ヒョードル×ミルコ

2005年08月31日 00:45

ゴールデンで、初めてPRIDEを、ミルコの、ヒョードルの試合を観た人にも伝わっただろうか。


結果は知っていながら、1st Roundの序盤の攻防で「ああ、この試合は今年のベストバウトだな」と確信するほど興奮した。


意外と思ったのが、ミルコが培ってきたこの試合への「執念」よりも、ヒョードルが見せた「執念」の方が、はっきり伝わってきたこと。


ヒョードルはいわば「守る」立場。
ミルコは言われている不運、不遇を糧にして、この日を迎えた気持ちの高ぶりは、どうやっても「守る」立場のヒョードルよりも、強く表現される筈、と思っていた。


明らかに前へプレッシャーをかけるスタンディングでのヒョードルに対し、気持ちは引けてないものの、自分の間合いが保てないミルコ。
キックが出せない。リズムが掴めない。


意外すぎる展開。
ヒョードルが見せていたのは、チャンピオンが力を見せる闘い方だったり、総合での経験の差、守るものの強さとか、そんなものでは無かったと思う。



ヒョードルが見せたのは、目の前の相手に勝つ、という執念。それだけだった気がする。
それが、ミルコのみせた10年に及ぶ執念もまるで適わなかった・・・



聞けば、ヒョードルは右拳を痛めてこの試合に臨んでいる。それでも容赦の無い右の鉄拳を振り下ろす。なんの躊躇も無く放つその姿には、何かを守ろうとする気持の欠片も見当たらなかった。


ミルコはカウンター気味にパンチを当てては前に出るものの、どうしてもヒョードルに押し返されては、グラウンドに持ち込まれる。
ただ、ミルコは本来の力が出せなかったのでは無いのが分かったのが、グラウンドで冷静にヒョードルのパウンドを切っていたところ。
ノゲイラですら苦しんだヒョードルのパウンドを打たせない、もしくはまるでスタンディングのように避けていたのは、事前準備の賜物だろう。



ミルコは自分の持ち味は出せなかったが、本来の力が出せなかった分けではない。
恐るべきヒョードルの実力と執念の両方で負けたのだ。
ただ、その差は試合結果程大きいものではなかったと思う。


素晴らしきチャンピオン、ヒョードル。
Good LOSERであったミルコ。


そして、ミルコには新しいドラマが始まった。
辛くて困難な道だけれども、彼にはそれを乗り越えて悲願のチャンピオンに納まる姿が相応しいのかもしれない。
本当に辛い道だけれども、そんな試練を与えているのは神か、亡き父なのか、もっと彼を強くしていくだろう。
そして、チャンピオンになるべくしてなって欲しい。



その時が来たら、今度は会場でその歓喜の瞬間を一緒に迎えたい。
絶対にその時が来ることを信じている。


号泣するだろうな・・・




シウバは残念だった。
こちらはチャンプ故の慎重さが仇になったか。アローナの異様な打撃の間合いに、ポイントで負けているのが確実であったにも関わらず、そこから前回のジャクソン戦のように、吹っ切れたような打撃戦に行くリスクが取れなかったものだろうか。


しかし、同門のショーグンが勝ったことを自分のことのように喜ぶ姿から、よっぽどアローナが嫌いだってことが分かったな(笑)。
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一人暮らし

2005年08月29日 23:58

ヨメが週末に札幌の実家に帰省。
おかげで、独身時代のような生活になっている。
しかし、なんか違和感。つい2ヶ月前までこんな生活を8年続けていたのに・・・
今更ながらこれこそが結婚した、という実感なのだろうか???


土曜は高校の友人達と多摩センター(これも大学時代のようで懐かしい、しかも「庄や」(笑))で飲む。
6時半集合で日本酒を枡酒で煽ったせいで、12時ごろ店で就寝・・・
気づいたら2時、タクシーで帰宅。
そう言えばレッズサポの親友に「東京の降格の可能性」を散々追求されたなあ。やかましい、と一蹴しておいたがその頃、ボロボロの磐田に引き分けていた事実を知る。


ようやく先程ビデオで見返したが、個人的には楽しめた試合だった。
今野とノリオの左SBの可能性、上がり目の時の梶山の実力(4-5-1のボランチではやっぱりきついな)、まずまずキレていた石川・栗沢のプレーに期待感があった。洋平は相変わらずスーパーセーブはないけれども、守備範囲では冷静なプレーで東京の枠内シュートを切っていた(俺達のヨシカツじゃなかったのが東京の運の無さか)。


しかし、置かれた境遇は楽しんでいる場合じゃないか。
ササをどう使うか、ということで悩んでいるくらいなら、いっそのこと無理して使わなくてもと、個人的には思うのだが。
それ位まずい状況ではある。


リーガが開幕。
ボナーノは悪魔に血を売って引き換えに得た力なのか(笑)バルサ時代には考えられない程の集中力を見せて好セーブ連発、バルサは引き分けを余儀なくされた。
ロナウジーニョのコンディション不足なのか、連携不足なのか、どうも彼のミスパスが多く、前線でボールが落ち着かないシーンが目立った。
お陰で去年みられたような、ロナウジーニョのところにボールが入ってからの、攻撃の加速感がどうも弱い。
終盤は圧倒的にバルサが攻めつつも、このままドローだなというのがミエミエの展開に。
思い切ってファン・ボメルでも出してくれれば良かったのになあ。



昨日は夕方から、スポーツバーでPRIDEを観ている友からメールで実況中継(笑)。
諸事情よりスカパーでの観戦が出来なかったおかげで、久々に生で観れない、モンモンとした3時間ばかりを過ごす。
ミルコ、残念だったな。でもヒョードルは王者としてちゃんとミルコの期待に応えたとも言える。前回ヒョードルの怪我で試合を延期されたミルコとしては、ちゃんと強いヒョードルと今回出来たことで納得できただろう。
シウバ負け。あー、こりゃ明日地上派で観なきゃコメントしにくいなあ・・・



そんな週末だった。

大きな声では言えないが、独身時代に戻ったかのような、ある意味充実したインプットがあったなあ。たまにはこういう時間も欲しいな。
そして今もレアル×カディスを観ているし・・・

水戸戦

2005年08月27日 10:09

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水戸のオフィシャル・マッチデー・プログラムより


成る程、昨日和波だと思っていた左MFは、実は水戸から送り込まれた「寺田」っつう刺客だったのか?


