元旦の夢は散っても、次のステージへ。

2008年12月31日 00:14

第88回天皇杯準決勝
東京 1 - 2 柏 エコパ/12,458人
得点 東京;31' 鈴木
    柏;68' フランサ、88' 李




PK2008123002100044_size0.jpg



正直あまりに走らないフランサを見て、「こりゃ行けるな」
と思ったのだが、そのフランサが1ゴール1アシスト。
そして何だか無駄に東京サイドに恨み節を抱く
ただなりに気持ちいいミドルをぶち込まれてしまった。




試合自体は柏と東京が交互に主導権を持つ展開で
且つ互いにプレスの厳しいチーム故、主導権の握り合いは
なかなか面白かった。
スズタツのミドルも見事だったが、その前でコースを作った
赤嶺も流石。
ただ、この試合の東京の敗因として、柏がカボレを近藤が徹底的に
マークして仕事をさせなかったことか。
カボレを潰されると今の東京は厳しいってことは、ここが来年の課題って
ことでしょう。あ、梶山のとこもね。



今年の東京は序盤戦術整備に苦しみ、中盤ポゼッションで楽しいサッカーを
見せてくれて、終盤厳しい戦いを勝ちきる姿勢にチェンジし、
一応優勝争いに辛うじて絡むことができ、最後は天皇杯を「あわや」という所
までたどり着いた。
個人的には昨年までを考えれば、万々歳の1年。
それは、この結果を持って東京の選手達が
「何が足りなかったか」を判ったとすれば。
まあ、城福イズムが浸透している最近の雰囲気からすれば
大丈夫だと思うけどね。




そして敵将の石崎さんの札幌監督就任の発表もあり。
ヤンツーもそうだったけど、天皇杯優勝監督がまた札幌に
来てくれるとすれば、目出度いことこの上なし、ってワケで
こうなったら柏に優勝して貰いたい。
ただ、ヤンツー来た年ってJ2最下位だったんだよね~



個人的には石崎さんが柏でやっていたプレッシングスタイルの
スピーディーなサッカーは好き。来年のJ2の試合数を考えると
ちょっと体力的な不安はあるけど、是非チャレンジして欲しいな。
だって、自分の応援するチームの選手達が、
ガンガンひたむきに走りまくるとしたら
応援する方も気持ちいいし、応援しがいがあるよね。




それにしてもガンバ×マリノスは凄い試合だった。
ガンバはCWCの1/5位の出来だったけど、何か凄みがあったな。
マリノスは、良いサッカーだったけどね。




これで今年のサッカーは終わり。
東京も札幌も、まあ色々あったけど楽しい一年だった。
来年も宜しく頼むよ。














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世界と「闘った」ガンバ大阪を正しく評価しよう。

2008年12月19日 22:23

FIFA Club World Cup 2008
G大阪 3 - 5 マンチェスター・U 横浜/67,618人
得点 G大阪;74' 山崎、85' 遠藤、90'+1 橋本 
    マンチェスター・U;28' ヴィデッチ、45'+1 ロナウド、75'ルーニー、78' フレッチャー、79'ルーニー





冷静に見れば、決勝を見据えてプレスを掛けず、
ゴール前とセットプレーだけに力を入れた省エネサッカーで
マンチェスターが歴然とした力の差を見せた試合だった。
事実、サポティスタ辺りでは海外厨と赤いサポ(?)と推測される輩から
「結局のところ本気にさせられなかった」とか「所詮これが日本のレベル」等
そんな評価が多いように思える。




けれど、サッカーってそんな冷静な目で観て楽しいかな?
マンチェスターから3点を取った、という事実は変わらないし、
少なくとも私は物凄く興奮した。 他サポとか関係無くね。




ガンバが、試合序盤から終盤まで一貫して、
「Jリーグでやっている」いつも通りのショートパスサッカーを展開した事が
素晴らしかった。
相手をリスペクトしつつも、様子見をしたり相手に合わせることなく
試合開始直後から点を取りに行く、という確固とした強いハートがあった。





