ファンの皆さん、彼はまだアマチュアです。

2010年12月10日 23:35

一昨日は北海道は斉藤君フィーバーだったようです。
ドームに8000人。とある地元局は5時間?生中継とか(実際どうだったのかしらん)。



さて。
プロでまだ全く結果を残していないアマチュアの選手を
ここまでスター扱いすることに僕はいつも違和感を感じます。



ちょっと前に草津の戸田がこんなエントリを出してて。
自身の主張に否定的なコメントに対し、イチイチ全てに大人気なくコメント返しする、
というところが一番の見どころではあるのですがwww、
エントリの主旨には「プロ」としての気概やプライドを感じました。



日本のマスコミは、どんなスポーツでも若ければ若い程持ち上げて、
実績のある中堅、ベテランよりも輝かしい実績を挙げたかのように事実を捻じ曲げて
強引に新鮮な話題を提供しようとしている。
でもそれに対し誰も声を大にして異論を挟むこともなく、
僕の様な意見は、折角の盛り上がりに水を差す、偏屈者の戯言に違いない!



日本の野球界は特に高校野球も大学野球も、元々プロよりも人気があった訳で、
その双方のスター選手であった彼がかような扱いを受けるのはある意味当たり前なのかも。




ただ、ファンの方にはよーく考えて欲しい。
スターシステムに乗せて、結果的に必要以上のプレッシャーに苦しむのは選手自身なんです。



そしてスターシステムにおいては、マスコミもファンも
「そのプレッシャーに打ち勝てるスターを我々は求めているのだから、潰れたらそれまで。
 残念だったとしかいいようがない」
という非情なスタンスで報道、応援している訳で。それでいいのかと。



プロ入り時点からスター選手で、超一流の成績を残した選手って意外に少ない。
それこそ、王、長島位では無いでしょうか?
今の大スター、イチローは2年ウエスタンリーグで結果を残し実力をつけ、
3年目にシーズン200本安打という偉業を達成することで、自らの力で注目を集めました。
そんなもんです。



斉藤君は人間的にもかなりしっかりしている印象で、あんなイベントの一つや二つ、
問題なくこなせるのは間違いありません。チヤホヤされたって決して勘違いもしないでしょう。



でも、好きな選手を本気でサポートしたい、と考えるのであれば
もっと違うサポートの形があるはず、と。



がんばれよ、斉藤君!
スポンサーサイト

日本、WBC優勝・・・感情に拘り、勝負に負けた韓国

2009年03月24日 21:30





WBC決勝。
予定通り、韓国に勝ち2連覇。



金曜のエントリで書いた通り、この試合でもヒット数は15-5。
日本は3回と6回以外、毎回ヒットでの出塁をしている。6回も四球で出塁しており
ほぼ毎回ランナーを出している展開。
また先頭打者が6度出塁しており。
一方韓国は三者凡退が1~3回、7回と4度。
先頭打者の出塁は5回の同点ホームランを入れても2度のみ





いかに日本の方がチャンスが多かったか、いかに韓国投手陣が不安定だったか。
逆に岩隈を含めた日本の投手陣がいかに安定していたか。





じゃあ韓国に今大会で2度負けた試合はどうだったか、と言えば
先発の奉重根に2度やられ、今回も苦戦した中継ぎの鄭現旭にも日本ラウンドの
順位決定戦で抑えられている。 が、他の投手はほぼ攻略している。
結局、韓国には日本戦に安心してぶつけれるピッチャーはこの2人だけだった
という訳だ。
一方日本にはダルビッシュ、岩隈、松坂の先発3枚看板がおり、勝ち負けはあったが
誰が投げてもそれなりの試合は作れる。今回は中継ぎに回ったエースの杉内、涌井、田中・・・
藤川の不調はちょっと誤算だったけど。



今大会は同じチームと5回も対戦する可能性がある、リーグ戦に近い
カップ戦。高校野球のような単純なトーナメントであれば、
韓国のような日本に対する絶対エースみたいな選手がいれば、
それで良いのだろうが、今大会のレギュレーションで言えば
日本が勝つのは必然だ。