それであれば、終始引き気味でちっともサイドを駆け上がらなかったというのも十分理解できる。
しかしボヨヨンクロスは本人そのものだったということは、相当ウチも研究されてるということであろうか。



「岩間町の日」ということで、岩間町長さまのありがたーいご挨拶も頂戴致しまして、締めの肝心なところで「水戸ホーリーホック」と言ってしまい、会場総苦笑いというグダグダな感じで始められてしまって、試合自体もグダグダ感一杯で終始進められて行きました。


札幌としましては、何の見所も無く終了。
正直、なんのコメントも湧きません。


ダメダメな試合なら去年散々見せられました。
その度に「こういう試合やって悔しくないのかよ」と心でつぶやきながらも、この悔しさが次に繋がる、と信じて観て来ました。
でも、昨日の試合はそれすら無かった。


試合後、先輩と近くの居酒屋へ。
こういう日は自棄酒煽って愚痴るのが常ですが、お互い車でしたので飲めなかったのも一因とはいえ、試合の感想はほとんど無いまま帰りました。こんなことは初めてです。


誤解が無いように言うと、確かに個々の選手では頑張っている姿も普通に見えました。
誤解を承知で言うなら、チームが「今の順位」を守りに行っているようなサッカー。
俺達はそんなチームじゃねえだろ?


まあ、気持ちが入らないので、何を書いても私の文章力ではこの試合のグダグダ感は伝わりそうもありません。
唯一試合中の感想を入れるなら、試合が完全に水戸ペースで進められているにも関わらず、クサビが入らない前線に中山を入れたのが時遅し水戸の先制後。交代枠も一つ残したまま。終了間際なのにパワープレーにも入らず廻してパスミス・・・


上里離脱後の大事な試合、それによりチャンスが与えられた選手もいたはず。残念な気持ちと、野次りが原因とはいえキレた池内の姿に後味を残しながら、深夜2時にとぼとぼと帰宅しました。

今日、水戸戦

2005年08月26日 07:59

マーワー君の妨害行為による、「2試合連続リーグ戦順延」という恐らくJリーグ初の珍事という、他チームからみたら
「あれ、札幌さん罰ゲームですか?色々ありましたもんね~」
とか勘違いされそうな自体はなんとか避けられそうです。

これで、「何も」なければ今日は水戸までのんびりドライブできそうです・・・
と、思いながら他様のブログ拝見していたところ・・・


「上里全治6ヶ月、今期絶望」!!!!!!!!!!!!!!!!


どこにソースあんの???


言葉が無い・・・

えええええええええええっ・・・・・・・・・・

週末のガンダムと、駒沢苫小牧を思う

2005年08月25日 00:31

色々問題発生、今日まで日記が書けなくて。


少々前のこと。巷では、金曜日から土曜朝にかけてガンダムフィーバーでした。(BS-2にて初代ガンダム映画3部作一挙放送)
私もしっかりDVDに録画。ビデオテープはもはや画像が乱れてきていたところだったので、まさに天からの恵み者。久しぶりにNHKを誉めてあげたい!!



個人的に好きなのはジャブロー。
ああいう秘密基地的なものには子供の頃からの憧れなのでしょうか。
そして戦士達に与えられた一筋の静寂の時間にほっとする。
そこから一気に加速して、7年戦争が終焉に向かっていく戦いの激しさとのコントラストも又劇的。


他にも、部分的に好きなシーンとして。
自分の定まらない気分故、また見合わない処遇への不満から部屋に篭るアムロに対し、ブライト・ノアが2発平手打ちをかます。
「2度もブったな・・・親にだってぶたれたこと無いのに!!」
「殴られもせずに大人になったヤツがどこにいるものか!!(中略)お前ほどの才能のあるヤツなら、シャアさえも超えられると思っていたんだがな!!」
このブライトの「シャア」という一言でハッと気づいて、自分のモヤモヤしていた気持ちにケリをつけ忘れていた悔しさを思い出して、「僕は男なんだな」って気づくシーン。
若くして自分の本意でなく艦長となったブライト。感情的に取った行為かもしれないけれども、ホワイトベースに乗る全員を守る為の大胆な且つ計算ある行動、彼のマネージャーとしての成長も伺わせるシーンだったと思います。


駒沢苫小牧の2年連続夏の甲子園制覇については、イロイロ書きたかったんですが。


今回はほとんどTV観戦もできず、優勝の瞬間は車の中でエンジンを切ってヨメと正座しながらラジオで聞いていました。
白河の関を優勝旗が越えることのなかった昨年夏まで、北国の野球部員にとって甲子園での優勝など現実的な夢では無かったのかもしれない。それが彼らの偉業で現実的なものとなり、且つこの連覇によって、皆が持っていたかもしれない精神的な壁すら取り去ることができたのではないか、と思っていた矢先。



学校側と部員の親の見解が異なっているようですし、正確な情報が無い中、断定的なコメントすることは決して出来ません。
現実的なポイントの一つとしては、明徳義塾の例があったにもかかわらず、高野連への報告が事前に無かったことだとは思います。
しかし、問題となっている「暴力」とされていることの事実関係については、正直本当のところを明らかにすることは、当事者同士の感じ方の問題なので不可能だと思います。




私自身としては、小学校から高校まで、リトル・野球部と続けている中、又学校教育の現場で指導者から体罰を受けることは幾度となくありましたし、されるということは「自分が悪いことをして言い訳が出来ない」状況だったり、「チームに迷惑をかけた」という気持ちから甘んじて受け入れることしか出来なかったし、それを親に言ったとしても「そりゃアンタが悪いからだろ」と一蹴されると思っていたんで、親に言うこともありませんでした。
確かに理不尽だと思うことも時にはありましたが・・・
だからって悔しさが無いわけではなくて、「あいつをいつか見返してやる」「絶対に同じミスはしない」とか怒りを転化させていたと思います。
正直、このニュースを聞いて最初にヨメと語った話しは「先生にぶたれたくらいで何?」って話していた。
(正直、甲子園滞在中も「スリッパでぶたれた」っていうのはなあ・・・)



27歳の若い野球部長が何を持って、何を感じて、その一生徒が「暴力」と表現してしまうものを与えてしまったのか、私達の知るところに明らかになることは無いと思いますが、私は決して動機が「暴力」だったのではなく、「指導」であったのだと、信じたい気分。
もしかしたら、指導者の彼にはブライトがアムロに対して投げかけた、「シャア」というようなキーワードが足りなかったが為に生徒の中で「暴力」として留まってしまったのかもしれない・・・



そして、それは受ける人間が受ければ、先日ジャンクスポーツでバレーボール全日本のセッター竹下が、「体育館の端から端まで殴られましたねー」ってネタにすらなる「厳しさを耐え抜いて今がある自分にとっての、ひとつのエピソード」が、それを聞いている視聴者も「ひどいねー」といいながら誰も問題視しないような出来事が、努力に努力を積み重ねて気づき上げた偉業に、自ら泣きながら泥の壁を築いてフタをするようなことになってしまう今の世代がひたすら悲しい。




決してなんでもかんでも手を上げて指導することはいいことだとは思わない。人間なんだし、言葉で言えばいい。
ただ、若い年代ゆえ、時には効果がある方法として認められないものだろうか?
確かに「指導者」と言われる学校の先生を含めた大人の世代にも、世間の信頼を得られないような様々な事件を起す個人がいたりしていることも、こういった問題を強く問題視せざるを得ない事情もあるだろう。
しかし、仮に「指導」だと思ってやった行為を、すべからく皆から「暴力」という無残な表現をされてマスコミに取上げられてしまう世の中になってしまったら、日本という国は一体どこに向かっていってしまうのだろう、という不安もこみ上げてくるのでした。

サンボマスター

2005年08月19日 23:16

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サンボマスター
「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」
<>

これは間違い(笑)


今更だけども、売れているなあ。
私も「新しい日本語ロックの道と光」出た頃に初めてフジの深夜観ていた「エルビス」で知ったくらいなので、
ミニアルバムの頃から知っている人からすればミーハー組ではあるが、
何時の間にかオリコン10位になっているわけですよ! サッ!(「サッ!」ってよく言わない?)