これを、「本当に勝ちにいくならあんな玉砕戦法は・・・・」
という論調もあるけど、それは完全な間違い。
だって、ガンバのサッカーはここ数年、一貫してこのスタイルなんだから。
その普段通りのスタイルをマンチェスター相手に貫いて、
且つ事実として3点を得たことが素晴らしいんだ。
(こういう意見を言うのはJを観ていない海外厨に違いない。
そう言うヤツに限ってFAカップとかでマンUから2部チームが3点取ったりすると、
「良い試合だった」とか言うんだろうw)




そして技術面で物凄く評価したい点は、
(二川・佐々木のケガで遠藤がボランチ、
ルーカスがサイドMFで使われたのがキーだったが)
遠藤が勇気を持ってタテに早いクサビを入れていたこと。
それも、普段よりも1.3倍くらい速いスピードでのパスだった。
それを主にルーカスが中に入ってワンタッチで捌く。
これが非常に効果的な崩しを生み出した。




あのパススピードと勇気があれば、今日本で大流行?の
「人とボールが動く」ポゼッションサッカーは
安易な横パスでバックラインで廻すようなマガイモノから、
一歩進化するんじゃないか、と思う。
そういえば、ビディッチが負傷したシーン、
遠藤からゴール前の播戸への速いパス、
あれは普段の遠藤なら出さないスピードのパスだった。
ワールドクラスを意識した あのパスは、
一瞬ヒデを思い出させるパスだったな。





FWが山崎と播戸というチビッココンビも
(仮にバレーなりマグノがいたら、安田や加地のクロスからのチャンスが
もう少しあったかもしれないが)
徹底して裏を狙いに行く姿勢が素晴らしかった。
惜しむらくは播戸が最初の1対1を決めていれば、と。
ただ、その徹底した狙いがなければ、
ああいった場面すら作れないからね。




マンチェスターに関しては、全般完全に手抜き。
攻撃はロナウドよりもナニのサイドアタックが中心。
ロナウドは中で待つ感じが多かった。
ナニには加地が比較的上手く対処した為
ここはあまり怖くなかった。
ロナウドと安田の1対1は結構面白かった。結構冷静に対処してたね。
ちゃっかりシャツも交換してたし、さすが安田w
セットプレーの2点はここぞ、の集中力と高さだし、
ガンバの弱点はちゃんと見極められていた、という気がする。




それから山崎のゴールで2-1となり、ルーニーが入った後の
一瞬の本気モード。
ギアがいきなりクッ、と上がったのがはっきりわかる。
1対1での中沢の応対も悪かったが、シュートの精度が素晴らしい。
そして4点目、あまり積極的に上がらなかったエブラがスピードで加地を
振り切ってクロス、フレッチャーのゴール。
ここでもJとの圧倒的なスピード差を見せ付けられた。



また、全般的にはクロスの精度の差が歴然。
サイドアタック主流となった現在の潮流の中で言えば、
J全般のクロス精度の低さは大きな課題であることが
改めてよーく分かった。





それにしても他サポながら、この日のガンバは誇りに思うよ。
橋本のゴールを許した後、ポストを思いっきり蹴って悔しがった
あのファンデルサール(個人的には大好きな選手だけど)を見ただけで。
あ、あと遠藤のコロコロもねw

良いニュースと、残念なニュースと。

2008年12月18日 21:39






クライトン選手 コンサドーレ札幌との契約更新のお知らせ




まさか、のどんでん返し。
マリノスへの移籍が噂されていたし、
最終戦より前に事情が事情とは言えブラジル帰っちゃったし、
高額年棒は来期のコンセプトから考えれば
残留は無いだろう、と思っていたところに思わぬ発表。




柏の天皇杯敗退まで恐らくノブリンの就任発表は無いと思われるが、
水面下では来期のコンセプトについて色々話合っているだろうし、
彼のリクエストだったのだろうか?
正直J2でクライトンレベルの外国人はそうそういないし、
相当な戦力として来期も期待できるなぁ。
彼の「煽りパフォーマンス」も見れるとなると、
何か俄然来期が楽しみになってきた。





