亀田の世界戦

2006年08月05日 07:48

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試合をみてない。
つか、みれんよ、そんな時間。


ほとんどはニュース番組のダイジェストで。
どうやら疑惑の判定だったとか。ガッツさんも怒ってた。


試合を見ずに「自己採点では完全に負けてた」とか「年末の試合を予定に組んでしまったTBSの陰謀だ」とか、色々言うのはその試合以上?に卑怯なのでなにも言えない。


亀田は純粋に気持ちのいいファイターだと思っている。才能もある。
良く辰吉と比較されるが、亀田がより優れているのはディフェンス技術の高さ。「打たせずに攻める」技術を、そのTV向きの言葉とは裏腹に着実に実践している姿には好感が持てる。


ただ、今回の見ていない試合の件で唯一言いたいこと。
そんな、Yahooアンケートで93%の人が「負けてたはず」と思うような内容であったにも関わらず、相手に対し「何度やっても勝てる」「ダウンは俺流のサプライズ」とか、言動が変わらないところ。
辰吉は、勝っても内容が悪い試合だとリングのその場で「今日はみんなしょーもない試合ですんません!」と、良く謝ってた。そして、相手への試合後のリスペクトも忘れてなかった。


格闘家がちょっと引くくらいの大口を叩くのは、体を張って我々にショーを見せる彼ら特有の「特権」だと思っているので、全く気にしないけれども、辰吉がみせてたような、あの格闘家らしい「いさぎよさ」を身に付けないと、その内世間は冷たくなっていくよ、亀田君。



あ、亀田、亀田君って、3人(親父いれれば4人か!)だったな、興起君。基本的には結構応援してるんで、次はKOで勝ってな!

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ヒョードル×ミルコ

2005年08月31日 00:45

ゴールデンで、初めてPRIDEを、ミルコの、ヒョードルの試合を観た人にも伝わっただろうか。


結果は知っていながら、1st Roundの序盤の攻防で「ああ、この試合は今年のベストバウトだな」と確信するほど興奮した。


意外と思ったのが、ミルコが培ってきたこの試合への「執念」よりも、ヒョードルが見せた「執念」の方が、はっきり伝わってきたこと。


ヒョードルはいわば「守る」立場。
ミルコは言われている不運、不遇を糧にして、この日を迎えた気持ちの高ぶりは、どうやっても「守る」立場のヒョードルよりも、強く表現される筈、と思っていた。


明らかに前へプレッシャーをかけるスタンディングでのヒョードルに対し、気持ちは引けてないものの、自分の間合いが保てないミルコ。
キックが出せない。リズムが掴めない。


意外すぎる展開。
ヒョードルが見せていたのは、チャンピオンが力を見せる闘い方だったり、総合での経験の差、守るものの強さとか、そんなものでは無かったと思う。



ヒョードルが見せたのは、目の前の相手に勝つ、という執念。それだけだった気がする。
それが、ミルコのみせた10年に及ぶ執念もまるで適わなかった・・・



聞けば、ヒョードルは右拳を痛めてこの試合に臨んでいる。それでも容赦の無い右の鉄拳を振り下ろす。なんの躊躇も無く放つその姿には、何かを守ろうとする気持の欠片も見当たらなかった。


ミルコはカウンター気味にパンチを当てては前に出るものの、どうしてもヒョードルに押し返されては、グラウンドに持ち込まれる。
ただ、ミルコは本来の力が出せなかったのでは無いのが分かったのが、グラウンドで冷静にヒョードルのパウンドを切っていたところ。
ノゲイラですら苦しんだヒョードルのパウンドを打たせない、もしくはまるでスタンディングのように避けていたのは、事前準備の賜物だろう。



ミルコは自分の持ち味は出せなかったが、本来の力が出せなかった分けではない。
恐るべきヒョードルの実力と執念の両方で負けたのだ。
ただ、その差は試合結果程大きいものではなかったと思う。


素晴らしきチャンピオン、ヒョードル。
Good LOSERであったミルコ。


そして、ミルコには新しいドラマが始まった。
辛くて困難な道だけれども、彼にはそれを乗り越えて悲願のチャンピオンに納まる姿が相応しいのかもしれない。
本当に辛い道だけれども、そんな試練を与えているのは神か、亡き父なのか、もっと彼を強くしていくだろう。
そして、チャンピオンになるべくしてなって欲しい。



