(我らが?カネコ氏)等とバラエティに㌧だメンバーだったのに比べれば今年はメンバー的にもちょっと面白みにかけ、純粋に自分達の目線でサッカーについてノペーっと語っていた印象。
その結果、土田のコメントがその実力以上にアクセントとして効いており、笑えた気がする。
朝日さんは毎度ながら、意味不明だったり流れからズレたコメントが多くって、他のコメンテーターから流されることが多かった。普段もっと良いこと言っている気がするんだが・・・
内容的には前半、ずれたセル爺の発言全てにキレ(ずっとタメ語だった)て、しまいには出したパネルを「ダン!!」と叩きつけ気味に置くキーちゃんの姿が一番のヤマ場だったかな。


いつも思うのだが、松木氏は実況で無い場合の解説は極めてまとも。但し、終始当たり障りのない意見に落ち着くのだが、セル爺の論を一部で肯定しながらも、受けて流しては、冷静に自論を展開していた。
まあ、試合になるとこの冷静を著しく欠くからこそ、監督には向いてないんだろうけどなー


ただ、「一対一に勝つには」という議題でのディベートの中で、松木氏の「ユース年代とか見ていてね、守備の時のディレイとか、もういいと思うんだよね~」という発言があったが、これには激しく頷いてしまった。
ユースの年代で「当たり」に行かずに対峙しながらズルズルと下がるDF(もちろん、それだけがディレイのテクニックでは無いのだが)を観ていると、日本の将来は暗いなあ、と思ってしまう。
リスクマネージメントも重要だが、「体格差」とか「フィジカル」を理由にA代表ともかく、一対一での勝負をユースの年代で避けさせていたら、永久に日本は個力で勝てる選手を排出出来ないと思う。


思うに今野。身内びいきではあるが、彼の一対一での良さは「強さ」だけではない。
「一旦一対一で負けても、再度すぐに2度目の勝負をかける粘り強さ」でもあると思う。
勿論彼は場面に応じたディレイも非常に上手い。ただ基本は当たりに行って動きを止め、それで抜かれても粘って張り付くしつこさ。結果としてディレイになっていることが多い。
これに要求されるのはスピードと粘り。意外にも日本人が得意とする面ではないだろうか。


そして月曜日に観た、高校サッカー選手権決勝での滋賀代表、「一対一」を徹底して磨いた野洲の優勝。


いとこが野洲に住んでいる。そしてここまで試合を見ていないけれど、「噂の」サッカースタイル。興味深く、そして久々に最後まで気を抜けず観て、楽しめた試合だった。



鹿児島実業も相手が相手だけに、風潮としては「高校サッカーの典型」として取り上げられがちな部分もあったが、後半しっかり修正してクリエイティブ且つスピーディー、そして強いサッカーで圧倒し、最後の最後まで衰えないスタミナあふれるスタイルにも感銘を受けた。


野洲を「セクシーフットボール」と表現するメディアも多かったが、ちょっと違う印象だった。華麗なパス回しのチームでは無いから。


全ての選手にある基本はドリブル。それが無理な時にパスの選択肢。
トップでボールを受けたら、上がりを待たずに仕掛ける。その間に味方もフリーランニングで追いつくから。
サイドで1対3でも自信持って仕掛ける。どうせ最悪でも相手の足にあたってラインを割るだろうから。
ゴール前、フリーの選手がいても基本は自らがシュート出来ればする。パスを出してもカットされるかも知れないし、自分の方が決める自信があるから。
それぞれ自らの技術の自信と、確率の点から行ってもドリブルが理に適っていた。


パスワークが良く見えるのは、野洲の選手はボールキープに対する自信から、視野が広い。味方が見える。だからサイドチェンジ、ヒールパス、ダイレクトプレーが美しく決まる。ボールを持っている時に、主導権を握っているからこそ、技術を出せるのだ。それは、山本監督が良く言っていたらしい「ゆっくり攻めろ」という指示に現れている。


そして、これは守備でも全く一緒。中盤のプレスでも、ゴール前のきわどいところでも、攻撃同様一対一の強さを自信に、主導権を持って「仕掛けていく」のだ。


やっぱり「一対一」。


確かに彼らのサッカー全部を肯定する気はさらさら無い(特にバックラインでドリブルやショートパスをさせるのは、「教育上」良くない)が、「高校サッカー」という勝負に拘らざるを得ないフィールドで、このようなサッカーを「徹底して」貫いて尚勝利を得たことは、育成のみならずエンターテインメントとして、素直に賞賛されるべきか。


そして、山本監督は面白い経歴の方らしい。ドイツで2年位留まってブンデスリーガーを観続けてサッカーにはまって行ったらしいが、その時の嵌ったきっかけとかポイント、試合の見かた等、個人的には興味あるなぁ。
そして彼は高校サッカーの監督でありながら、「お客さんを楽しませる」ことを選手に意識させている。
高校監督にここまで言われちゃ、トップリーグであるJリーグの監督も、選手も、フロントも、もっと「お客さんを楽しませるスタイル」を意識せざるを得ないとは思いませんかね?


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書きたいことは一杯ある

2005年06月12日 21:33

東京の敗退、札幌の引き分け、マリノスvsバルサ・・・


取りあえず、WYが。

オランダの7番が凄すぎ。
中村が可哀想なくらい、惨めに見えましたね。
基本的にサイドを攻撃の核としてガンガン来るオランダの怒涛の攻めは美しかった。序盤どうしてもプレスが後手後手に回っていた日本のDFの問題もありましたが、ポンポンミス無く繋がっていくパスサッカーの美しさ。
そして勝負どころでスピードとテクニックで鮮やかに抜いていくプレーの連続に圧倒されました。
日本は本当にこの大会に参加できて良かった、と思える瞬間でした。先般のブラジル遠征の時も向こうのテクニックに圧倒されるといういい経験をして来てますが(その経験があったからなんとか踏ん張れたのかな)、それ以上の衝撃的な相手との未知との遭遇。こういう相手と試合が彼らの成長の添加剤になります。
きっと、この試合はこの先彼らの糧になって、2010年に花を咲かせることになる、なって欲しいと願っています。


このチームの優れているところは、学習能力の高いところなのでは、と個人的には思っています。
序盤、オランダに圧倒されましたが、後半は好セーブを連発させていた西川を軸に玉際でのディフェンスも冴え、得点こそセットプレーでしたが平山がしっかりポストで軸になって後ろからの押し上げ、何度もありましたがサイドから中への展開でシュートに持っていくパターンも素晴らしかった。


本田はああいう展開ではなかなか冴えをみせることもできず、残念でした。彼はこの大会できっと脚光を浴びる存在だと思っています。がんばって欲しいものです。
変わった水野のFKで平山が決めましたが、あそこに梶山を期待していたのですが、切り札としてこういう展開になったときこそ、出して欲しかった。
増嶋はいい経験をした。終盤はしっかり対応出来ていたし、ベナンとオーストラリアなんか完封しれ!


その他

・今日のバルサの左サイドを切り裂いた田中隼。東京ファンであり、加地支持派(そういえば、「続く」として続けてなかった・・・)として、決して言ってはならぬ、とおもいつつ、

「一刻も早くドイツにコインブラ!」
心が痛む・・・


・モニワ、追加召集
感動。久々に明るい話題だった。チャンスは生かすもの。是非このコンフェデの期間中にファミリーの父・ジーコに「モ・二・○」コールを覚えてもらって下さい。



・・・アドリアーノとのスピード対決に勝つ彼の姿が見たい。


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