余韻にひたっちゃってます。

2006年11月28日 00:22

2006 J2リーグ戦 第51節
柏 2 - 3 札幌 柏/11,471人
得点 柏;'32 山根、'54 石川、
   札幌;'55 相川、'58 フッキ、'72 中山



消化試合ではあるけれども、今の札幌に取って、「いい舞台」で「いい相手」と、「いい試合」が出来たという意味で、僕ら応援する側としては「最高に楽しい試合」になった。


相手の柏はプレッシャーガチガチ。こっちはノンプレッシャーだもん。
試合前からゴール裏は「勝てる試合」って定義づけてた。
でも、そういう試合で勝てないのが札幌。
本当に勝てるとは・・・ちょっとびっくりww


柏は一雨降った後だった。寒い。
ビール一杯飲んで、思わず熱燗と名物「柏そば」

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うまかったよ。


試合前、恒例の太陽王子の煽り。

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来たよ~


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変なおじさーん

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最後はちゃんと礼。


柏劇場は楽しい。レイ君にとどまらず、ゲーフラ天国あり、ビックフラッグ後の全裸隊あり、アタックチャーンスあり、この日は紙吹雪まで。
そんなにアウェイサポを歓迎してくれるなんて?、あの殺伐とした1年前までの日立台がウソのようだ。


このところフッキへのコール多目。彼も悩んでいる(と信じている)と思うが、レンタルの身ゆえ僕らがこうやって頑張っても思うようにはいかないと思う。でも気持ちは伝えたいよね?そして、それがこの日は結実した試合だったと思います。



前半は完全に柏ペース。幾度となく波状攻撃をかける柏に対して、ギリギリ踏ん張るも蔵川(おいおい!!去年よく高崎の浜川競技場であんた見てたよ!)のクロスを山根に決められ、1-0。
札幌も時折鋭くカウンターで攻め入るも、ドフリー(に見えたよ)のクロスを砂川が外したり。
まあ、異様な雰囲気の日立台だった。当然向こう側でのCKなどのブーイングとか凄かったし、必死の形相の柏選手のプレーは強烈だったが、札幌の選手が押されながらも「臆する必要なし」という姿勢を見せていたから、「ああ、まだまだ大丈夫」と信じて応援できたな。



さすがに後半早々セットプレーの混戦から石川に決められて気持ちが切れかかった・・・・・・・・・



いや、ここから「空気の読めない」札幌の、「最高の消化試合」が始まるのだった。

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失点後のリスタート早々、フッキがしっかりキープしたボールを相川へ。相川はフッキに折り返そうとしたようだが、相手DFに当たって戻ってきたボールを自ら流し込み!1-2!
すぐに取り返したことで、完全に流れは札幌に来た。逆に柏は「あれ?やばっ」という雰囲気がはっきりと感じ取れた。


そこで勢いそのままに絶妙なる相川とのコンビネーション(まるで往年の播戸とエメ・ウィルを思い出すよう!)でフッキがゴールを破り同点!この時フッキはいつもの指輪キスではなく、ゴール裏をマシンガンポーズで煽ってくれた!
なんか、今日のフッキの俺らへの気持ち、スゲー嬉しかったよ!


この後、好調だった砂川を中山元気にチェンジ。正直「あれ?」と思ったけど、中盤の守備面はWボランチを中心に勢いを失った柏を制圧していた中、より前線での支配率を上げて全体のラインを押し上げることを選択したヤンツーの采配は御見それしました。投入2分後、西谷のクロスをその元気が決めた!逆転だ!


この日のフッキは凄かった。恐らく、日立台という選手を間近に感じられる空間で観たから、余計強烈に感じ取ることが出来たのだろう。
すごいのは体のバランス感覚。前線でDFと浮き球を競る時に観られる、ちょっとした間合い、体の寄せで相手のバランスを崩させる感覚的な旨さといったら、日本人にはちょっとマネできない凄さがある。
そして、目の前で数度となく見せられたサイドラインを背負っての落ち着き、足裏を使ったボールコントロール。
改めて「コイツは凄いな」と心底感動した。こんな選手が札幌にいることに改めて嬉しくなった。出来ることなら来年、もう一度君と一緒に昇格を目指したい。



正直、今日の俺は頑張った!これでも高校まで部活は声だしの厳しい野球部だったし、バンドのボーカルをやってる手前、どんなに90分声出しても嗄れることはそうそうないけれど、今日の電話会議で「あれ、風邪ですか」って言われるほどひどかった。30過ぎて、なにやってんだろうなww
なんだか分からないけど、消化試合なのにスゲー気合はいってた。



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それだけ、選手の気持ちも感じれたし(だって、終了間近なのにカウンターからゴール前に上がって惜しいシュートを放ったのがよーくみたら池内なんだよ!ww)、この素晴らしい「柏劇場」がいい高揚感を与えてくれた。心持ち、選手挨拶の時に選手の表情が豊かだったように思えたよ。


現実には来期に向けて厳しい話ばかり。僕らにはそれほど明るい未来が待っているわけではないようだ。
けれど。
僕らも、選手も、目の前の試合を精一杯戦うしかない。
そして、こうやって勝つことで希望を積み重ね、色んな立場にいる選手、スタッフ、サポの気持ちをなんとか一つにしていく。そんな作業を続けていく。それが消化試合であってもだ。


冷たい気候同様に凍り付きシンとした日立台で、「好きです札幌」を歌った。



さあ、リーグはあと一試合。そして僕らはヤンツーと一緒に国立へ。
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落ち着いた朝なので、ニュースもろもろ

2006年11月26日 10:36

今日の柏戦は何故か16:00から。家を出るのは12:00位になるので、試合のある日としてはゆったり。
コーヒーを飲み、バルサvsビジャレアル戦を観ながら。リケルメが出ない(出産立会い)為ちょっとがっくりだったが、ビジャレアルはドンドン前へ出てくるので面白い。バルサはこないだのCLでもそうだったがようやくロナウジーニョのコンディションが戻ってきた。ボールを失わないし、当たりに強さがあるし、ホントにひっかかるの?っていうノールックwwも出始めた。正直CLバルサはグループリーグ敗退か?と思ったが、これなら大丈夫だろう。


と書いてたらロナウジーニョが胸トラップからスゲーゴラッソなオーバーヘッドを決めた!こりゃ、すげーな!