密かにyo-kingなんかのバックバンドでやっているのをほくそ笑みつつ、
いつもの如く「(一般的にロックを聴かない人に対して)俺だけが知っているバンドなんだぜ~」と思ってずっと注目してましたがまさかタイアップがこれほど成功するとは。

「新しい~」を初めて聞いて、ここ数年若干音楽を聴くことに冷めていた自分の感覚に衝撃が走って、
捨て曲無し!のこのアルバムを針が擦り切れる程、もといCDを読み取るムツカシイ機械が壊れる程?
聴きました。

そんで、「サンボマスターは君に語りかける」を聴いて
「えー、こいつら成長してるよ、しっかりと!」と衝撃。
正直「新しい~」のある意味「いってこい!」的な楽曲とアレンジが気に入ってたんだけれども、
より洗練された感じのこのアルバムはより彼らのスタイルにしっくり来たことにびっくりしていました。
(まあ、何曲かはシングル曲として既に世に出ていたのですが。)
その流れからいって、今回のシングルは順当な作品だし、十分一般の音楽ファンにうったえるメロディとインパクトが
あるから、マーケティングさえ出来れば売れるのは間違いなかっただろう。
まず、タイトルにインパクトがあるし。


余談ですが、僕は「サンボ~」の前半のシングル中心の4曲は、シングル単体で聴くよりも連続で聴くことでより生きてくるような気がしている。そしてこの4曲を聴いている間中、何故だか涙腺が緩む。
僕は絶対的に歌詞よりもメロディ派なので、歌詞のことこまかを覚えていないんですけれども、サンボの歌詞の内容は若さゆえ、傷つき傷つけながら、時には一人で、又時には寄り添って乗り越えてたりそれでも挫折したり、っていう感じの曲が多くって、それに合ったメロディのおかげで「青春」を強く感じてしまうから、なにかそういう若かった時の「不条理」だとか「やるせなさ」とか「せつなさ」とかを喚起されるのだろう。


そして山口君が歌う歌詞からは、「言葉」だけで伝えることの無力さについてよく語られている。
且つ「言葉に出来ないからギターを弾くわけですよ!!!」って言いながら、楽曲としてもなにか人を動かす「メッセージ」を伝える為にはまだ物足りない、と感じているような印象がある。


それが、ジレンマとなって、彼らのステージパフォーマンスだったり、アティテュードだったり、彼らのバンドとしての全てに現れているんじゃないか、そして、どんどんいい楽曲を作るモチベーションになっているんじゃないか、と思う。
まあ決してカッコいいことはしていないし、「ブサンボマスター」やられちゃってるし、一見、パチスロ好きのフリーターのお兄ちゃん達以外の何者でもないけどね。
ほんと、カッコいいなあ。


彼らのことだから、売れて変に変わったり、何かに迎合することはないだろう。
ただ、今くらいのマイナーっぽさをキープしつつ、彼らの楽曲を聴きつづけたいなあ、
といつも好きになったバンドに対して勝手に願ってしまうのだが、
ミュージシャンとして成長を遂げようとしている彼らにとって、そういう願いは迷惑な話なんだろう。



群馬で、ライブやらないだろか。

信じて走る

2005年08月18日 00:51

2006年ドイツワールドカップ大会
アジア最終予選 グループB第6節

日本2-1イラン

得点 加地・大黒(日本) ダエイ(イラン)




CSのフジで1974年ドイツワールドカップの全試合放送をやっています。
サッカーファンとしては大変恥ずかしながら、初めて同大会の2次リーグ、クライフ率いるオランダ対ブラジルを観ました。


確かにプレスのスピード、バックパス可のルール等、今とは違う面があるのは確かですが、なんら現在のサッカーと技術的にも劣らないオランダのトータルフットボールといわれるプレーを十分楽しめました。


攻撃がかみ合わないことで、どんどんイラついていくブラジルのラフプレーから試合が荒れ始めるのですが、全員でのプレスによるオランダの華麗なボール奪取と、度重なるオフサイドトラップにあっさり引っかかるシーンをみると、イラつくのも分かります。
攻撃でもポジションチェンジを繰り返し翻弄しながら、必ずクライフを経由。そしてクライフからのスルーパスでの先制点、そして「フライングダッチマン」との愛称の元となった、左サイドを駆け上がったルートクロルのクロスに、クライフが飛び込んでボレーシュートを決めたシーンは非常に印象的でした。(右のアウトにかけて打つフリーキックも印象的だった)


そして今日のイラン戦。


何故8月の消耗する試合にも関わらず、予選突破しているにも関わらず、あきらかにプレスが効かなくなって失点したにも関わらず、後半36分まで選手交代をしない選手起用など、言及したいことは山ほどありますが、それを書くのは時間の無駄、ということで、加地の一点目について。


加地が得点した、ということでまず嬉しかった。


そして、昨日みたクライフのシーンを思い出した。
クライフはハーフウェイラインあたりから、ゴール前まで一心不乱に走りこんだ。そして飛び込んで見事なボレーで得点した。


彼は実質的には司令塔だけれども、FW。
ゴールエリアにいる意味がウィングバックの加地とは違う。
しかし、普段あまり走り回ることは無い、と言われているクライフだけれども、ここぞというポイントでは、味方と可能性を信じてあれだけのランニングも厭わない。


ジーコが代表監督になってから、3-5-2のウィングバックがあの位置で得点に絡む、というシーンははじめてなのではないだろうか。



あそこにいる、ということは自分の持ち場を離れて、ジーコの嫌うリスクを冒すということ。
ジーコの代表は、カウンターに神経質になり過ぎている。アジアカップでのトラウマがあるからか。
それでも、今日の加地は味方と自分の判断を信じて走った。一試合を通じて非常に高い位置をキープしていた。恐らく、ボランチの二人と田中マコといい連携が築けていたからだろう。
それでいて、守備面でもしっかりスペースを潰したり、ゴール前での一体一でもしっかりこなしていた。