野手に関しても、日本は走攻守のバランスの取れた選手が多いが、
韓国は長打は期待できるがいかにも走れそうも無いクリンナップを並べた。
9回のビッグチャンスに四球で出塁した3・4番にそれぞれ代走を送っている。
結果これが功を奏したのだが、仮に10回に日本が点を取れなかったとしても、
延長が続けばいずれ、日本が有利だったのは間違いない。




要は、選手層が圧倒的に上回っていたのだ。
・・・・・・それゆえに、あそこまで接戦に持ち込んだ
韓国の執念には恐れ入る。

実際にここまで日本の勝利の裏づけについて書いてみたけど、
9回裏は紙一重だった。




ただ残念なのは、韓国はそういう「感情」に拘りすぎて
冷静な判断を無くしてしまうことだ。





一つ目は10回のイチローとの勝負。
2アウト1-3塁の場面で1塁手は1塁ベースを空け、岩村はなんなく2盗。
1塁が空いたのに塁を埋めず、勝負して決勝点を奪われた。
その後の城島には満塁策を取っているのに、だ。
今大会イチローを完全に抑えることで、前回大会からの「イチロー発言」の
因縁を完封したかったのか?それとも解説の槙原が言ったように
「イチローを抑えて、世界一をとってこそ」との思いがあったのか?
いずれにしても判断ミス。ただ、これは勇気ある決断として拍手を送りたい





二つ目は3度目の対戦の際、韓国が4-1で勝利した試合後。
マウンドに韓国国旗を指すという、明らかに日本を意識した侮辱行為。
恐らく決勝戦前に「スポーツ大戦」と報道するような韓国メディアに煽られたのか、
ファンがやるなら問題無いが、闘っている選手がああいうことをしてしまう
あの時点で「あ、最終的に少なくとも韓国より上に行けるな」
と私は確信してました。 あんなことやられて、日本人が燃えないはずが無い。
どうせやるなら、日本と決勝で戦って、優勝してからやれば良かったのにね。
02年W杯の際にアメリカ戦で得点後のスケートポーズのパフォーマンス同様、
彼らの執念は時にスポーツを汚す。




そういう意味で韓国はとても残念な国です。
中国もそうだけど、個人だといい人ばっかりなんだけど(ウチのソンファンしかり)。




日本はフェアに、そして正にチーム一丸で各人がやるべきことをやって
2連覇を果たしました。
個人的にはMVP松坂は無いなぁ。どう考えても岩隈でしょ?
韓国戦で負けたものの1失点、キューバ戦無失点、決勝でも2失点。
野手の立場から言うと、立ち上がりが悪かったり、先頭打者を四球で出すような
ピッチャーだと攻守のリズムが作れない。
その点、今回の松坂&ダルビッシュの
評価は低い筈。岩隈はその点素晴らしかった。
メジャー選手である松坂を選んだ辺り、主催国アメリカの、
わずかながらの抵抗なのかも知れない。



バッターは内川と青木。左キラーとして活躍したけど、今日なんか3本追っ付けでライト前ヒット
でしかもウチ2本は右投手から。青木は言わずもがな。
最後の美味しいところはイチローだったな。批判してスマンかった。




ただ本当に、個人の頑張りだけではない、全員野球が出来る「理想のチーム」だった。
楽しませて頂きました。有難うございます。





・・・さあ、明日はコンサの版だ(?)

WBC 日本の「野球」の深さ

2009年03月21日 11:48

元野球人として、WBCは勿論みてます。




現サッカー人としては「同じチームと最大5回対戦する」
っていうこの独特のルールが解せなかったり(野球人でもそうか)
しますが。



確かにMBLのワールドシリーズや日本シリーズのように、
野球の場合、こういう形でないと「真の実力」が測りにくい、
という事情からなんだろうけど。
ただ、観客の視点からは相当かけ離れたルールだよね。