というわけで、ここのところあった出来事について思ったこと。



●札幌2-0東京V

よく勝ったなあ、という試合。同日にあった東京の試合同様、後半はベルディに押されまくった。ミスも多く耐え切れない展開だったがここ数年ずっとベルディというチーム全体から染み出している、「なんでうまくいかないんだろう」感、みたいなものに助けられた。そして最後は久々に観た!中山元気のゴールで勝負あり。ヤンツーが本当に素晴らしいのは、先を見越して選手を均等に使うこと。ここのところ来年を見込んで征也を先発で使っているし、川崎にしても元気にしても、ずっと出さなかったけど、こういう試合で使うのは「選手やチームへの影響を色々考えてくれてるなあ」と思う。
その上で勝ったことに非常に価値がある。この辺が倉又さんと違うところかな・・・


●CL 俊輔がマンUから決勝点となるFK
試合全般ではあまり良くなかったけど、FKは本当にゴラッソなゴールだった。距離、スピード、角度、全てにおいてスペシャル。
後半マローニとズラウスキを投入してゲームが動き出すまでは、セルティックのミスが多くマンUは「引き分けで十分」という試合運びだったのでつまらなかった。左でロナウドとマッチアップしていた俊輔は攻撃への絡みは皆無。この交代で俊輔はいつもの右MFへ移ってからようやくらしさが出てきた。それにしてもマローニっていい選手だよなぁ。なんでセルティックにいるんだろw
こんな俊輔がドイツで観れていれば・・・あの辺の位置からのFKを何度かふかしてたもんなぁ、なんて思ってしまう。
決勝トーナメント出来るだけ勝ち上がって、チームとしても個人としてももっといい経験を積んでほしいなあ。



●CLバルサ勝ち、チェルシー負け


バルサはアウェイで最下位レフスキソフィア戦。まるでバルサのようなポゼッション、パス回しをするレフスキに一瞬面を食らうも、それでも5分でジュリが得点w、ポゼッションではほぼフィフティーの展開も、らしくなく加点し逃げ切った。
観ていて改めて思ったのこと、Jのチームがポゼッションをするチームが少ないのも、基礎技術のレベルが低すぎるからだろうな、と。
開始早々のレフスキの物凄く勢いのあるプレスに対し、バルサはパスを受けた選手はしっかりとボールを納める、今出した選手もプレスを読んで考えて動きスペースを作る、納めた選手は少ないタッチで正確にパスを出す、それを又しっかりコントロールする、また他の選手が動く・・
この繰り返しの過程でミスが無い。
Jのチームでこれをやろうとすると、選手のレベルがマチマチなのでどこかでミスが出る、カウンターを食らう・・・
キープの技術ではなく、トラップと判断力の問題。チーム力としてヨーロッパの一流チームとの技術レベルの違いは、現時点ではとてつもなく大きい。
そういう意味ではJで攻撃サッカーをやるには、パターン練習でワンタッチプレーのパターンと精度をとことん磨いていくしかないかなあ、と思う。


話がそれた。そしてチェルシーはアウェイで負け。これはバルサへの嫌がらせ以外のなにものでもないだろうw



●フミタケ、城引退


いつか来ると思っていたが、フミタケの引退。お疲れ様、と言いたい。
若いチームにとって出場は少なかったが存在の大きい選手だった。
今日はそういう意味でも浦和に勝って、ちゃんと第二の人生へ送り出してあげたいところだ(優勝でも決められて大騒ぎでもされちゃったら、縁起でもないけど嫌な予感がします)。


そして城は早すぎる引退。ナカータの引退に感化されたか?でもチームをキャプテンとしてJ1に上げて(まだだが、ここは決まりだろう)っていうのはカッコいいよね。ジョホールバルで彼が決めたヘッドのゴールが日本サッカーの未来を切り開いたわけで、その後日本人初の空港で水ぶっかけられとか、色々あったけれど日本サッカー史に名を残す名選手だった。お疲れ様でした。



●埼スタダンマク事件
http://www.football-teishoku.jp/2006/11/post_139.html
↑の定食の江藤高志さんの記事で知りました。「J+」の記事も読んでいたし、本当に腹立たしい。このエントリーに全てが書かれているので、多くは語りません。ただ、優勝しようと一丸となっているように見える赤い人達だけれども、思いっきり水を指すこういうことをするヤツ
がいるってことは、赤もまだまだだなあ、と思う。というわけで、今日は負けません!



●バレーボールの大会やってるね


こないだまで日本にいたイタリア人が好きだったんで、実家に行った時は観ていたんだけれど、それなりに盛り上がっているのかな?
バレーボールは好きなんだけど、どうしても演出で全てが台無しになっている、と思っている人は非常に多いとおもうんだけど(私の周りには多い)、何十年もこのスタイルで続いているってことはどうなんでしょう?そうでもないのかなぁ。


アイドルが出て番組上で煽るのはまあいいんだけど、試合中にも関わらず、会場のスピーカーから「ゴーゴニッポン!」とか煽って無理やり盛り上げる行為が競技ルールとか上でなんの問題もないんだとしたら、まあひどいスポーツだな、って思う。
そして毎回世界大会が日本で行われるっていうのもね。


番組価値を上げる為にアイドルを使い、ビニールバットとDJを使って無理やり盛り上がっているように見せているっていう行為を、バレー界はいつまで許しているんだろう?
バレーというスポーツと選手は、完全にテレビにレイプされてるよ。


バレーに限らず、日本のスポーツメディアはそのスポーツに対する愛情の無い人間が関与しすぎている。ホント、なんとかしてくれ!

テーマの無い試合

2006年11月24日 22:13

2006 J1リーグ戦 第32節
F東京 1 - 2 横浜FM 味スタ/23,553人
得点 東京;'19 ルーカス
   横浜FM;'76 奥、'89 那須



東京戦の観戦は今期最後(あ、天皇杯は状況次第か)ということで。
倉又監督の続投濃厚、という報道があったけれども、この試合を観て改めて「それなら来年は厳しいな」という思いが強くなった試合だった。


ジャーンが戻り、火曜日U-21韓国戦に出場した梶山、伊野波はベンチ入りせず。会場入りしたのはアップ終了間近で、フミタケ・宮沢が先発メンバーで練習中。あれ?と思ったら今ちゃんがCBだった。いやーな予感。



ただ、早々にPKで先制。ジャーンは衰えたとか色々言われていたけども、読みのよさはさすが。今野も代表で馴染んできたCBということもあり、中盤での守備同様1対1で負けない。それにつられたかこの日は藤山も競り負けない。どうしても徳永が攻撃に偏りがちで、守備面で不安もあり、対面のドゥトラを比較的フリーにしてたのが気がかり。
いやな予感だったのは、ボランチの二人だったが、フミさんが元気。ボールを奪ってはガンガン前へ上がっていった。前半は縦に早い昨年までの東京らしさが観れて、まあそれなりに楽しかった。


しかし、前半30分過ぎ位から中盤でボールを奪えなくなり、後半も終始横浜ボールで支配された。DF、土肥が踏ん張るものの中盤の守備が後手後手。横浜は奥を投入、動かないけれどもいやらしくフリーのポジションへ移動してはボールを裁くプレーに揺さぶられ結局失点。同じく途中交代で入ったマルケスにも翻弄されズルズルで、どうにもならなくなっていた。