一方坪内はレンタル終了となってしまった。
柏戦で目の前で彼のはしゃぎっぷりを見て、単純に「いいヤツだな」と思ったし、
SBとしては左右で貴重な存在だったし、このまま残って欲しかった。




そして、村野GMがシーズン中に「責任を取る」と発言した頃から、
うすうす感じていた不安が、ついに現実となった。
コンサドーレ札幌 村野晋ゼネラルマネージャー 村野明子「しまふく寮」寮母退任のお知らせ




村野GMは5段階計画遂行という苦しいチームの台所事情の中、
力を尽くしてくれたことを感謝したい。
そして、しまふく寮という、札幌にとって今ではかかせない大事な財産を
一から作り上げてくれた村野夫妻、特に明子さんには
感謝しつくせない程色んなものを与えてもらった気がする。




この6シーズン、特に初期は本当にサポとしても辛い時期だったけど、
選手へ食事だけでなく、あったかい場所や精神的なサポートを献身的に
続けてくれたこと。



またそれをブログという形にして、
希望が見えにくいシーズンを過ごす僕らに、
時には癒しを、
時には笑いを、
時には厳しい選手の現実を、
そして若い選手達のエピソードを通して
チームの「明るい未来」を
届け続けてくれたこと。




選手にとっても、サポにとっても残念なニュースだけれど、
二人が作り上げてくれた札幌の財産は、
退団する時に明子さんにユニフォームをプレゼントした、
あのエビちゃんが引き継いでくれるっていうんだから
少し安心しました。




6年間、本当に御疲れさまでした。そしてありがとうございました!

「緑の血」より、「赤い血」の人が良いと思います

2008年12月16日 00:20

KPhotoNormal20081207024_s.jpg



ここ最近緑色のチームに関する色んな話題を耳にする機会が多い。




日テレの経営危機に伴って主力であるベテラン選手の相次ぐ解雇発表、
結果J2降格となり、来期も監督継続予定だった闘将がクビ、
ラモスらに実質強化に関する権限が無かったことが暴露され、
サポーターが深夜まで居残り闘将の続投、
ラモスへの強化の全権?移譲等を訴えるが何も通らず、
サポーターはシーチケの買い控えで抵抗、そして高木監督就任。




このニュースを部外者として見聞きしている中で思うことは、
確かに酷い会社だけど、ひたすら黄金期のOBを崇めて
「緑の血」とか言ってるサポーターもどうなんだろ、
と思ってしまう。



フッキがいなくなって、柱谷監督は「フッキがいなくなってストライカーがいなくなった。(低迷を)覚悟してくださいと言ったら、フロントからは『お金がない。(クラブの)存続が一番だ』と言われた」
ってあったけど、その前に「フッキ頼み」のチームにしたのは闘将本人じゃないの?
そんでフッキの退団を見越してその前に大黒っていう一流のストライカーを採ってるじゃん?
それに今期の補強も凄かったと思うよ?
仮にそれが監督の意向に沿ってなかったとしても、札幌の倍以上の予算。
J1の中でもかなりのレベル。
与えられた選手を戦術面でやりくりするのも監督としての能力の一つ。




これは、闘将やラモスに「それだけの能力が無かった」
ということだと思うんだが、違うのだろうか?
昨年だって、あれだけの予算を使ってJ2を戦いながらのラモスの迷走ぶり(や愚かな発言)は
「モチベーターではあっても、指導者としては2流」
としか思えなかった。




確かに過去の実績や華やかなりし時代の象徴的なOB達の力や経験は大きいけれど、
ここ数年の彼らの状況をみれば、まずそういった体質こそを変えるべき時期に
来ているのは明らかで、逆にサポーターがそこを訴えるべきだと思うのだが。




あと、これは言ってもしょうがないことだけど、
リーグバブル崩壊後、あれだけ寂しい動員でもチームが存続できたのは
読売だから、ってのを飲み込んでサポートし続けている人達はいるんだろうか?
J入会時、移転の際など地域密着の意識も無いながらも
(それじゃあ他の全チームが本当の意味での地域密着をしているか、
と問われると?だけど)、
そういったバックグラウンドを含んで彼らはチームをサポートしているんだと
思っていた。