さて、元野球人としてちょっとだけマニアックな
日本野球の「奥深さ」を感じたポイントを3つ。



キューバとの初戦。
この日松坂の球が妙に荒れているなあ、と思ったものの、
何だか意図的なものを感じた。
翌日の新聞を見ると
「捕手の影がバッター方向に向いていたので、捕手が構える位置が
バッターにばれてしまうので、あえて逆球(構えた方と逆サイドへの投球)
を増やし、混乱させた」
と。
結果、松坂は見事零封。キューバのバッターは全く的を絞れなかった。




キューバとの2戦目。
落ち着いた投球で回を重ねた岩隈が後半キューバ打線に
掴まり始めた頃。
追い込んだバッターにファールで粘られ、決め球に困った。そこで城島がマウンドへ。
なにやら打ち合わせの後、投球サインの交換時に岩隈はひたすらサインに
首を振り続ける。
直前にマウンドに行き、打ち合わせをした筈なのに何故?と思うだろう。
が、実際にはこの「首振り」をすること自体を打ち合わせたと思われる。
結局、これによってバッターは迷い、タイミングが合い始めていた
岩隈の決め球フォークを空振りしてしまう。





昨日の4度目の韓国戦。
8回表、日本は前の回に同点に追いつかれ、先頭打者の青木がバッターボックスへ。
ここで、見事な一塁へのドラッグバントで出塁した。
追いつかれた直後、8回というイニング数、先頭打者
というあらゆるプレッシャーのかかる場面で、ドラッグバントという選択。
実はバントの中で、もっとも難しい技術と判断力を必要とするのが、ドラッグバント。
しかし、決まると相手にとっては一番ダメージが大きいヒット、でもある。
なにせ、野手の動きを見た上でその間を狙うワケで、
決められた相手からしたら裏をかかれるわけで、「やられた!」とショックが大きい。
あのヒットが出た時点で日本の勝ちは決まったも同然だった。
そんなバントを、あのプレッシャーのかかる場面で決められたこと自体
日本の総合力が韓国よりも上回っている、ってことを証明してくれた。




世界トップクラスと言える日本野球に比べ、日本サッカーは・・・
とか言うつもりは全く無い(そもそも野球は世界で言えばメジャースポーツじゃないし)
んだけど、こういうサッカーで言う「マリーシア」だったり
積み重ねたノウハウや技術の差っていうのは
「野球をやっている日本人」の方に一日の長がある、
と思ったりする。





ところで韓国とは2勝2敗になった。
決勝でまた対戦するかもしれないかと思うと、かなりうんざりするが。
でもね。
4戦合計得点は21-9、ヒット数で42-18。
色々旗立てたり、負け惜しみ言ったりしているみたいだけど
なにをやいわんか。



これでもう十分でしょ? 

He is my hero

2008年10月02日 00:51

20081001-00000044-jijp-spo-view-000.jpg


職場の簡易送別会終わりで帰り、TVを付けたら清原の引退セレモニーが。



巨人へ移籍した頃から「番長」的なイメージが強くなった清原だったけれど、
彼の純粋な言葉での引退挨拶を聞いていたら、
東尾や石毛など、曲者揃いでめっぽう強かった頃の西武ライオンズに入団し、
当時の西武では恒例だった、春キャンプ朝の挨拶の時にテレ笑いを浮かべながら、
一生懸命声を張りあげて自己紹介していた彼の純朴な姿を思い出した。



野球に夢中になった頃、彼は僕のヒーローだった。
彼が岸和田の中学時代、一日20キロ走っているとプロデビュー後の自伝で知り、
さすがに20キロはキツイかったので、それに習って15キロ走っていた中学時代。
打ち方も真似たし、新人王のシーズン最終戦、38度の熱があったけれど西武球場へ駆けつけ
劇的な彼のサヨナラヒットを見て感動しながらも、体力は限界でおんぶされて帰ったのを
今でも鮮明に思い出す(ロッテ時代の落合博満の最後のホームランもあの時観れたんだよな)。