東京は好調だったナオを下げノリオに交代。この辺から?マークの采配だったのだが、同点とされたにも関わらず暫く動きなし。残り6分で宮沢と平山をチェンジ、「前節宮沢あっての平山だったのでは?」と誰もが疑問に思う選手交代。結局同点後早々に「攻めるのか、守るのか(まあホームで守るのはありえないが)」というメッセージを示せなかったのか、またあの時点で二人も交代枠を残して、ズルズルの中盤を放置するっていうのにはどうに不満が残る。


結局試合終了直後、なんとも言えない「悔しいとも、諦めとも」つかない複雑な感情でやり切れなくなり、終了の笛と共に席を立った。



冒頭に書いたとおり、倉又さんの続投には反対する。
別にこの日も明らかになった采配についてどうこうではない。
「テーマ」が見えないのだ。
選手からの信頼も厚いし、チームを纏める能力とか、コーチとしては非常に優秀な方なのだと思うのだが、倉又さん自身が自ら「こうしたい」というようなテーマが、彼が就任してからの試合に見えない。


これに対しては「ガーロ解任で途中で就任したのだから」という反論があると思うが、私にはどうしても「ファンの喜ぶ去年の原サッカー」に時計を戻す、という作業をしながらうまくいかず、「おかしいな、おかしいな」と首を捻っているようにしか思えないのだ。
平山にトコトン拘ったという冷静さを欠いた時期もあったがww、結局は基本、去年とほぼ同じメンバーを優先して先発させている。


ジャーン、モニの不動のCBを欠いたここ数節。どうしても不安定さを払拭できない中、今節は折角ジャーンが戻ってきたにも関わらず、増嶋や中澤といった今年出番の少なかった若手と組ませ経験を積ませることなく、変わって中盤で縦横無尽に攻守で貢献し度重なる大逆転劇を実現した原動力の今野を「ただ守るだけの防波堤」に成り下げてしまい、結果として75分は守れたけれど、という試合になってしまった。


正直、周囲は勝て勝てとうるさいけれど、降格も優勝争いもない東京にとってこの日の試合は「消化試合」である。ただ、消化試合を消化試合たるものとしない為に、勝ちに行きつつも戦術、選手選考、交代にテーマを持っていなければ「本当の消化試合」になるだけ。
チームが闘志の塊となったあの千葉戦とか、大逆転で「上位イジメ」してやろう、なんていうG大阪、川崎戦みたいな「精神的テーマ」を選手もファンもイメージしやすい試合ではドラマチックに勝利したりしたけれど、はっきり行ってそのいずれの試合も内容的にはグズグズだったわけで。そういう意味ではこの横浜戦は相手にテーマを求めることもできず。


倉又さんにはガーロショックと降格危機を救ってもらい、大変感謝している。今期の残りゲームもなんとかベストを尽くしてもらいたい。ただ、この結果を持って来期も、とフロントが判断するとしたら、非常に危機感を覚えざるを得ない。



さて、日曜日の味スタ。これまで以上にテーマがはっきりした試合になりますが。。。はてさて。


ヤンツー、札幌を去る

2006年11月22日 23:46

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天皇杯優勝監督が、その直後に出直し、どん底状態にあった札幌の再建の道を導いてくれると判った時は本当に嬉しかった。


年間5勝しかできなかったどん底の一年目。それでも信念を貫き、天皇杯では希望と進んでいる道の正しさを示してくれた。


飛躍の二年目。前半戦一時は昇格レースにも絡み、徐々に順位は落ち込んだものの、小気味の良いパス回しの攻撃サッカーを見せてくれ、いよいよ来年は・・・という大いなる期待を持たせてくれた。


そして三年目の今年、しっかりと昇格を見据えて堅実な補強と自らのスタイルに拘った戦術で正々堂々と挑んだものの、若いチームがメンタルの脆さを最後まで補うことが出来ず、不安定な戦いで昇格を逃してしまった。



3年というのは監督にとってひとつのサイクルであり、この間形に残る結果が無い場合監督交代に至るのが一般的である。
ヤンツーの場合、優勝・昇格といった結果は何一つ得られなかった。ある意味では退任は基本路線だったはず。
しかし、昇格という結果を得る為にヤンツーに与えられた時間は、3年間で実質今年一年のみだった。
確かに愚直なまでにアクションサッカーを実現しようとしたが故、攻撃以前に守備での破綻で力負けする試合が多かったこと、波のあるチームをうまくコントロールすることが出来なかった点は不満が残るが、昇格レースを今戦っているチームと比べ層の薄さは歴然としているわけで。
せめてもう一年。アクションサッカーの完成形を見せてもらいたかった。



あの「荒野のような」1年目のチームを思い出し、考えると本当に「よくぞ3年でここまで」と心から感謝をしたい。
正直、あのメンバーで、あの結果で、苦しんで、苦しみぬいて、途方もない先のゴールを目指して。



そういう意味では、3年間共に苦しんだヤンツーと昇格がしたいというのは、多くの札幌サポの願いだったと思う。
シーズン前、ヤンツーの胴上げを想像するだけで目頭が熱くなったよ。
それが果たせず、嘘か誠かフロント・選手との確執も匂わせる形での退任なんて、心底残念でならない。




ただ、僕たちは先に進んでいくしかないわけで、残るゲームをしっかりサポートし、来るシーズンに向けてフロントが次にどういう道を選択するのかというのを、しっかり見定めなければならない。
来年も厳しいシーズンになりそうだけれども、決して前進を怠ることのないように・・・


この3年間で一番思い出に残っているのは1年目の長期連敗を止めた福岡でのゲームかな。
ベストゲームと言う観方なら、先日の天皇杯千葉戦。あれぞアクションサッカーの真骨頂だった。
でも、残りのリーグ、天皇杯でもっとベストなゲームが観れれば最高かな。期待してます。


あなたの生徒達である、謙吾、上里、鈴木、加賀、西嶋、金子、藤田、相川・・・今や札幌のサッカーの基盤となったアクションサッカーを、彼らが今後も続けていけるよう、僕らも厳しい目で見続けますよ。


ヤンツー先生。ありがとうございました。

魔空空間、笠松!