その時が来たら、今度は会場でその歓喜の瞬間を一緒に迎えたい。
絶対にその時が来ることを信じている。


号泣するだろうな・・・




シウバは残念だった。
こちらはチャンプ故の慎重さが仇になったか。アローナの異様な打撃の間合いに、ポイントで負けているのが確実であったにも関わらず、そこから前回のジャクソン戦のように、吹っ切れたような打撃戦に行くリスクが取れなかったものだろうか。


しかし、同門のショーグンが勝ったことを自分のことのように喜ぶ姿から、よっぽどアローナが嫌いだってことが分かったな(笑)。

プライド

2005年07月21日 18:04

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写真は日本タレント名鑑から。
しかし、タレント名鑑には基本的にスポーツ選手は載っていないんだけれども、K-1も含めた格闘家は載っているんだよなあ。
あれだけ命張ってやっていても、一般的にはエンタと思われているんだろうか。そうだとしたら、少し悲しい感じもするなあ。


たまたま今昔のプライドのビデオを整理しております。
なにせ、収納が少ない家においてなにが幅を取っているかといえば雑誌類(サカダイとBURRN!が中心。BURRN!は3年くらい前まで10年以上買い続けていて、やむを得ず実家にあった分は廃棄、我が家にあったものは売りに出すべく画策中)とCD、ビデオの類。
ビデオに関しては、ここ一ヶ月位の間にDVDへ移管作業を繰り返していたが、それでもまだ30本以上あり、ほとほと困っている。


たまたまPRIDEはしっかりビデオの段階で編集をしてあったので、すすめやすく今作業を繰り返しているところ。
たまたまシウバに初めて負けた辺り(PRIDE12~15辺り)が中心で、桜庭復帰戦のところを眺めていたので、写真をアップしてみた。


それにしても、このときのクイントン’ランペイジ’ジャクソン、確か飛行機のチケットが買えないとかで試合ギリギリに来たんじゃなかったか。
そして契約でミドル級クラスの体重に落としてくるようにされていたこともあり、非常に線が細く、余力のない体で桜庭相手にパワーボムを繰り返していたと考えると、今思えば衝撃的な試合だったな~。
もしこの時まともなジャクソンと試合をしていたら、この復帰戦でもサクは負けていたのは確実。
そうなっていたら、PRIDEの流れはまた違うものになっていただろう。この時マッチメイクをしたヒト、グッジョブ。


でも、この試合の前、そもそもPRIDEが4点ポジションの打撃が可能になってすぐの試合で、サクは最悪の相手であるシウバと戦うことになってしまったことで、既にPRIDEは流れを一変させてしまっていたのも事実。


開催も10回を超え、グレイシー対日本人選手の攻防も一段落ついた中で、対柔術からもっと裾野を広げ、UFCやより打撃系の団体との対抗を打ち出す中、ルールの統一性の問題、また観客に対してのアピールとして、より過激な方向に行かざるを得ない、言わば「リアリティの追求」によりコア層の拡大を図るべく打った施策(それが何故か一般層にも広がって、地味な寝技戦ですら受け入れられて行ったのは、やはり徹底した「リアリティ」とある意味での「スポーツ化」、そして「ドラマ性」だろうか)によって、結果的に自身の一番の看板選手を勝たせることが難しくなってしまった。


やはり、ルール改正、ファンへのアピール、拡大、そういった要素を考慮にいれて興行していく、その一つ一つの要素を考えた場合、どんなに命を賭けて選手が戦ったとしても、興行自体はエンターテインメントの一つ、と言われてしまうのは、仕方の無いことなのだろう。
まあ、言ってみたらスポーツは全てエンタだからね。
格闘技同様、F1しかり、ボクシングしかり、ヨットの単独航海しかり、ロッククライミングしかり。
だからといって、たかがエンターテインメントの舞台に自分の全てと、命を賭けて戦い、競う事に彼らは満足し、僕らは感動するんだから。



命かけて戦ってエンタではすまされないのは戦争だけか。



書いていて、全く思わぬ方向に行ってしまった。。。
桜庭、頑張れ!って書きたかったんだけど。




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