そんな僕の青春のヒーローであった清原が、ついに苦悩の末引退した。




僕にとってはそんな思い入れのあった選手の、大事な大事な節目の日だったことは、
昨日のニュースで知っていたのだけれども。

大人になって、色んな付き合いがあって、
結局はそんな大事な出来事をスポーツニュースで知ることになったわけで。




なんだか、気が付くとあっという間に時代は過ぎていくなんだなあ。




そんなことを思い知らされた瞬間だった。

おめでとう、と素直に言えない。

2006年10月27日 09:33

高校ぐらいまで熱狂的?なドラキチでした私。
今の中日には全く興味が無いのですが、首位打者田尾、巧打の捕手中尾、盗塁王平野、4番大島、2000本安打谷沢、最強外人モッカ、最速男小松、 セーブ王牛島etc・・・がいた頃(その平野がハムでコーチをやっているのに驚いた)、第一次星野政権(この頃は・・・仁村弟かなあ。。。シブっ!でも、高校野球時代に打ち方マネしてたなあ)の頃は本当に好きだったなぁ。


というのは関係無く。
非常に素直になれなくて恐縮なのだが、
いわゆるいつからそんな名称がついたのか?「北の大地の誇り」らしい北海道日本ハムファイターズのファン、と言われている方々、大変おめでとうございました。新庄もヒルマンも小笠原もいなくなる(かもしれない)来年以降も、負けようが何しようがしっかりと応援して下さいね?


一夜明けて朝の番組をみていたら、やっぱり素直に祝福する気になってきたのだけれど、それでもなんか釈然としない部分もあって。
コンサにしても「たかが10年」なのかもしれないけれども、共に苦労を重ねて、今も苦労しっぱなしだけれどもいい時も悪い時も共に味わっているからこそ、「俺達の、街の誇り・・・」とか恥じらいも無く歌えるわけで。
移転してからの3年を否定する気はサラサラ無いけれども、それで「誇り」とか、「祈願の優勝」とか言われちゃうのだけは、どうしても素直に受け止められないのだった(東京時代からのファンの方は、全く違う捕らえ方をされてると思うし)。


ただ、新庄という希代のスーパースター(エンターテイナー)と、それに嫉妬せず乗っかった選手達の団結力、そしてヒルマン監督の包容力とに関しては素直に素晴らしい!と思ってきました。
結果新庄とチームの願うとおり、引退宣言で「新庄の花道」を優勝で飾り、ドームをシーズン通して一杯にするという漫画のようなストーリーを実現しちゃったわけだから。
ただ、コンサに関して「華」はいらないし(これって強がりかな?)、目指す方向も方法論も違うわけで、羨ましいとかそういう感情は無い・・・
なら、素直におめでとうでいいじゃん!
と、自分でも思うんだけどね・・・


といいつつ、毎日ヨメから「今日は勝ったよ!」「ヤッター、優勝だ!」などと仕事中にメールが来るのに対し、「良かったね、応援してたよ~」なんて、抵抗もせず腑抜けな返信をしていながらこんなエントリーを残しているのはかなり最低かも。


恐れ入りました。祝、WBC優勝

2006年03月22日 01:28

今日は試合開始から全部観ました。


今日何年振りかに野球の試合を一試合通しで観て思ったこと。
私はやっぱり野球が好きなんだなあ、ってこと。
だって、10年以上プレーしていたんだし、遠く及ばないものの、常に彼らプロ野球選手を意識していたわけだから。


結果スコアは10-5。しかし、本当に紙一重の内容だった。
初回の4点はハンデとして与えてもらったもの、と考えるべき得点で、正直相変わらず乱調の松坂で抑えられるのか?とヒヤヒヤだった。
でも、松坂お得意の「悪いなりに辻褄を合わせるピッチング」で4回まで投げきり、ピッチングスタイルが好対照の渡辺俊介に繋げたのは、王監督の計算通りだったと思う。
ただ、ここで狂ったのは思ったよりキューバがこの「変態投球」に慣れるのが早かったこと。さすが、一発勝負であり、データが少ない国際大会で勝つ術をしっているチーム。
そして、ショート川崎のエラー、自らの一塁ベースカバーでの落球と究極のプレッシャーの中戦っている選手の緊張が最高潮になっている中で、王監督もそのプレッシャーの影響を受けたのか、判断ミスをしてしまう。