2006年11月20日 22:58

2006 J2リーグ戦 第49節
水戸 0 - 1 札幌 笠松/3,526人
得点 水戸;
  札幌;'79 相川




気持ち的には関東近郊で一番遠いアウェー、水戸。
なにせ、群馬からは高速が横断していないのでほぼひたすら下道で170キロくらいあるし、電車も一旦東京へ出ないと非常に乗り換えが多くっていきづらい。
そしてなにより精神的に遠い。なにか違うリーグ、いや、違う星のリーグのようなサッカー。
笠松は独特のテンション、田舎っぷりから札幌にとっては宇宙刑事ギャバンにとっての魔空空間のように、持ってる実力を半減させられるような不思議な力を持っている。故に?札幌は9年間ここで勝利が無いのだった。



朝9時に出て、笠松界隈に到着したのは12時半。50号でトコトコ行くのは相変わらずシンドイ。
近場で腹ごしらえをし、13:00前に到着。入り口で飲み物を買おうとすると、前の人がネバリ丼(納豆、おくら、トロロ)を注文し、少ない店員さんが右往左往していた。



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どうも時間がかかりすぎるので除いてみると・・・



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奥からスーパーでよく3パック98円で売っているタカノフーズのおかめ納豆をおもむろに取り出し、パックを空けかき混ぜ始めた・・・
一生懸命かき混ぜている。そりゃ時間かかるわなー
それにしても、ショートパスタとか、坦々麺とか、売店はちょっとおもろいね。


と入場してみてびっくり。ゴール裏がスタンドになってる~
いつの間に・・・
よって、札幌サポはスクリーン下のゴール真裏に陣取っている。



この日のスタメンはGK雄也、曽田・西沢・西嶋のCB、大塚が戻ってきて芳賀とWボランチ、両翼に西谷・加賀、砂川トップ下のアイカー・フッキ。


水戸はアンデルソンを先発起用してきた。そしてボランチには権藤、右サイドに桑原。なんか二人とも一回り大きくなってる気がする。嬉しい。札幌サポからも暖かい拍手があった。


さて試合。ヤンツーが
「0対0でいいというようなチームをこじ開けて2点、3点取るのは難しい」
と試合後に最大限の皮肉を言ったとおりの試合だった。


前半・後半の数分間に前がかりになった以外、ミトナチオなんてかっこいい?言葉を使いたくないほど醜い引きこもりサッカー。
札幌がバックラインで左右にボールを振る。奪いに来ず、ひたすら全員がボールの動きとマーカーの動きに合わせて動き続ける。
ゴール裏から見ていると、横から棒を動かして選手を動かすサッカーゲーム(あれなんて言うんだろ?)みたいだった。
札幌はいつものようにサイドを起点に中もしくは、2人がかりでサイドを突破しようと試みるが、特にサイドでは3人、4人でケアするのでドリブル突破くらいしか破る目は無く、あえなく網にひっかかる。
サイドチェンジの技術が拙い札幌では、カウンターを恐れ、やり直すようにバックラインに戻すしかない。
そして、中央で曽田が左右にタイミングを見計らうも、ボールを奪いに来るでもなくじっくりと曽田のフィードか?左右へのパスかを見極める作業に没頭する水戸の選手達。前半はフッキのFKくらいしか惜しいチャンスは無かったんじゃないかな?ただ、これを数度のチャレンジでこじ開けられるほどの実力は持ち合わせてないわけで。



水戸は深いラインでボールを奪って、素早くカウンターか?と思うのだが、簡単なミスでボールを失うし、頼みのアンデルソンは思い切りが悪いプレーに終始し、札幌CBがほぼ完璧に抑えていた。
攻撃のフォローが無く上がった選手は他に選択肢が無い為、可能性の無いミドルを打つだけ(これがほとんど宇宙開発)。



大変余計なお世話だが、「こんなサッカー誰がみたいの??」と思う。
確かにリーグ1・2を争う貧乏球団の創意工夫は耳にしているし、身の丈で出来ることをやっている事情も良くわかる。
ただこの志の低いサッカーはプロとして観客に失礼ではないか?
札幌程度の相手に対し、シーズン終盤の消化試合で、力の差を意識してベタ引きしたって仕方ないけど、点を取って勝とうていう気持ちすら見えないサッカーって。。。



余計なお世話と前置きしつつ何故触れるかって言ったら、J'sGOALで前田監督の
「前半は思った通りの展開だった。ある程度下がって相手に自由を与えなかった。札幌は攻撃ができなかった。そういう意味では選手たちはいい仕事をしてくれた。ただ、ボールを奪ってからシュートが枠に行かない。シュートのタイミングは悪くないんだけど…。ミドルシュートの精度が課題。」
というコメントをみて、ああ、本当にあれでいいのね。。。と心底失望してしまったから。(ミドルシュートの精度がってww おいおい、あの位置からの精度を上げられたらワールドクラスだって)


そして、「フットボール定食」を見ている限り水戸を良く取材している佐藤拓也氏ですら、同試合評にて
「試合後、「内容はそんなに悪くなかった」(前田監督)、「ある程度やれた。チームはだんだん良くなっている」(河野)という声が水戸側から聞かれたが、1年間チームを見てきた人でこの言葉に納得できる人は少ないだろう。持ち前の守備の強さを基盤に、攻撃力を加えるということが今年のテーマだったはず。特に第3クール以降はリアクションサッカーからアクションサッカーへの切り替えという1つ上のレベルを目指すという方針を信じ、サポーターたちは7連敗という辛苦をも受け入れ、チームに声援を贈っていたのである。この日、水戸が見せた「0対0でいいというような」サッカーはそんな彼らに対する裏切り行為と言っていいだろう。」
と非常に厳しいコメントをしていた。


そんな水戸に、笠松で9年ぶりというおまけがついて勝てたことは、今シーズンここまで攻めながらも格下に勝てない試合をシーズン通してやってきている札幌としては、勝ちきれたという結果だけでもまあ良かったかな、と思います。最後は個人技便りになってしまったけど、力技で行かなきゃならないところであきらめずに何度も勝負したのは価値がある。


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砂川のコンディションが上がらないこと、加賀が前目になってから少々思い切りが悪くなっているところは気になりますが・・・


寂しいことに今シーズンのアウェーも柏戦を残すのみ。まあ、天皇杯がまだまだ続くからいいかな?


それにしても、笠松には来るたんび試合前に「なんとか町の日」っていうイベントで、サッカーも観たことないような町長が挨拶するんだよね(前回来た時は「岩間町の日」で、町長が「水戸ホーリーホックス」って大失言して爆笑したな)。あれで、どうも調子狂っちゃうんだよね。
ま、ジンクスも破ったことだし、来年はもう鬼門とは言わせないぜ!

KAWASAKI? MELDA!