得点シーンを、ニアの大黒が潰れたボールをごっつあんしただけ、という輩もいると思う。
でも、得点よりあそこにいたことを、且つ、自分の判断で駆け込んだことを思いっきり評価してあげたい。


そういえば、中国戦のエントリーにも書いた通り、ボランチの阿部が村井からのクロスにあわせるべく、田中達に少し遅れて右サイドを駆け上がり飛び込んでいったシーンも嬉しかった。



バランスを重視するのが唯一の戦術に近いこのチーム。フリーランニングでバランスを崩すくらいなら、バックパスをしてもう一度立て直そう、という非常にイラつかせる「擬似ポゼッションサッカー」を繰り返すことを常としてきたが、こういうプレーを各選手が自主的でも良いから、もっと多く見たい、というのが皆の希望ではないだろうか。

加地のフリーランニング、そのプレーがちゃんと報われた、という事実が何かを変えてくれればと期待してしまう今日この頃なのでした。



「信じて走る」というと「走れメロス」だな。
それにしても、加地君、モニに続く代表得点おめでとう。


前橋花火大会へ

2005年08月15日 22:24

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今日は会社を休み、前橋の花火大会へ。


朝は日大三×前橋商、前商、奇跡の粘り、及ばず。
8回の2点はファーボール・エラー・デッドボール・エラーという勿体無いものだった。この2点さえなければ、というタラレバは通用しないけど、十分逆転可能な点差だった。
残念だったけど、今年の夏に彼らが甲子園にいたことは十分、皆の記憶に残せたと思う。
駒苫は前年王者として相応しい戦いをしてここまで来ている。見事だった。


2時過ぎから敷島公園の辺りの雑貨屋、喫茶店などをブラブラ。
5時過ぎから河川敷の方へ出て行って、屋台などを散策。
それにしても、屋台はなんで、やきそば・たこ焼・チョコバナナ・わた飴・お好み焼・ジャガバター・いか焼きっきり無いんだろうか?
数はいっぱいあるのだが、バリエーションが無い。
違う種類の店、焼き鳥は一軒あって、大行列。
なにか縄張りでもあるんかね?


それはさておき花火の方。
1万5千発ということで、かなり長時間派手に上がった。
特にお気に入りだったのは「空中ナイアガラ」ってヤツで、下から突きあがる花火と、最後大量の打ち上げ花火のしだれ柳っぽい残像系の光でナイアガラというヤツ。


しかし、人間って贅沢なものであまり長時間派手な花火をみていると、目が慣れてくるし、それ程のものではあんまりびっくりしなくなる。
本当に単なる見学者として勝手なことをいうようだが、30分位でバーっとやってくれる位の感じの方がいいかもなあ。


今年はしっかり夏の定番を味わうことができた。
味スタの「ファイヤーワークスナイト」で打ち止めか、と思っていたので。あれも最高だったけどね。

札幌×仙台感想と「神」池内の得点データ

2005年08月14日 23:05

2005J2 第26節

札幌 2-1 仙台

得点 シュウェンク(仙台) 中山・池内(札幌)



録画にて。

札幌は中盤をコンパクトに保って、いいプレスがかかる時間が多くはなってきた。金子・鈴木・上里が両サイドと連携をとって、しっかりボール保持者にプレッシャーをかけ、プレッシャーを受けて乱れたボールを能動的に獲りに行く意識がしっかり目に見えるようになった。
それでも、時間帯によってはズルズル下がってしまったり、まだまだ課題もあるが、DFラインも正直、「安定」という二文字を使っても良いのではないか、という印象もある。
若い加賀はポジショニングの問題はまだまだ残すものの、武器であるその「スピード」は昨日の試合でもポジショニングや判断ミスを補うのに十分生かされている。


仙台は前回の仙スタでの圧勝の自信を持って挑んでくると思いきや、落ち着いた立ち上がり。それでも小気味いいベルディっぽい、グラウンダーのパス回しから、正確なクロスにより決して多くはないものの、チャンスを作っていく。
この日は梁が前線で左右に真ん中にと、大暴れだった。


札幌の攻撃が交代選手が入るまであまり機能しなかったのは、前線の相・デルコンビの役割がはっきりしていなかったからか。
相川は体を張ったポストも出来る様になってきたが、中山ほどの安定感はないし、もともとそういうプレーヤーではない。
デルは根っからの嗅覚重視のストライカー。ゴール前でしっかり勝負をさせた方がいい気がするのだが、移籍から数試合、そういうチャンスが彼には与えられていない気がする。


どちらかというと、二人とも裏のスペースを使ったりするボールの方が生きるのだが、意識的にか、そのようなボールも皆無。
そしてその二人に入るボールの精度の低さはまだまだ多くの改善を必要とする。これはいつものことだが、和波のクロスはどうしてプレッシャーの少ない時に悲しい程に精度がないんだろうか。仙台と比べると前半の決定機の数の違いは明らかにそこだったと思う。


結果的には、決定的な時間帯に先制された札幌だったけれど、選手交代で勢いをつけた札幌が、サポの後押しでイケイケになってわずか数分で逆転。守りに行った仙台に一撃を食らわせた。
謙吾のシュート、どうせなら入って欲しかった。でも結果がでなくて苦しんでいた元気の得点になったのも、彼の強い気迫がもたらしたもの。頑張るヤツは報われる。なんかこっちまで救われる気分。


そして池内。
ここまでの池内の全得点。


1点 3C仙台戦 勝ち2-1
1点 3C草津戦 勝ち2-1
1点 3C徳島戦 引分1-1
1点 2C鳥栖戦 勝ち1-0
2点 2C甲府戦 勝ち3-1
1点 2C福岡戦 勝ち3-0
1点 1C草津戦 勝ち4-1

得点7試合、6勝1分。



札幌の8月13日現在での勝利数11勝の内の約6割を占める。
もしも池内の得点が無かった場合、7試合の結果は2勝4分1敗。
その場合の札幌の勝敗は7勝10分9敗の勝点31。
実情の勝ち点は40。その差9、3勝分違う。


その場合の順位は・・・って他チームの勝ち点を計算して、ってやっている時間はないのでこの位で勘弁しといてやるが、まあ水戸さんあたりとどっこいどっこいだ、というのは間違いない。


池内、まさしく神。


そして、DFである彼が得点を取らねば、いくら押し気味に進めようが、いいゲームをしようが、勝ちきれないチームだということが分かってしまった。


いや、コレもサッカーだから、悪いなりに勝ちきる実力をつけた、今のチームを評価したい。
それでも、まだまだやることは多そうだ。

友と飲む

2005年08月14日 21:58

土曜は、内地での2次会代わりとさせてもらった、大学サークル仲間内の飲み会。
親友も秋に結婚するということで、そちらのお祝いも兼ねて花を貰ったりケーキを用意してもらったり。
それにしても、いつもながらの細かな気配りには頭が下がる。感謝、感謝。