8回裏。ボテボテのセカンド内野安打でノーアウトのランナーを出してしまう。ここで渡辺に変え左の藤田を送り込んだ。
キューバは4番ボレロ、5番セペダを迎える。ボレロは左、セペダは両打。この場面、ノーアウト1塁。得点差3点。どう考えてもゲッツーを欲しい場面。6回に川崎のエラーから2点を失った渡辺だが、ヒットはいずれもゴロだった。そして、6回も最後は併殺打で締めている。
7回も又川崎のエラーでノーアウトのランナーを出しているが、ここも併殺で締めている。8回の先頭打者もボテボテのゴロだった。
ゲッツーがどうしても欲しいなら、彼に昨年散々苦汁を飲まされている王監督であれば、この4番打者まで渡辺で行くべきだ、と中継を見ながら首を傾げていた。
結果、藤田はボレロをレフトフライに抑えるも、5番のセペダに右打席に立たれ、スライダーを見事に引っ張られレフトへ2ランを許してしまった。6-5、一点差。


この時点では、正直終わったと思った。
キューバ5番手の横手投げ左腕のアディエル・パルマはスライダーの切れも良く6・7・8回と3者凡退。日本の攻撃が非常に淡白になってしまっており、知らず知らずにキューバペースにさせられていたのだった。このまま飲み込まれるのか、と思った9回表の日本の攻撃。


金城は送球エラーで出塁。バント失敗でまたムードが下がってしまった・・・と思った次の西岡。見事なプッシュバントで1・2塁。こういった日本人らしいプレーは、勢いがつく。絶妙の判断だった。
そしてイチロー。福留。言うことはもう無いです。


色々問題のあったこの大会だが、さまざまな逆風の中、強いプレッシャーの中で最高の結果を残せたことは手放しで評価したい。選手、監督は良く頑張った。イチローの悔しがる姿、そして子供のようにはしゃぐ姿を見るだけでその程を想像できてしまう。
それだけに、試合に臨ませる運営サイドが3年後に向けて全力で調整を行って、是非ともディフェンディングチャンピオンとして、「真」の最高メンバーを組んで参加して欲しいものである。


TV解説だった野村謙次郎は、自らもアマとして世界大会に参加していた選手。実況のアホが気の緩んだコメントをする度に「キューバはスキを見せたところを一気にかさにかけて攻めて来るんですよ。まだ全然分かりませんよ」と何度も何度も引き締めていたが、正にその通り。こういう経験者の経験というものを、今後もっと増えていくだろう野球の国際大会で生かしていく術を身に付けて行くべきだ。
なにせ、サッカーと違い、日本の野球の歴史は世界が羨む程に古いのだから。

箕郷梅林の梅祭、その後WBC

2006年03月19日 18:49

PA0_0017.jpg



風が強かった。まだ満開になっているのは一部のみ。来週は一面咲くだろうとのことで、ちょっと残念。
駐車場で先着でパンジーを配っていた。2鉢貰う。駐車場代300円なので、まあ妥当かな。
会場は二つあり、出店が並んでいる方はそれなりの盛り上がり。カラオケ大会をやってた。ビニールハウスがありその中でお弁当を食べ、散歩。風が強くなければ、ポカポカ暖かいいい日なのにな。


1時頃帰路に。その車中で祈るようにラジオを着けると3回で日本0-0韓国。


上原は国際大会向きだ。あの闘志剥き出しのピッチングは絶対に勢いをつける。日本の選手はそういう意味ではおとなし過ぎる。ストレートをビシビシ投げ込んできたのは、韓国の選手からすれば意外だったのではないだろうか?
4回、イ・ジョンボム、イ・スンヨプといい当たりが続いたところを多村、イチローのファインプレー2連発で凌いだあたりから、今日は日本ペースだと思えた。
7回は多村のバント失敗で少々ウンザリしたところだったが、不調福留をこの大一番で代打に送った王さんの采配にビックリ、そしてアッパレ。そしてビッグイニングになった。その後の上原、薮田、大塚のリレーも見事。多村のHRもクリーンナップ初弾となり、トドメをさしてゲームセット。