2006年11月18日 00:30

2006 J1リーグ戦 第30節
F東京 5 - 4 川崎F 味スタ/23,251人
得点 東京;'14 ルーカス、'51 戸田、'83 平山、'89 宮沢、'89 今野
   川崎;'7 谷口、'17 我那覇和樹、'42 ジュニーニョ、'49 マギヌン




先週よりイタリアから姉夫婦が帰国し、年に一度のバカンスを楽しんでいる。
姉の旦那はイタリア人。リボルノに住むが、古くからのユーベファン。
毎年年末年始に帰国し、去年は私の結婚式の為に6月に帰国したが、
いずれもJの無いシーズン(去年、J2はさすがに見せられなかった)為、前々から味スタへ連れて行くタイミングを見計らっており、今回ようやく実現した。



あいにくの雨、普段のゴール裏ではなく、N49辺りの2階席前部が取りたいと思っていたので、且つ我が両親を含め5人での観戦になる為11時半頃、久々に待機列に向かうことに。
一般列はほとんど存在せず。やっぱりソシオはいいなあ、と改めて思う。


席は前から2列目で余裕で取れた。事前情報ではかなりチケット売れ行きよさそうだったが、あいにくの雨の影響は大きかったようだ。もう少し屋根が突き出してれば、ねえ。
おかげでゴール裏も前から15列くらいが空いているという結構マヌケな感じなのもやむを得ない。


13:40頃姉夫婦達が到着。八王子界隈で買ってきてもらった弁当をつつきながら、姉の旦那にエルゴラ(すぐさま’Gazzetta!’と突っ込みを入れられた)とMATCHDAYを駆使しながら選手や現在の状況を説明すると、「今12位かよ~www」という反応をするので、「ユーベなんか2部じゃんか」というとシュンとしてしまったww
日本代表選手は誰か、攻撃のキーマンは誰か、今野がセリエAから
オファーがあったとか、もろもろを説明。
この後も「スタンドが静かすぎる、まるで映画館みたいだ」とか、「ファンが少ない、こないだユーベ戦はびっしり埋まってたぞ」とか(これはウソ!)


「川崎に比べて東京のファンは静かだが、女子供が多いからか?」とか色々言うので、「今日は雨だから少ないけど、普段はいっぱいに埋まるし(これもウソw)、ファンは試合まではさほど盛り上がらない。何故なら我々はメトロポリタンだからだ。意味もなく騒いだりするのは田舎ものだけだ(笑)」と、しっかり説明しておいた。一応納得してたなw



実は彼はイタリア語以外全く通じない。英語の数字や簡単な単語も全く通じない。
よって、姉を通さないとなにも伝わらないのだ。だから普段一緒にいても、ほとんど話は通じないのだが、カルチョの話だけは選手、チーム名と数字でなんとか話が通じる。
やはり、サッカーは世界共通言語だ。



さて試合。東京はまたもユルユルのDFラインが崩壊する。
増嶋・伊野波のCBは連携もクソもない。ジュニーニョ・マギヌンの巧みなドリブル、ボールキープに怖がって間を空けて対応する為、ラインは押し込まれる一方。それに加えて両サイドは裏を取られ、前半は見ていられない内容だった。
一点目は右サイドからのFKを土居の酷いミスクリアを詰められて失点。
「あのGKはレギュラーか?(CBはレギュラーではない、と事前に言っていたので)」とすかさず詰問される。
代表にも入った選手だ、というと無言だった・・・
それにしても、この日の4失点が全て彼の責任ではないけれど、今年の土居はいったいどうしてしまったんだろうか?
去年まで漂っていた神的なオーラどころか、なにか大事なものをどこかに置き忘れてしまってきたかのようだ。
正直、こないだのパンディオンセ戦を久々に外から観戦し、「気づくことが多かった」とコメントしていたが、連続出場記録も大事だが、もっと刺激があったほうが良いはず。04年、ナビスコの決勝以外フル出場した塩田と土居の関係は非常に良かったし、あのシーズンの土居は本当に素晴らしかった。連続出場よりも、本人の為に思い切ってマンネリを打破すべきか、と思う。



この後、比較的間を空けずいい時間にルーカスがヘッドで押し込んで「ああ、これで少し落ち着くかな」と思っていたが、DFラインだけではなく、中盤も川崎の荒っぽいプレスに押されてビルドアップ途中のミスを繰り返し、 わずか3分後に我那覇に得点を許してしまう。
この失点に関しては「非常に初歩的なミスだ」とコメントされ、返す言葉も無い。
42分のジュニーニョのゴールは「完璧なゴール」と。
前半をみて、「この中でジュニーニョだけは別格だ。彼だけはボールをコントロールできている。あとの選手は足元でボールが納まっていない」といわれた。



後半、早々にマギヌンにカウンターから失点。最悪の展開に苦笑いを浮かべながら彼への言い訳を考えていると、ゴール左からのFKをユータと戸田の一瞬の川崎の緩みを突いた見事なプレーで2-4。
結局、これがこの後のジュニーニョのシュミレーションや遅延行為といった川崎の後ろ向きなプレーを引き出し、東京のめちゃくちゃなペースに持ち込んだ。この辺が川崎の甘さなんだな。


ジュニーニョのシュミレーションは正直微妙。ただ一枚目の全く必要のないファールを考えれば仕方の無い結果か。
そして、10人になった川崎は迷わず?いや、中途半端に残りたっぷりの後半を守りきることを選択したが、そもそもこれが間違い。
そして関塚監督の交代も消極的だった。我那覇が動けなくなっていたが、攻撃はそもそも前線の選手を中心にカウンターで機能するわけだからスピードのある黒津辺りを入れて「攻撃」を意識付け出来ていれば、こんな展開はありえなかったはず。完全にゲームを読み違えている。


川崎は完全に引いて東京の攻撃を受けることに成功しかけていた。でもさすがにあれだけの時間を守りきることは出来ない。
なかなか得点できない東京だったが、川崎とは逆に効果的な交代を連発。
足を痛めた石川をノリオに。ノリオがドリブル、クロスで好機を演出する。
梶山を宮沢に。多くなる川崎のファールからのFKでチャンスを連発。
戸田を平山に。なかなか決めきれない展開では彼へのパワープレーという選択肢は更に川崎のラインを押し込む効果が得られた。
結果、平山・宮沢の頭でのゴールはゴール前の混戦からグチャグチャっと押し込んだもの。2点ともキーパーの吉原の判断ミスにも助けられたが、あそこまで押し込まれては時間の問題だった。


宮沢のゴールはロスタイム。宮沢はゴール後ゴール裏へ走り出す。「ファンへの感謝の気持ち」とコメントしていたが、これには失望した。
ロスタイムだ。まだ同点だ。川崎の選手は完全に混乱している。
ありえない。周りのファンは歓喜乱舞していたが、私は一人「早く戻れよ!なにやってんだよ!」と、姉夫婦と両親がひくほど立ち上がり叫んでいた。


しかし、東京には今野がいた!
「あれは最悪だった。ロスタイムが減っちゃうし、いけいけムードで逆転できると思っていたので」とコメントし、何一つ諦めず走り回り、ボールを奪い、最後にあの距離から右足を振りぬいた彼を誇りに思う。
スリッピーなピッチをグラウンダーのシュートがスルスルっと味方、敵DFの間をすり抜け、ゴール!
これにはフクアリ以来の衝撃が体に走った!そして直後に試合終了!