この頃の仲間と飲むと完全に時が遡る。いつ会っても、イッキをしないだけで大学時代と同じ飲み方だし、同じようなバカ話で盛り上がる。
こういうのを命の洗濯、というのだろう。
それ故に?いつも飲みすぎる。記憶をなくす。なにかをやらかす。


昨日は一応主役?の位置だったので後ろの二つはやらなかったけど、案の定朝は気持ち悪い目覚め・・・



案の定、主催してくれた友達からも「昨日なんかした?」っていう電話が来て、お互いに昨日のことを確認しあったり。
こんなことを繰り返しながら僕らは、何気なくも心と体のバランスを取っているんだろう。
いい週末だった。


最近の自分のエントリーについて

2005年08月12日 22:59

ブログを初め約2ヶ月。


サッカーをベースに、と思ってはいたものの。
どうしようもなくサッカーばかりのエントリーがずらっと並んで、最初は観にいく都合上東京ネタばっかり、最近ようやく札幌のネタも書けるようになったり。


最近でこそラーメンネタなども書くようになったものの、もっと音楽とか、時事ネタとか、映画とか、色々書きたいんだけども・・・


そもそも後で「あの頃自分はどんな考えをしていたか」というのを振り返ってみるのに始めたわけなので、あまりにネタが偏っているのもどうなんだろうか、と思い出した次第で。
でもそう考えると、いかにサッカーのことばかり考えているかがよく分かる。


そうも言っているうちに、明日からプレミア始まっちゃうし、リーガなんか始まっちゃったら、と思うと今の比ではなく「一色」になりそうな・・・


でも、一人でなくなって、「インプット」する時間が明らかに少なくっなって、どうもサッカーに関しては望んでいた「試合の分析眼」を養うためのブログ活用が全く出来ていない。


一人暮らしの時はヘタすりゃ一週間に7試合以上観てたからなー。
集中力の問題だけれども、相当じっくり観ないと、自分の観戦眼ではなかなか「プレーの意図をほどいていく」作業は困難。
これは、なんとか交渉し、うまいことやっていかなければ。


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ということで、やっぱりサッカーの話になっているが、最近感じた違うジャンルの話も。


どこぞのロックフェスで、どこぞのインディーズバンドがフルチンになって問題になっているらしい。
主催者も怒っているようで、当の本人達も反省しているようだけれども、これが両者ともポーズならこちらも「ニヤッ」としてしまうんだけれども、なーんかこういうのって「くだらねえ」って思っちゃうんですけど。


イベントの規模とか、スポンサーの問題とか色々関わっているのは事実仕方の無い要素だとおもうけど、これって「ロック」のイベントなんでしょ?
主催する側が、観客の安全面ならまだしも、演出としての「ロックがもたらす衝動的行動」(って書くのもなんかカタイけど)程度のものを予想できないんだったら、主催する資格ないんじゃない?


加えて、そういった事実を「変質者」を扱うかのようにニュースにする聖人かのごとく振舞うメディアはもっと最低だ。


ハコが小さかったり、メディア情報が少ない時代、先代達があらゆる無茶をして伝説を作ってきた。それが全ていいことだ、とは思わないけれど、そういう「都市伝説」的なものってミュージシャンを「アーティスト」たらしめる、重要なファクターだと思うんだけど、インディーズすらメジャー化して、ネットで情報が完全にディスクローズしている今となっては、もうこういったものって成立しないのかな。


まあ、フルチンになったヤツ自身が予定調和的に出してみました、っていうんならそれは擁護する対象じゃないけど。
ちなみに、そのインディーズバンドのことはちっとも知りません。


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音楽ネタということでもう一丁。
アンスラックスオリジナルメンバーで再結成、って先月のBURRN!で立ち読みして、ちとワクワクしてたんだけれども、今月の同誌でスコット・イアンのインタビューキター!!!


セットリストも初期のゴリゴリスラッシュ中心だし、ダン・スピッツとフランク・ベロが戻ってきてくれたんが嬉しい!もち、ジョーイもだけど(ジョンは好きだったので少し複雑だ)。


フランクのステージングは衝撃的だったからなー。あれだけ走りながらの、正確(?)な指ピッキングはステージ栄えするし、動かないけど非常に簡単そうに、且つ愛嬌のある顔でニコニコしながら、小さい体と指で速弾するダンのスタイルは大好きだった。


同誌のセットリストには「I`m a low」はあるけど、「BRING THE NOISE」が無かった。前回行ったのは、「Sound of white noise」アルバムの時のツアー(古い!)。 当時は「BRING~」やったんだけど、ジョンだったからなあ。あの時もジョンがマーシャルの山の上に登っちゃったり、楽しかった・・・
ジョーイ時代は観た事が無いし、初期のアルバムの名曲のオンパレードだろうし、是非とも行きたい!
行けるかなあ・・・


ちなみに一番好きなのは、うーん・・・
「GANG-HO」かなあ。




太田 元町家

2005年08月12日 21:49

お昼ラーメン遠征3日目。


今日は昼過ぎにしっかりアポもあったので、太田辺りで勘弁してやるか?と、家系では人気という元町家に。


12:00ちょうど位に店に入った瞬間、ぞくぞくと来店し、あっという間に満席に。
とんこつしょうゆの中盛チャーシュー麺を頼む。
九州系の店に行くとよくありがちな、床ベタベタ攻撃はすごい。かなり濃厚なとんこつ、と聞いているがとんこつが少々苦手になってきた私の口にあうのだろうか、と不安が募る。


だがしかし・・・
最初の一口入れた瞬間、「やべ、前橋の(ニュー)湘家並に濃いかも」と濃いトンコツ特有のザラザラしたスープの舌触りに、予感的中!と思って飲み込んでみると、これが意外や意外、飲みやすい!そして、ちっともくどくない!


ちょっと色も濃い目で、「醤油の味がきついんかなー」とも思ったけども、これもまた全然そんなことはない。人によってはしょっぱい、と思う人がいるかも知れないが、そういう方は味薄めにしてもらえばいいだろう。
久々に、濃厚トンコツのスープをほぼ飲み干してしまった。
非常にまろやかで、醤油とトンコツの絶妙なハーモニー。噂に違わぬ実力、前橋の「きいろ屋」辺りではちょっと足元にも及ばないかも。(最近行ってないので、自信ないが)


麺のほうは家系にしては比較的細めの麺で、スープによく絡む。
さほどインパクトは無いけれど、この店は明らかにスープを飲ませるラーメン。これで何の不満も無い。


一点だけ。
チャーシュー、ちとしょっぱい。
これはちょっと味が濃すぎるのでは・・・
チャーシューの「味薄め」は、できんからなあ・・・


でも、当然ながら近くによったら、また行きたい店になった。


これで、夏のラーメン道場は終了。
少々この一週間は昼食代かけすぎた。
来週はホカ弁かなあ。。。


ちなみに、昨日の万里の麺、なんのスープだったら合うかなあ、とずっと考えていて思いついたのが、坦々麺のスープ!
辛めの挽肉の炒めたヤツなんかに絶妙な絡み方しそうで、想像するとよだれが止まらん!
誰か、小関のお父さんに言ってやって!