そうだとしたら、磐石と思われた日テレの経営が厳しくなったらこうなるのは
目に見えてる訳で。
彼らが訴えているのは権限の問題だと思うけれど、
海外のチームを見ても、これだけ金を出しているオーナーが
チームの権限を集中させるってのはよくある話だし。
まあ、そんなチームはサポートのしがいがない、けどね。




ただし。
だからと言って、ベルディって言うチームが無くなって良い訳じゃない。
個人的には嫌いなチームだけど、それでもフリューゲルスのような、
あんな悲劇はもう起きて欲しくない。
それに、やっぱりサッカーはファンのものだし。
確かにベルディの今の運営状態はサポーターにとっては最悪だし、
少しでも彼らが働きかけて改善されることを望む・・・
けど、読売だからムリだろうなあ・・・





しかし来期のベルディの強化費予算7億?ウチより全然多いじゃねえかww

「歴史」が選手を育てる

2008年12月16日 00:11

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久々に早朝に起床し海外サッカーを生観戦。
だって、クラシコでバルサが6-0とかで勝つとしたら
どんだけスカッとするかw




・・・なんてのはやっぱ無く。そこはさすがレアルだった。
レアルは怪我人続出、マルセロも出場停止で右SBにサルガド、
左になんとセルヒオラモス起用。
まあメッシ・アウベス対策とも言える。
左ウイングディアラと連動して抑えるのか?
バルサは左SBにようやくアビダルが復帰、
他はほぼ現在のベストメンバー。



序盤からバルサのパス回しは普段通り。
中盤ではむしろいつも以上に繋げる。
4日前に就任したラモス監督はある程度引いたDFを選択し、
前線でのプレスは弱め。
その代わり、両ウィングは比較的張った状態を保っている。
アウベスはSBながら完全にウィング状態wなので、
レアルは奪うとそこを目掛けカウンター発動。
守備にも奮闘するラウルが長躯戻ってチャンスを作る。




前半0-0だったが、なんというか
両チームの守備レベルの高さで十分おなかが一杯になる位楽しめた。
一番凄かったプレー、メッシがいつも以上にエリア内で鋭いワンツーを仕掛けた際、
メッシのパスを受ける選手の後方で余っていたカンナバーロが、
パスが出た時点で素早くワンツーを受けに行く位置をカバーしボールカット。
そのスピードと読みの深さ。
ここ最近レアルでのプレーでは、どうしても1対1を強いられ
結構脆くやられるカンナバーロを観ていたので、
こういう人の余っている状態でのカバーリング能力は流石、と。




それからバルサ側ではカウンターを受け2-2の対応で、
バックステップを踏みながらサクっとノーファールでボールを奪取した
マルケスの応対も、「慌てず、冷静に」危険の目を摘み上げる感じで、
実質2バックのバルサだけに「カウンター慣れ」している感もある。




ブスケスが引っ張られPKとなったものの、エトーのシュートをカシージャスがセーブ、
その後はほぼ互角の勝負。
但しパスを廻す位置の深さは相変わらずバルサが優位。
そして後半残りわずか、CKからプジョルがセンターからファーに流れ、
中へ折り返すとエトーが内腿で押し込み1-0!
そして最後はロスタイム、メッシがカウンターからゴールを奪い2-0、
久々にバルサがクラシコでの勝利を味わった。




やっぱこの試合の雰囲気は最高。
序盤メッシが必要に削られ、早々にラモスとディアラがイエローを貰うし、
プジョルは前半から結構トゥーリオ状態だったしw
そしてゴール後の尋常じゃない興奮、エトーとメッシのパフォーマンス、
その二人ともシャツ脱いでイエローみたいなw
選手達が自然とそう思える試合があるってのはうらやましい。
そういう普段の試合とは違う、超越した思いこそが選手のプレーの
凄みを生みだし、その経験こそが選手をワンランク上に成長させるんだと思う。