この得点差を実力差とは決して思わない。韓国は強かった。
メジャー選手を揃え、早期にキャンプを張ってトレーニングもし、ニンジンもしっかりぶら下げて、この試合まで無敗、日本に2勝をしてきた。


さて日本はどうだったか。
運営、アメリカの強権発動への懐疑心から全体的におよび腰。
松井、井口、城島等を召集できず。
「ベストでない」「大会運営自体に疑問」というエクスキューズをオリンピック同様今回も用意して(これは勿論王監督がではない。コミッショナーを含めた関係者全員だ)「万が一負けても、言い訳がつく」状態でナショナリズムを賭けた試合に望む。
正直、私も万が一負けたら「これが言い訳になるな」と思っていた。
これは、健全ではない。
もう、辞めようではないか、こんな茶番は。


日本の選手はアジア予選、リーグ戦とも韓国に負けたが、まだどこか試合に臨むその姿にスマートさがあった。
圧倒的に勝ってやろうとか、汚いプレーは止めようとか、闘志を前面に出すとか。そしてメンバー構成も含めた試合に臨む準備の面でも、「絶対に勝つ」為には明らかに足りない状態で臨んだ。
今日の試合でようやく、リーグ戦の際に感じられた悲壮感というよりは、執念。3試合目にして、ああ。
勝ったからいうのではなく、韓国と同じ気迫でやれば実力は絶対に韓国より上。でも、本気でやって負けるのが怖い日本の選手は自分のアイデンティティを賭ける、本気の戦いの場でにおいては圧倒的に「弱い」のだ。
それが連敗した要因であるのは間違いない。
今日の大勝は、松中(正直一番気持ちはあるのだが、チャンスでは空回りする選手だ。もったいない)のツーベース後の「ベースを叩く」戦闘表現から生まれたものだ。


あと、中立国ながら圧倒的な「テーハミング」コール。
どうやら韓国移民の多い地域だったらしいが、この辺もナショナリズムの強い(特に日本に対して)韓国ならでは。
まあ、その前2敗はしたものの決勝トーナメントで勝った訳で、否応なしにも、その前の負けは完全にチャラどころか、今日の得点差からも「圧勝」のイメージを植えつけられたわけで、イチローの「向こう30年日本に勝てないと思わせる戦いをしたい」というインタビューを、「向こう30年日本には勝てない」と事実を曲げて流し、並みの「曲解報道」で「愛国心」を煽り、またまた嫌日感情をいいように煽って応援と政治に上手く利用しようとした彼らに対して、暫くの間優越感を味わえるなあww
嫌日、嫌韓の感情は結構だと思う。嫌うならお互いとことん嫌えばいい。それが自らの良い意味での成長の糧となるならば。


まあ、ありきたりのその他この大会への疑問点についての講釈は別途垂れさせて頂きますが、次は最強のキューバ。個人的には渡辺がキューバ打線に唯一対抗できる先発の戦力だと考えている。







野球のことを書きます。

2005年07月25日 23:02

けっ、サッカーなんて一過性のブームだよ。
世界でどうかわからないけれど、日本では圧倒的なプロスポーツとしての歴史が野球にはあるんだよ。

あんな、点の入らない、しかも点を取って下品に踊るし(カズのこと)、ロンゲの(高校まで坊主だったヒガミ)奴らのスポーツなんて誰が観るか!