佐野ラーメン 万里

2005年08月11日 23:29

かねてから行きたかった有名店に、ちょっと仕事も暇気味なのを利用して、行ってみた。


ついたのは11:30頃で、早くもちょっと並んでいたが一人だったので運良くすぐ座れた。
チャーシューメンを頼んだ。
直後、長打の列が。さすが人気店。


そして食す。
うん、うまい。


佐野ラーメンで食べたことがあるのは、森田屋と宝来軒と絹屋の3軒のみで、あまり件数食べていないのでわからないんだけれども、麺は非常に特徴あるな~ボロボロとした、不揃いのようで意外にちゃんとそろっており、頼りない見掛けからは思えないほど、しっかりした触感の麺。
スープも過去の数件に比べるとコクがよりあるような気がする。
チャーシューは絶品だな。ただ、もう少し厚く切ってもらったほうが、折角ジューシーなのだから、という気がする。スープとの愛称のいいチャーシューだ。



ただ・・・


自分のラーメンの好みで言えば、佐野ラーメンってもったいないなあ、と思う。
どこもそれなりに美味しいんだけど、なんか店毎の個性が無いような・・・
知らないだけ、だといいがもっと青竹打ち麺を使って個性のある佐野ラーメンがあったら、面白いかなあ。
あと、個人的には体調によるのだが、薄味のさっぱりした醤油スープは、ああいう不揃いの麺に絡んだときに、味に物足りなさを感じる時がある。


正直、長蛇の列を並んで食べるなら、森田屋とかのチェーンでもさほど変わらないなら・・・と思ってしまうのは、私の舌がこのラーメンの真髄を分かっていないのだろう。


というわけで、次は「とかの」に行くっきゃないなあ。


SCREAMING FOR VENGEANCE

2005年08月08日 22:27

2005.8.7
東アジア選手権 第3節

韓国 0-1 日本

得点;中澤


コンフェデとは違う意味で、非常に評価に値する試合だったと思います。


なによりも、韓国戦は内容は2の次、「勝つ」こと以外の何も必要としません。
確かに今回は両チームとも傍目ではテスト色が強く、真の真剣勝負にはなりえなかった要素もあり、内容的に一見乏しいように見えた日本にとっては、あまり実のない試合だった、と言われても仕方ない(実際にそういう意見も多い)。

しかし、これは個々の対韓感情の意識の問題ではなく、どんな大会だろうと、日韓戦だけは負けてはいけない。
全力で勝利に向かうことは、もはや国民の義務。
アウェイで、韓国の心を折って勝利したこと以上の結果は、必要無いし、それがあれば内容等何の成果にもならない。
そうじゃないの?


僕は、サッカーはもちろん、どんな競技でも韓国だけには負けたくない。


今回その前に対戦した中国、北朝鮮とは、サッカーの舞台で繰り返されてきた歴史が違う。
僕らの先輩達の思い。歴史も折り重なった相手からの憎しみと、それに応える僕らの感情。どうやっても勝てなかった悔しさ。
全てにおいて良くも悪くも、ぶ厚く重なった歴史がある。


「この大会の目的は、国内の可能性ある選手のテスト。それをはっきり言いたい」

試合後、負け惜しみのようにこう言い切ってしまうボンフレールは、やはり韓国の代表監督に相応しくないことがはっきりしたのは言うまでもない。
もし、韓国国民が同じように苦しく言い訳するんなら、もはや日韓戦などどーでもいいが。
彼らが熱くなるから、僕らも熱くなるし、熱くなればなるほど、相応の強さが備わっていく。
そこで勝つこと以上の代表強化策は無いと思う。


それに対し、ジーコは日韓戦の意味がちゃんとわかっている。
初めて彼のことが少し好きになった。


今回の東アジア選手権。確かに北朝鮮、中国戦は内容に嘆くべきものだった。
ただ、中国戦でのレギュラー総入替。
物凄い英断。
正直そこで考えるのは、コンビネーションの問題は?組み合わせ的にそれでいいの?初出場の選手の戸惑いとか・・・?
それでもレギュラーとされていた選手への刺激と、「控え組」に対して言い訳を許さず、「お前を信用しているよ。気持ちを見せろよ。」
という強いメッセージがはっきり判る決断。


中国戦はやっぱり、うまく行かなかった。当たり前。
迎えた日韓戦。もう一度レギュラーを戻すのか?中国戦が仮に「テスト」もしくは「懲罰」なら、日韓戦は戻すだろう。


それでも、レギュラー、控えの「正負」のモチベーションをもう一段更に上げさせた上で、絶対に勝たなければならないアウェイ日韓戦に所謂「控え組」で挑ませた。
起用に関して、ボンフレールや昔のトルシエが言ったように、決して「テスト」等という言葉を使うことは無い。
何故ならジーコは絶対に勝ちたいから。
こいつらで勝つ方法(方法論と言う意味では確かに?だけれど)を導き出したい、という気持ち。


出場メンバーで比較すれば、韓国の若き有望な選手達のテクニックは実力が完全に上に行っていた。
特に中盤のボールを持った落ち着きは日本のプレスを簡単にかいくぐって、ゴール前まで確実にボールを運んでいった。
反対に、日本の攻撃は巻も高さで勝てず、本山に預けてもボールを失う。村井のサイドで仕掛けることで、なんとか前線まで持っていくも、前半は本山のシュート1本のみだっただろうか。
それでも、坪井が振り切られたり危険な場面は幾度とあったが土肥・茶野がしっかりカバーして全員で守った。
この日の先発メンバー、いわゆる控え組は、ジーコになってからなかなか訪れなかったチャンス、頑張っても選ばれない悔しさ、しかも苦しかった中国戦を経ての「2試合続けて」のチャンスに発奮。「正」のモチベーションが最高潮だったから成し得た守備。

そして、韓国が客寄せパンダらしき、アジアWユースの得点王だかなんだかを出していく中で、日本は「勝つ流れ」を作り出していく。


中澤を入れた時点で、勝敗は見えていた気がする。一気に日本全体(TVで観ているものにまで)のテンションが上がる。


中澤は北朝鮮戦での自分のミス、それを顧みるに十分なここまでの時間は、彼の「負(ここでいう負は、逆境でのリテンションの意味)」のモチベーションを高めるのに費やされた。
よし、ガツガツいくぞ、という気持ちのはっきりした選手だけに、味方にも敵にもメッセージが伝わる。
韓国もここで勢いが落ちたように見えた。


そして小笠原。ある意味で「負」のモチベーションの塊のような彼が、若い韓国の中盤の中で老獪に立ち回る。
時には不満もぶちまける、もともと控え組の象徴のような彼が、この大事なタイミングで送り込まれる意味。


結果は、見えていた。


「とことん信じきること」で去年のアジアカップに続き、ジーコは素晴らしいドラマの筋書きを作った。
素直に今回は認めたい。


そして、日韓戦に勝つ喜び。
これに勝るものは無い。
代表の選手達、ひとまずはお疲れ様。


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とここまでいいながらも、話しは思いっきり元に戻るんだけれど、
だからこそ、ベースとなる戦術だけでも導いてくれれば、僕らに相応しい安心感がもたらされるのに、というのは
贅沢な願いなのだろうか?