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川崎のラフプレーがネットの東京ファンで語られている。ただ過去は別として、この日のプレーが悪質だったかと言われれば、そうか?という感じ。
ただ、醜かったのは時間稼ぎ。
交代選手やジュニーニョ、マルコンのピッチアウトの際の露骨な態度は観客を意識していない時点でスポーツマンとして恥ずべき行為だ(ちなみにマルコンの退場劇、88分の伊藤が何でもない接触で倒れて外へ出されたシーンでは、それぞれ2分以上を費やしている。「長い!」と言われた6分のロスタイムだが、少ないくらいだと思った)。


そして、これだけゲームが荒れたのは奥谷主審がゲームをコントロール出来なかったのは明白だ。
ユータへのPA内での森のファール、79分の今野へのファールなど、「えっ?」というプレーがありながら、ジュニーニョのような微妙なプレーへ躊躇なく2枚目を出したり、全ての川崎の時間稼ぎを一心に受ける形でこれまた2枚目をマルコンに出すのってどうなの?それなら交代選手が歩いている行為へイエローを出すとかで良いんじゃないか、と思う。
1-4になった後、東京のキックオフを3度もやり直させたシーンに強調されるように、本職である高校教師的な高圧的な振る舞いもゲームを荒れさせる一員だったように思える。改めて、Jの審判には「観客」を意識して欲しい、と思う。


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それにしても劇的な試合で今年も優勝争いを混沌化させる主役、東京。
ただ、諦めなかった選手がいた、ということ以外は全く褒められない試合。厳しいようだが、監督は変えたほうがいい。改めて、来年はやることをはっきりさせたい。
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試合終了後は興奮し、無理矢理選手の挨拶まで皆を引き止めて、嬉々として飛田給に向かった。
その帰路、姉の旦那に試合の感想を父が求める。すると、
「まるでテニスのような試合だ」と一言で片付けられてしまった・・・
そして、色々言っていたようだが姉が「えー、それを訳せって言うの?」と言ったっきりそれ以上黙ってしまった。。。
これで、興奮も一瞬で冷めてしまったよ。。。


ただ、ノリオのFKと今野に関してはかなり褒めていた。
そして、初サッカー観戦である母が「面白かったね!」と興奮気味。しかし「あの右の前の方をやっていた選手はいい選手だったわ。でもいいクロスをあげるのに、真ん中の人が決められないからダメね」と、物凄く鋭い批評をしやがったのに衝撃を受けながら、家路についた。
色んな意味で楽しい一日だった。。。

現地勝ち組の皆さん、本当におめでとう!

2006年11月09日 02:04

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第86回天皇杯4回戦
11/8(水)フクアリ/4,389人
千葉 0-1 札幌
得点 札幌;66' 相川



今日は会議とその打ち上げで帰宅が11時。情報遮断し録画Vを今み終わりました。
その興奮をそのままに、キーを叩いています。



やった!やった!やった!
録画だったけれど、終始声を出しながら観てましたw
恐らく千葉界隈のホテルで休んでいる選手全員を起こして、一人づつ抱擁して回りたい気分ですわ。
決して完璧な内容では無かったけれども、持てる力と気持ちを全て出して闘った、ヤンツー体制になってから過去最高の内容と結果を持ち合わせた試合だった、と手放しで喜びたい気分。




この日は試合開始から最後まで徹底した札幌の前線でのチェイシングが、ゲームの主導権を握るキーだったね。あれだけ頑張って前線を守備でかき回すフッキを観れたのもスゲー嬉しかったよ。
3トップの千葉に対して、通常右ウイングの芳賀をボランチに回し、キーパーソンである千葉山岸に当てて通常右CBの加賀をウイングバック気味の変則4バックにし、曽田・西澤・西嶋のディフェンスラインが千葉が繰り出すパワープレイ、楔、スルーパスをしっかり跳ね返し、たとえ突破されても思い切りの良い飛び出しの佐藤がしっかり防いでくれた。


大塚と芳賀は前後左右にスペースを潰しまくって獅子奮迅のディフェンス、攻守の切り替えの起点になり、一旦ボールを奪えば、お得意のワンタッチパスで左サイドの西谷の突破を中心に砂川、相川、そして最後はフッキへ送ってのフィニッシュ。
正直かなりチャンスはあってもっと早く決めて欲しかったけど。。。
でも、あの時間(後半21分)の得点だったから、凌ぎきれたんだと思う。前半、あわよくば得点出来ていたら、あっさり逆転されていたかもしれない。。。
ちょうど、得点直前には前線でのマークが徐々にずれ始め、ラインが押し込まれた後のボールホルダーへのチェックが甘くなり、クルプニコビッチや水野の正確なミドルと、羽生や楽山が流し込むスルーパスに対応しきれないシーンが目立ち始めていた。
あの見事な西谷からの相川のゴールが、再び札幌の選手に集中力をもたらした。アップセットには欠かせない、正に「いい時間帯!」のゴールだった。



札幌に取ってラッキーだったのは、ジェフが相手だったこと。
一つにナビスコ優勝後の試合で、ジェフは今年果たすべき責務を全うし、持てるモチベーションをひとまず出し尽くした後、且つ中3日での試合。一方札幌は休養十分で千葉をしっかり研究し、この試合に向けての全ての準備が出来たこと(その一つが、加賀の右WB起用だったと思う)。
二つにJ2では普段札幌がハマリがちな、相手に受けに回られて攻めながらもうまくしのがれてペースを握られていく展開を、千葉相手なら想像する必要が無かったこと。スタイルの似ているもの同士攻撃的な試合になりやすく(ナビスコの決勝での打ち合いを観ていて、これはチャンスがあるかなとも思っていた)、2年前室蘭の天皇杯で勝っているように相性が良い、ということ。



千葉は確かにストヤノフがいない、ハースがいない、水本の途中退場、そしてイマイチ動きにキレが無かったのは確か。
ただ、だからといって札幌のアップセットの価値が下がることは全くありえない。序盤は札幌が粘り強く続けたしつこいチェイシングとディフェンスが千葉の攻める意思を完全に封じ込めたし、終盤なりふり構わずの全員攻撃を仕掛けてきた千葉の個力、J1でも屈指のポジションチェンジとサイド攻撃で圧倒しようとする時間帯を凌ぎきったのだ。


相川のヒーローインタビューが、全国放送で観れるなんて夢のようだよ。いい笑顔だったな!(ハーフタイムのヤンコメもキレがあってよかった。フッキの攻撃力を生かすには?のインタビューアーの質問に「フッキが回りを活かせば活きるハズ」、なんてね!でも喋ってて思わずニヤっとしていたのは可愛かったww)


さてさて、ほんとにフクアリに行けなかったのは残念無念。大勢の我が同胞達、おまいら、うらやましすぎるちゅうね・・・もとい、お疲れ様でした!


12月8日?もちフクアリですよ!