それに「プ~」って応援なんだよ!?応援っつったらメガホン持ってガンガンやるほうが楽しいじゃん。そもそも・・・

世間がJリーグのチケットをいかにして取るか、とワイワイ盛り上がっていた頃。
私は誰にもそういって憚らない人間でした。
ドーハの悲劇の直前までそのように言って、「負ければいい。ザマ-ミロだ」
とまるで非国民ななりをし、毒を吐いておりました。


それから13年。


野球、というより日本のプロ野球にさほど興味を無くして、恐らくまともにテレビで中継をみたのは数年に一度、日本シリーズを年に1試合位はみるだろうか。


それでも一昨年。友人にチケットを貰い9月の阪神優勝決定後の阪神×巨人(ドーム)を観に行った。
「ああ、生で観るとやっぱり面白いな。これからは少しはみるか」
とその場では思ったものの、1試合を切り取ってみるのと、テレビで継続してみるのは違う。やっぱり見ることは無かったな。

メジャーリーグの試合はよく観ます。
でも、やっぱり観るのは日本人のいるチームだったり、ランディジョンソンの反則のようなピッチング(今年は鬼のようなインコースへのクロスファイアーとか、やっぱり反則的なスライダーが見られない。心配だ)とかウェイクフィールドの漫画のような(ストッパー毒島の「ウェイク国吉」を思い出すなあ、逆か)ピッチング等、特別なものが観れそうな時のみ。


もともとリトルリーグ、いや地域での少年野球時代から夏の甲子園予選敗退まで、野球一筋10年、それこそ10年間1日も野球から離れることなく
生活してきた私なのに、何故このように野球から離れた生活をしているのだろうか。


野球を続けなかった理由;
「プロに行けない、と判ったから」(本気で高1くらいまであと一歩位のポジションに自分はいる、と思っていた)

草野球をしなかった理由;
「軟式なんて、ちょこざいなヤワいボールで野球なんて言えるか(あんたも中学でやってたろ、と今なら言いたい)!」
「体でボールを止めた時のあの痛みがタマラナイのであって、軟球では満足できないの」(いやん)


ということで軟弱なテニスサークルに入り(と思ったらある意味体育会以上のサークルだった)、以後、会社の野球部で一度だけプレーをするに留まっている。


まあ、プレーをしないのはいいとして、「週間ベースボール」を年間購読するほど読みあさり、月刊ドラゴンズやら、故山際淳司をはじめとした野球ノンフィクションにはまり(まあ、これは今でも好き。)、選手の個人データーで飯が食えるほどだった自分が、何故野球中継すら避けてみるようになっているのか。


それは、私が「プロ野球」という「箱庭」の外を覗いて、そのまま帰らぬ人となってしまったから。
そしてもちろん、今多くの人も同じくそうだろう。



ここからマジメ。

我思う。
プロ野球は選手、球団、管理団体、そしてなにより、僕らファンがもっとも、この改革無きマンネリを、「伝統」と履き違えて褒め称えてきたのではないか。

球団は、勝つ努力は監督、選手任せる。運営費はおねだりすればいい。
管理団体(日本プロ野球機構)は、球団、選手の努力を期待する。
現場の選手、マネージャーは私達に感動を与えつづけた。そして来る僕らファンの為に地道な努力を続けてパフォーマンスを続ける。
一方では、選手は一般の労働者からみれば馬鹿げた「労使交渉」を行い、見合わない年棒の吊り上げを行った結果、高嶺の花となった彼らが所属するプロ野球は「国内最高のスポーツ」の評価を結果的により高めた。
しかし、それに見合って試合の質は特に変わらなかった。
それでもファンは、そんな僕らの憧れの選手たちが踊る場所、毎日連ドラのようにテレビで垂れ流しされるプロ野球を、一方的に浪費していった。(←ここ重要)


人間、いつかは飽きるわな。
ちょっと僕らファンがよそ見をし出した頃。
95年、野茂がメジャーに行った。
まず、プロ野球ファンは「世界」を意識したことがなかった。
「メジャー」っていう、大男達がやっている「ベースボール」。
ああ、こういう世界もあるんだな。あの野茂がようやく通用する世界なんだな。

そのちょっと前の出来事。93年、アメリカWカップ予選、ドーハの悲劇。大会に出られなかっただけで、これだけ打ちひしがれるなんて。

その又ちょっと前、90年、鈴木阿久里が日本人初のF1表彰台に立った。感動したけど、トップであるセナプロと互角に争える日は来るんだろうか。

ああ、日本のスポーツってまだまだなんだなと思い出した頃。
日本はバブルの頃、「ジャパンイズナンバーワン」だったわけで、これは大きな反動だった。
この頃から、日本にも色んなプロスポーツ、そして様々なスポーツが出来る環境が整えられていく。