そして途中書いたように、本当に意図した上での方法論と結果だったのかというのはこれまでの経緯から確証が持てないということ(前文で「素直に認める」って書いてるのに!!)。
それでも、これに関しては自分を信じていないと駄目だから。ジーコは自分の感性を信じることにかけては間違い無く一流(笑)。
信じるものは救われる、という来世的な思考ってのもあながち間違いではないのかもしれないなあ。


最後に、当初の目標として「一応」掲げていた「優勝」を達成出来なかったことは、結果としてしっかり受け入れて、反省して欲しい。

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「俺たちの土肥」が日韓戦の舞台に出るだけでボッキものだったけど、昨日のプレーは昇天ものだった。
コンちゃんは予想通り?の活躍、モニもオモシロ顔対決とも言えるイチョンス兄さんとのマッチアップで
勝利したね(茶野のカバーにかなり助けられたけども)。みんな良くやった。



また来年?

2005年08月07日 20:00

J2第25節

ザスパ草津 1-2 コンサドーレ札幌

得点;池内・和波(札幌) 山口(草津)



今日は軽井沢へ。
どこへ行っても渋滞、混雑。
それでも多少なりとも下界より涼しいのはさすが避暑地。
アウトレットでインテリア小物を買って満足。
だいぶ揃ってきました。明日家具も届くし、これでだいぶ片付きます。


帰ってきて、群馬町の花火大会に行こう、と言っていたんですが、雷、降雨の為断念し、8時からの日韓戦に控えているところです。
これについては又今度。


昨日の試合。


F席で中心部から若干離れたところで声だしてました。
ヨメはゴール裏デビュー。
正直誘えば行くけれど、さほどサッカーに興味無いヨメですが、コールしたり手を上げたりするのは楽しかったようで、自分も気にせず応援に集中できました。


試合内容については、覚悟していた通り、ピッチレベルでの視界では、私の観戦レベルではほとんど細かい部分は理解できませんでした。
草津が終始サイドで枚数の足りない札幌を圧倒していた印象が強かった。
ちょっと前の札幌に似てますね。決めるとこさえ決めていれば、結果は逆になっていたはず。悪いなりに少ないチャンスを決められるのが1年辛抱してきた(選手も監督もサポも)先輩チームの強み。
草津は成長してる。きっと強くなる。


池内はなにかがとりついている?
ヤンツーの選手起用は私は的確だと思っている。
池内を真ん中で使い続けた序盤。
曽田を真ん中にして、なんで粘り強いディフェンスが持ち味の池内をストッパーで使わないんだ、と誰もが思ったはず。


レッド連発という減点項目もあったが、池内の穴を曽田に埋めさせて、曽田のモチベーションをアップさせてレギュラーに定着させた。
対して池内はしばらく控えとしてベテランの意地と実力を見せるべく、地道に練習に励んで来て、今度はストッパーとしてレギュラー定着、そして攻守に好調な現在に至っている。
他のポジションでも若い加賀に経験を積ませつつ、適度に休ませて西澤としっかり競争させる、又ボランチのポジションは田畑が軸だったけれども、キャンプの懲罰があった智樹も適度に経験を積ませているし、金子もここへ来てコンディションを上げて出してきている。
そして、キャプテン和波、将来軸にすべき上里は基本的に外さない辺りも理想的。


みんな、ヤンツーを信じてうまくなろうぜ。



さて、注目のデルリスはストライカーらしく獰猛にゴールを狙う姿勢にワクワクしたものの、オフサイドの嵐。この辺は出し手と受け手のコンビワーク次第だと思うので、まだまだこれから。
それより、試合後挨拶に来た後、悔しそうに泣いて?おり、スタッフに慰められていました。その負けず嫌いさがあれば、ちゃんと成長できます。



なんとかいやな流れも断ち切って、逃げ切り。
試合後、久々に念願の「好きです札幌」を歌って帰る家路。

ヨメから「アウェイの方が、一体感があっていいね。こんなに遠く離れていても、皆札幌が好き、っていうを強く感じるね」と言われ、思い出した。


4年前の国立レッズ戦。
札幌から群馬に転勤後、仙台にいる先輩と両ゴール裏を真っ赤にした熱い戦いを観て、アウェイを追いかけよう、と決意した私。
その時感じたのが、同じ思いだった。


そして、この試合が初めてヨメと一緒に観た、札幌の勝利なのでした。
それだけ勝ってなかったんだなあ、この4年。

いよいよ敷島決戦

2005年08月06日 08:21

今日は午前中社内のくだらないアピール合戦に巻き込まれて、本来無い筈の仕事が出来てしまい、外出。


その後一向に片付かない自分の部屋の片付。


そしてビールを冷やし、世間は高崎祭りの花火に向かう中、前橋へ逆行します。


前回はいつもの仲間との観戦だったので、スタンド観戦でしたが、今回は2名とも欠席、且つヨメのプライオリティが見やすいとか、芝生席になっちゃう、とかではなく、「安い」という非常にストレートな欲求があるため、F席としました。
ゴール裏は仙台戦以来。っていうか、札幌戦観戦がそれ以来か!
ここ数年アウェーを中心に出来るだけ参戦していたので、2ヶ月生で見ていないというのは驚きです。


久々に筋肉痛になりそう。


でも札幌の試合の場合、自分では昨年あたりから「若いチームの成長を確認しながら黙って(るこたあないが。去年連敗脱出の時の博多の森では、相川ゴールの時周りの怖い視線を浴びながら絶叫したなあ・・・)見守るお母さん」的なスタンスで見ています。だからゴール裏ではなくて、スタンドから全体を俯瞰してみたい、というのがあります。
でも、根本では声を出したい欲求もあり、葛藤しますがJ2のスタンドは兼用スタジアムが多く、傾斜のゆるいスタンドが多いのでゴール裏はどこへ行っても観難くって金返せ状態です。