レーシングカート 初体験

2006年11月05日 21:14

土曜日。


本社にいる先輩より「ORC(小倉クラッチが運営するカートレース場)で今度走行会やるけど、辞めた私の同期も来るから、参加してみる?」と以前誘われており、この日は朝からORCへ向かった。


非常に奇麗な外観だし、前から仕事で横を通っては、昔F1好きだった身としては「いつかカートやってみたいな~」と思っていた場所だった。


10時頃現地で先輩の車に同乗してきた元同期に約6年振り位に再開。思い出話もそこそこ、ネットかなにかで知り合ったグループらしく、20名近くが会議室に集合し、簡単なミーティングの後、会場側主催のドライバーミーティング(乗り方・旗の色などの説明。ブラックフラッグを振られないようにしないと・・・)。
50分の練習走行の後、1時間でドライバー三人交代の耐久?レースがあるという。


練習走行は一番手で出してもらった。
椅子に座る。いやー!視点が低い!!そして右足アクセル、左足ブレーキなので、左足のブレーキペダリングというのはなかなか慣れていないので、感覚的にうまくいくか・・・(そういえば、昔ベルガーがF1でも左足ブレーキをやってた、と聞いたことがあるな)


ピットロードエンドにはちゃんとコースマーシャルが立っており、安全確認後送り出してくれる。さあ、コースイン!
思った程エンジンパワーは無いけれど、レスポンスは非常にいい。そして第一コーナーへ。
タイヤは異常にグリップする!アクセルを踏みながらコーナーアウト。しかし、この感覚が次の1コーナー進入時に大きな勘違いを生み出すことに・・・


横で見ているとコースは狭い。しかし、カートのシート視点で見ると、広い!そして、体感的にはかなりのスピード感覚でコーナリングするのでどんなラインを取っているのか、慣れるまでは掴みにくかった。
たいした大きさではない、と思ってた縁石も、カートのタイヤの大きさから言えばかなりの高さがあり、ラインを取ろうと無理に乗っかると結構衝撃が大きい。こりゃ見るのとやるのじゃエライ違いだ。


と思いながらゆっくりとしたスピードで一周し、2周目の1コーナーを抜けてから調子に乗って全開で行ってみる。
そして、1つ目のヘアピンに向かう。上からコースレイアウトだけ頭に入れてコースへ入った為、最初はしっかりブレーキングして、と思って入ったら尻が振られ始め、ああ、コーナー入らなきゃ・・・とやってたらいきなりスピン・・・


結構俺って行けてるんじゃない?と思い始めたところで早速やっちまった。
なんで~?ちゃんと安全に行ったのに・・・


コースに戻って次のヘアピンを抜けるとシケイン。ここは縁石高いよ、と聞いていたが行っちゃえ、といったら驚くほどの衝撃!車が飛ぶのだ!!一瞬やばい、と思うが車は踏ん張ってくれる。
そこからモナコの最終コーナーみたいな感じのコーナーを抜けて、ホームストレート(100m以上、最高速は60キロ位とのこと)を走り抜ける!いやー凄いスピード感!・・・と思っていると、1コーナーが飛び込んでくる。
どの辺でブレーキ??などと悩んでいるとまたもブレーキ踏みすぎでクリップにも付けず大きくラインを外れ、車をスライドさせてしまう。
あれー???


後輪駆動の車を高速走行させたこと自体初めてで、どうやって車を曲げるべきかが全く分からない。乗ってから慌てだした!ああ!あんなに頭文字Dとかで理論的なものは学んだじゃないか!?どうするんだっけ??
そうやって迷いながら走っていた5・6周目。。。
苦手意識の出来た最初にスピンしたヘアピンで、クリップに今度こそ入ろう!と思って突っ込んだがブレーキを踏みすぎた上でハンドルを切ってしまい、スピン!そこに後続のカートが突っ込んできて・・・クラッシュ!!!


はじき出されてコースアウトしてしまった自分のマシンは動かない。
ありゃー、燃料タンクからガス漏れしてる・・・
相手の方は大丈夫のようで、そのまま復帰。
スタッフの方が来て、歩いて戻るように言われる。恥ずかし過ぎ~。
気分は、リタイアしてピットに戻るF1レーサー。もどったら「ブレーキトラブルでさあ~」とか言えば、言い訳になるかな・・・F1なら、ファンが群がって来るなあ(当然、誰もおらず)・・・なんて独り言を言いながらピットへ。


我がチームは車を代え、再度練習走行へ戻ることに。
「Tカーか、仕方ねえな・・・」なんぞバカなことを言っている場合じゃない!一旦私は落ち着く為に休憩し、先輩にコース攻略、いやいや、私の場合はそれ以前の問題で「カートでのコーナーの曲がり方」を教わることに。
基本的には後輪駆動なので、アクセルを踏んでオーバーステアにして曲がるのだ、ということを繰り返し言われた。そして、エンジンブレーキも利くし、このコースではあまりブレーキをしっかり踏まなくても行ける、と。但しブレーキング中にハンドルを入れると、間違いなくスピンする、そしてコーナー中にアクセルを入れてパワードリフトに持っていくのは明らかにタイムロス。コーナーにしっかり入ってハナが前へ向きかけた位でアクセルインするのが良い、と。


よーく聞いていると、全て色んな本に載ってたこと。運転の基本中の基本。なーんだ、そんなこと、と思いながら。
そして練習走行ラスト5分。再度コースイン・・・
すると、先程のクラッシュシーンが蘇って来る・・・
怖い、怖いよ!!頭真っ白。さっき聞いたことなんだっけ・・・
今度はスピンしまくり。同じヘアピンで毎回スピンする。完全に苦手意識が出来てしまった。まともに一周できない!
そして練習走行終了。。。
いやー!!俺才能ないよ!勘弁して!もう走りたくないよ!!
そんな感じだった。



練習走行は予選を兼ねていた。トップタイムは40:05だった。我々6チーム中41秒台の4位。レースの走行順を決める。1番手はグリッドからのスタートだから、かなりのバトルがある。当然、遠慮し3番手にさせてもらう。よーくみんなの走りっぷりを見よう!


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トップグループはウチラ以外の3チーム。20週くらいダンゴでそのまま行くが、2番手が連続ヘアピンで強引に抜きに突っ込み、外に流れた。1番手が当てられ抜かれそうになりながらも外で踏ん張り、逆にインを空けた2番手のところに3番手が突っ込み、戻ったところで接触。これで1番手が独走することに。


約20分でドライバーチェンジ。2番手は先輩で、前との差を縮める。そして3番手とテールトゥノーズのバトルを始めた!凄い、マシンは小さいけれども物凄い迫力!4度位テールトゥノーズで1コーナーの突っ込みでチャレンジし、ついにインを突いて追い抜く!