一番野球を支えていた子供を中心とした層を中心に、競技人口に陰りが出てくる中、世論は危機感をあおりながらも相変わらず、毎年たった6チームが競う「ペナントレース」というマンネリを続けていた。

そして、オリンピックの野球にプロ選手が出るようになって、そのマンネリに対する違和感は決定的になった。



そして、プロスポーツを支えるのはファンであるが、結果的に皆が想像しているよりも、チームの屋台骨となってくれる「コアなファン」の数は異常に少なかったことを、「危機的状況」だと認識したのが最近だと思う。


たとえ多数でなくても、毎試合、球場に足を運ぶ、行けなくても、なんらかのサポート活動をする。
ましてや、愛するチームのやり方に納得が行かず、フロントに抗議するなんてファンがどれだけいるかが球団にとっては大事。

プロ野球を支えていたファンというのは、非常に乱暴な言葉になるが、
巨人戦を眺めながら、メジャーなプロスポーツとして選択肢が少ない時代にあり、なんとなく好んでいた、という人が多かったのでは、と思う。


僕もその一人だったのかもしれない。
中日は大好きだった。でも、気づくとヤクルトファンになっていたし、別に西武だって好きだし、あんまり結果が気にならなかったり。

こんな人がほとんどでしょう。

特定のチームを徹底的に応援する、そのチームが心底好きなファンが、各チームに圧倒的に足りない。
球団のそういう仕向け、演出が足りなかったのが大きな要因。それにそれぞれ地元のチームと主張するが、ロッテ、旧西武、旧南海にしても、拠点が動くなんていうありえない自体も起こり、混乱を来たす、
結局は親会社のクラブチームであるという潜在的な要因。

コアなファンが少なかったことが結果として
「ファンの多くが、自らが能動的に活動する文化」というものが、
これだけの歴史を持ちながらも未だ確立に至っていないことに現れている、と感じています。


これを確信したのは去年の近鉄オリックスの合併問題。
球場は閑古鳥が鳴きながらも、愛すべきキャラクターの選手も多く、数少ない「遺伝子」を感じることのできるチームカラー。
地元に愛された球団であったはず。相当にファンによる大きな反対運動があるのでは、とおもいつつ、実際には一部で、それも選手会が動き、いよいよ予断が許さなくなってきた8月頃からだったと記憶している。
それでも、各誌やインタビューでは「寂しい」「残って欲しい」という声が圧倒的。でも、あのJリーグの冬の時代に起こった「フリューゲルスの消滅」のときに起こったような、ファンからの強烈とも言える「自己主張」はまるで無かった。残念だった。


僕は、海外サッカー、Jリーグへと流れた「裏切り者」で、最近ではサッカーを尊重する。
Jリーグには何年かけようが追いつかない歴史を持つプロ野球にまだまだ及ばないし、問題点も山積みである。

サッカーとプロ野球を並べたって、どちらも言ってみればしょせん「箱庭」。
毎年同じようにリーグ戦が行われ、代わり映えのしない試合だと捉えられる側面もある。
しかし、サッカーはよりファンが「能動的」に試合に関与しつつ、且つチームにまつわる全てを題材に自分達で楽しむ術を持っているような気がする。


圧倒的にまだまだファンの数はプロ野球先行。
サッカーなんて地上波で中継すらない。
でも、暴言を敢えて覚悟で言えば、コアなファンの差で言えば、ほぼ互角に近くなってきているんではないだろうか。



野球は、プレーするスポーツとして、これ以上面白いものは無い、と今でも思っています。
高校野球も、メジャーもよく観るし。
そしてかつて愛したプロ野球というスポーツが、もっと盛り上がって欲しいと思っています。

まあ記載した内容に、阪神、ダイエー、広島、今のロッテに関しては当てはまらない点もあるかな、という気がしています。
特に阪神は。




最近の記事