こんな歴史がJにもいつか出来るといいな。


最後の入替戦(磐田×仙台)

2008年12月16日 00:03

2008 J1・J2入れ替え戦  1st Round
仙台 1 - 1 磐田 ユアスタ/18,974人
得点 仙台;41' ナジソン
    磐田;53' 松浦


2008 J1・J2入れ替え戦  2nd Round
磐田 2 - 1 仙台 ヤマハ/16,693人
得点 仙台;89' 梁
    磐田;41' 70'松浦



20081214-013130_S.jpg



1戦・2戦ともBS録画で観戦。
何故Jリーグはこんな面白い試合を来年から廃止するのだろう?
チームの入替による活性化を狙っているのなら、
過去J2の3位チームの勝率が高い訳だから
別に良いと思うのだが。





初戦は仙台ホームで1-1ドロー。2戦目は2-1で磐田の勝利。
結果、名門磐田が何とか残留を果たした。
印象としては「連動性の仙台」と「個の磐田」が戦い、
個力で上回る磐田がうまく機能しないながらも
松浦という「ラッキーボーイ」の3発で勝ち残った、という感じ。




初戦ナジソンがゴールした頃までは、磐田が仙台がこの1年で築き上げた
連動性あるサッカーにDFで後手後手となっており
「こりゃ磐田やべーな」と思ったのだが、そこはさすがの磐田。
ユアスタの雰囲気は凄かった。
アウェイでも仙台サポの数と声は圧倒的。ちょっと感動した。




そして松浦の2ゴール。
ちょっとこの19歳初めて観たんだけど、1ゴール目の自分で奪って
前田に預けてのリターンを胸でシュート(!)ってのも、
2ゴール目の後方からのボールを持ち込んでDF2人を交わしてのシュート、
どちらも何か「メッシ」っぽい(本人も好きらしい)
プレースタイル、凄みを感じた。こういう素材がまだまだいるんだね。




2失点後の仙台の猛攻。リャンのFKで1点を返し、
TVからでも物凄い熱が伝わってくる。
残り時間は少ないものの、仙台サポは誰もが信じている。
そしてロスタイム最後の攻撃、左から関口のクロス、
ここからの猛攻を磐田が凌ぎきるまで・・・
なんというか、言葉に出来ない凄みを感じた。
柏が残留した時の入替戦を観に行って、
「この場にウチも立ちたいなあ」と思ったが、
この試合を観て改めてそう感じたのだが・・・




こんなヒリヒリするような焦燥感と、
得も言われぬ喜びと、何もかも失われるような絶望のどちらかを必ず味わえる、
至高の舞台が無くなってしまうのは実に残念。




ということで来年はまた牛タン食べれるってことで、仙台には悪いけど
残ってくれてありがとうw




しかし、このままチームをもう一段磨いて外国人を入れたら
仙台、来年は強敵だな・・・
と誰もが思っている筈だが、
手倉森監督は解雇の可能性アリとのこと。
もしそうなったとしたら、仙台を取り巻く環境も救いようが無いな。

また、ここに皆で戻ってこよう。

2008年12月08日 23:31

2008 J1リーグ戦 第34節
札幌 0 - 1 鹿島 札幌ド/26,220人
得点 札幌;
    鹿島;35' 野沢



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楽しかった!
結果は負けでも、純粋に楽しかった。




26,000っていう観客のわりには待機列は短かった。
自由席は試合開始直前まで結構ガラガラだったし、
多分、鹿島目当てのライト層のお客さんも多かったんだと思う。
(鹿島の表彰式が終わったら帰ったお客さんも多かった)




入場口でチラシ等を受け取ってふと顔を上げたら大塚が。
目が合って動揺してしまい(?)、思わず「あっ、大塚だ!」
って声を上げて、何か苦笑いされてしまった・・・
こういう時、言葉が出てこないんだよなあ・・・
アリガトウ!って言いたかったのに。

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札幌の先発はGK佐藤、DF池内・西澤・西嶋・坪内、
MF征也・大伍・上里・西谷、FW砂川・ダヴィ
西谷先発が嬉しい。FW砂川も三浦さんのオプションとしては結構好きな手。


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鹿島はGKソガハタ、DF内田・伊野波・岩政・新井場、
MF本山・中後・青木・野沢、FWマルキーニョス・コウロキ
岩政の相方って今は大岩じゃないのね?