対して東京の場合はスタが見やすいのでゴール裏(普段はGⅡ)でもサポートをしながら十分観戦も楽しめるので、昨年後半位からはずっとゴール裏にしてます。(何より、チャントが歌いたくなるものが多いからね~)


今回は、見難いかもしれないけども、たまにはいいかと。
それと、2ヶ月のブランクをはじける事で発散したい、と思ってます。


草津も去年から興味を持ってみているし(初めて行ったのが、ホリコシとのダービーマッチでロスタイム同点になった試合で、最後鳥肌が立ったのを覚えてます)、今年も札幌が絡まない試合も数試合観にいってますので、複雑な感じですが、申し訳ないですがゴール裏入っちゃえば忘れてしまいそうです。


樹森が入ってからか、寂しい程だった得点力が確実に増していますし、守備も安定しつつあり、前回の得点差のような結果にはならないでしょう。
大好きな鳥居塚にゲームメイクされないよう、しっかりやれることをやってきます。


しかし、あちーな群馬。

コメントしたくなーい

2005年08月04日 07:44

2005東アジア選手権 第2節

4000年 2-2 日本B代表



試合を見ていて気になったこと

・汗っかき巻のロンゲは夏場はかなりウザイ件

・巻の公家顔は誰似だろう、と考えていたところ、及川光博ではないか、とハッとしたものの写真を並べてみると大して似ていなかった件

・巻は犬の申し子。でかいけど、良く走る件

・でも、シュートはことごとく決まらず、以前の巻に戻ってしまった件

・そういえば、村井のクロスに田中達が追いつかなかった時、その逆サイに阿部が走りこんでいたのには、思わず感嘆の声をあげてしまった件

・出場選手のほとんどが背番号20番台だったのはある意味痛快だった件

・村井の顔に生気が無かった件、緊張しているのか?と思ったけど、もともとああいう顔だった件

・走り負ける、粘りの無い守備だった坪井はどうしてしまったの件

・ジーコ、何故そこでマタサントス、その時間でも通訳必要?の件

・達也は90分間良く走りきった、そして結果を出した件


今野は体の強さを見せてボールを「カッ」と奪うシーンも見せたけど、先日のエントリで述べた通り、こういう支配する時間の長い試合展開だと、パスやロングボールの工夫が無く、アピールには今一つだった。
特に後半引かれてからは自ら上がるシーンも少なく、左サイドでモニや村井にボールを預けるだけ。
特にサイドチェンジがほとんどしなくなくなったのは、少しイライラした。


モニは3バックのストッパー、慣れない位置且つほとんど合わせていないメンバーの中苦労が多かっただろう。
ただ、一点目の失点シーンは直接関係無いが、繰り返しビデオをみてみたけど、あの時点で既に足が止まっていた。
得点はカッコ良かったな。

角澤~

2005年08月01日 21:49

残念。


それにしても。



角澤よー・・・・・


平山ン時もそうだったが、必要以上に「枕詞」付けるくらいなら
正確に選手おぼえろや。



永里のこと、「現役女子高生」って何回言ったか、誰か数えてくれ!


角澤よ、そういう癖あんじゃないの???
言ってて自分で言葉の響に酔ってたりとかね?
それは冗談として、うざいなー

連敗は避けてくれ

2005年08月01日 18:58

今日の女子代表戦、アウェイだからこそ絶対に連敗したくない!
頼むぜ~!



ところで、昨日の試合については特にありません。
今年3回目の相手。メンバーが相手も代わっていたにも関わらず、過去2戦も薄氷を踏む勝利だったにも関わらず、3度目というだけで緩みがあったような印象。


 個人的にキライなんでいつもながら徹底的に叩くが、アレはひどすぎ。代表のユニを着る資格が無い。



前から思っていたことだが、仕掛けるプレーにしてもリスクを背負って勝負をしに行っているんじゃなく、練習でやるような軽いプレー。
そして、ありえないミスパス。


一応ジャンルは違えども、野球やテニスを真剣にプレーしてきたつもりなので、真剣勝負の場での「プレーの重さ、軽さ」っていうのは、みれば分かっているつもりです。
一刻も早く、何故か彼に与えられている「レギュラー」の冠をジーコに外して欲しい。


まあアレだけではなく、全体が醜かったので一人を責めるのも酷ですが。



改めて気づいたが、ジーコはFWは基本的に「旬」の選手を使おうとする。全国のFWの皆さんには、たまたまジーコさんの御前試合で活躍さえできれば、必ず危機的状況ではキャップゼロだろうが、追加召集だろうが、試合にでるチャンスはある。
この点に関しては、普通の選択が出来ている。
それでも、先発の軸はジーコ曰く「実績のある」メンバーをなかなかいじらないけど(今回師匠はさすがにマイル使い果たしちゃったので外れたけどね)。


田中達也は最後にビックプレーが出たけれど、正直消えていた時間が長かった。でも、本来玉田にして欲しいような「キュッ、キュッ」という音が聞こえてきそうなドリブルでの独力突破は、今のジーコ率いる代表が、劇的な試合をする為に必ず必要なキャストである「スーパーサブ」として十分通用しそう。


巻はお疲れ。いきなり大変だったね。彼にはもう少し時間をあげたい。





それにしても、中澤が厳しい状況。
そもそも体調面が戻っていなくって、Jでも前にあった絶対的な安心感が無くなった。
こうなると、4バックで行くのであればモニのチャンスが出てくるんじゃないか、とかすかに期待する。



コンちゃんは、アジアの試合だとMFの交代枠、選択肢として出場が難しいような気がする。
昨日は思わぬ展開だったけども、基本的に引いた相手を崩す、という展開の場合、ボランチにも守備重視というよりはオールラウンダーの選手を使うのが一般的か。
そもそもジーコはそういう選手が好き、ってのもあるし。


ボール奪取能力は代表の中でもピカイチだと思うけれど、奪った後の展開力は以前から課題になっているところ。特にスペースへの早い展開に気づくのが遅く、迷っている間にスペースをつぶされるケースが多い。しかも、結果奪われていないからいいものの、結構危険なエリアだったりするんだよねー。


だからこそ。
韓国のような相手とのゲームでこそ真価を発揮するはず。
是非、先発で使う英断を下して欲しい。


期待はできないけど・・・


ちなみに。
私、「ジーコジャパン」っていう言い方は絶対にしません。
何故なら、率いてもらってはいるけど、私たちの代表は決して「彼のもの」ではないので、その呼び名に抵抗があるんだよな~
そういう意味ではないってのは分かってるけど。

ちなみに「なでしこ」に関しては事情がちょっと違うけど、イメージ戦略からの呼称なので、ちょっとテレもあって、私は普通に「女子代表」でいいじゃん、と思ってしまう。








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