そして私の番に。グループ戦とは言っても総合順位は気にしなくていいし、みんな自分がどれだけ走れるかだけを楽しんでるから、と言われ「とにかく自分のレベルでムリせず走ろう」と。
走行前に「ブレーキとハンドリングとアクセルのメリハリをつける」というようなアドバイスを貰ったので、それに従順に従おうと。
かなり緊張の面持ちでスタートした。


1周目、タイムは48秒台だった。。。なんと、トップと8秒差。
でもスピンはしなかった!
1コーナー、元同期からブレーキングポイントを教えてもらい、なんとかトップスピードからのブレーキングに慣れる。そのあとのS字はベタ踏みだったな、でもちゃんとラインを取らないと行けないから最短距離で・・・そして苦手の第一ヘアピン。突っ込みすぎず、ブレーキ、ハンドル旋回、ハナが前へ出たらアクセル・・・曲がれた!!
この時、後輪駆動独特の前輪加重後の曲げ方が感覚的に分かった。
スピードを落としすぎるより、加重がかかって「ここ!」っていうところで軽くハンドルを当てるとスッと曲がる。


そこから一つづつ丁寧に、コーナーを曲がった。出きるだけクリップについて、立ち上がりはしっかりアクセルを踏む。これを少しづつ詰めていく。少しでもブレーキを遅めに、少しでも早くアクセルを開け、出来るだけ全開で・・・


そして、タイムが短くなっていく。ダンロップ(下の写真みるとヨコハマだった・・・)を通過すると正面のタイム表示に車体ナンバーとタイムが出る。46秒台から45秒台へ。少しづつ縮まっていく。ここまで一度もスピンなし。楽しい!

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そして、トップグループや他の方は40秒台から43秒台で走っているので、どんどん抜かれる。青旗が出る前に、身をわきまえコーナーで大外に膨らんで抜かれてあげる。
そこから、後ろにピッタリとついて、みんなのコーナーワークを盗む。
これが相当勉強になった。ああ、この角度でここから入っていくのね、と気分は赤木軍馬の後ろにつく山口音也の気分!!


そして、約25週、チェッカーが振られてレース終了。我がチームは私で2つ順位を落として5位という結果だった。
個人的に言えば、ラスト5周を44秒台で回れたことと一回もスピンしなかったことに大満足だった。そしてピットに戻ってハンドルを放した瞬間、物凄い腕の痛みが・・・
約15分間、遊びの無いハンドルを腕を伸ばし支え続けたことで、普段全く使わない筋肉が悲鳴を上げている。
物が持てない・・・


この日初めて走ってみて改めて分かったことは、レースはスピード感覚に単に優れている人や、本能で走るという人がシュパーっと走って勝つ競技ではやはり無くって、いかに無駄な動作をそぎ落とすか、いかに恐怖心と闘ってブレーキを我慢し、アクセルを踏むか、という「引き算と足し算の作業の繰り返し」なのかな、と思った。
皆、走り終わると何が足りなかったのか、ということを口々に語っている。


一旦は「もう走りたくない!」とまで思ったものの、最後のレースを終えた今、「俺もせめて皆のように42秒台でコンスタントに走れるようになりたい!」とまで思い始めていた。


なんか、一番ハマってはいけない、金のかかるものにハマリそうな予感。。。

草津×札幌 マローンって誰だよ!?

2006年11月03日 15:30

2006 J2リーグ戦 第47節
草津 0 - 2 札幌 群馬陸/4,219人
得点者 札幌;'33 ’64 フッキ




この日は朝からジムへ。
普段より若干軽めにし、12時に家に戻り、そこから自転車で敷島に向かうことにした。
が、ペダルが重い。走り出して10分くらいで引き返して車で行こうか?と悩みだした。
やはりジムで体を動かした直後は、さすがに疲労感が強かった。
結局、行きは到着までに50分位を要してしまった。



アウェイ自由席には、いつもながらの札幌バカ達が集っている。
前節で札幌の今期の昇格の目は無くなった。
ここに集まっている人たちは、もし人にそれを指摘されたとしても「だからどうした?」と顔色一つ変えず集まる人たち。
穏やかな日差しの中、よく見る顔、顔。

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コールリーダの方が「アウェイも残るは3試合となりました~」と喋ってる。
アウェイを主語に語るサポーターっていうのも、札幌はちょっと変わっているかもしれない。
が、アウェイを中心に回っている我々としては、嬉しい文化だ。


砂川が戻ってきた。草津相手だというのもあるか、久々の西谷・砂川の攻撃的ホットラインの復活とトップ下での途中出場が多かった上里がボランチで先発。そしてGKは移籍後初出場となった佐藤優也。


試合はフッキの2発を含む札幌がシュート18本を打って大勝。一方草津はシュート5本だった。
札幌の攻撃は草津のパスミスから攻守を素早く切り替え、そこからサイドを起点にワンタッチパスで中盤を崩してフッキのフィニッシュへ。
草津は簡単なミスが多すぎて話にならない。島田がやや深めの位置から必死に組み立てようと配給する。序盤は高田・吉本がしっかりボールを納めていたが、次第に2・3本目のパスでミスが連発。
初先発の佐藤雄也の出来を見定めていたが、正直試合を通して彼の見せ場はゼロだった。


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前半再三西谷・フッキはチャンスを外し、相川はオフサイドにようけ引っかかってアラアラ、と思っていたが33分に粘ってボールキープしたフッキがペナ内で引っ掛けられてPK。そのままフッキがゲット。
後半もいい時間帯でフッキが前線に運ぶと草津DFを次々に交わしながらペナ前を左から右に運んで最後は右足で豪快にゲット。


内容的には完勝だったし、守備はここのところベテランらしい読みと当たりの強さで曽田を追いやった西澤の奮闘が光った。また小気味の良いパス回しは目指す「アクションサッカー」の実現近し、という印象を与えるようにも思える。
が、草津には悪いがこの相手でフッキの個力での2点のみ、というのは満足ならない。
「決定力不足」というジーコっぽい簡単な言葉で片付けるのは嫌いだし、それはこのメンバーで高い決定力を期待するのはお門違い。


ようは、何の為に「アクションサッカー」を目指すのか、というところに尽きるような気がする。何の為に中盤でパスをワンタッチで回してるのか?守備でも「アクションサッカー」出来ないのか?
そして、フッキが悪いということではなく、目指すサッカーをやる上で周りがフッキを使いすぎるのは果たして良いことなのだろうか?
フッキは周りがいいポジションにいてもまず自分で行けるところまで行く。この気持ちは正しいのだが、周りを使うタイミングが2テンポ位遅い。特にこの日は悪いフッキだった。


まあ、昇格の目が無くなっても切れずにキチっと勝ったことは評価できるが、補強費削減という報道も憚られなくなってきた中、このメンバーを中心に来期を見通すと、あんまり手放しに喜べない勝利だった。


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残り5試合。そんな不安を払拭するような試合を見せて欲しいなあ。
次は水戸戦か柏戦かな?最終戦で久々のホーム参戦の目も出てきたし。
まだまだ!


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