序盤は札幌ペース。鹿島は無難にロングボールを放り込んで来る。
札幌はこれを難なくマイボールにし、上里、大伍が中で捌き、砂川の裏へ
抜ける動きに合わせるか、征也に縦に行かせるか、
それとも西谷に渡して坪内の上がりを引き出すか・・・
ここ数試合の中で一番攻撃のバリエーションが豊富だった。
しかし、クロスからのフィニッシュにはダヴィしかおらず、
鹿島に無難に対応されてしまう。




鹿島は本当に憎たらしい程したたかなチームで、
自分達の立ち位置を理解し、序盤をうまくやり過ごし、
野沢の見事なミドルで先制した後は
これまたポゼッションをしつつ時間を消化し、
時折「ここっ」てところでプレスをかけ、鋭くカウンターを突き刺していく。




前半はあきらかに札幌が良いサッカーをしていたけど、
全て鹿島の計算内だったようにも思えてしまう。
そして最後はゲームを壊しに掛かり、そのままタイムアップ。



札幌の6年ぶりのJ1の旅は終わりを告げ、
鹿島は08年のチャンピオンになった。


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まあ、今期のような乱戦になればなるほど、鹿島のような大人のチームが
勝ち星をうまく拾って優勝する、そういう意味では順当な結果だったのかも
しれない。




この日は征也が物凄く吹っ切れてて、1対1を積極的にしかけ
新井場を常に押し込み、タテ!タテ!タテ!と非常に気持ちが良かった。
上里はもはや完全に来期の軸として考えて良いプレー振り。
前半のFKも、後半の見事なミドル(ポスト直撃)も見事。
出場機会に恵まれなかったのに、ほんと、成長したなあ。




お別れの選手達の最後のプレー。



特に西谷が守備に奮闘していたのがとても印象に
残っている。攻めの場面では去年のようなキレキレのドリブルは
今期結局見れなかったけど、ゴール前のダヴィに合わせ掛けた
タテの鋭いパスは往年の彼だった。



池内も藤田と絡んで激しく上下動をしていたし、西澤も相変わらずの当りの強さ。
(その代わりフィードとか足元は相変わらずだったが・・・)。
多分これでお別れになるダヴィは徹底マークされて、
ゴール前では3対1とかで仕掛けざるを得ない状況でシュートに行けず。
それでも鬼プレスやポストプレーは流石。
まだまだ成長できるし、名古屋では是非活躍して欲しい。応援してるよ。



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試合後。鹿島の優勝セレモニーが始まるのが遅い。
15分以上たった頃からようやく鬼武がやってきてシャーレの贈呈、
そこから行進が始まるのだが、この頃からシビレをきらしたUSが
札幌フロントスタッフと揉め始める。
しかも、鹿島の行進はバクスタ側まで行きかける
(が、ここで誰かが空気読んで途中で引き返す)
ウチのホーム最終戦だし、こっちも大事なイベントが残ってんだし、
もうちょっとリーグとか鹿島のスタッフは空気読んでくれ、と思う。




ただ・・・相手は優勝。こっちはJ2降格。
報道陣も鹿島の為だけに物凄い数来てる。
何か吼えても、負け犬の遠吠えだ。




が、ここで鹿島サポから長時間セレモニーを許してくれた札幌に対し、
「コンサドーレ」コールが。
これに対し、US以外のゴール裏が「鹿島アントラーズ」コールをする。
USは憮然とした感じで見渡す・・・




その前からUSと他のサポで人悶着あって、
表彰式で拍手をした大半のサポに対し、
「おまえらふざけんな、もう来年からゴール裏くんじゃねーぞ!」
とUSから罵声が飛び、お互いをののしりあう感じになっていた。




僕はどっちにも否定しない。が、どっちも肯定できないな、と思った。
鹿島を祝う気持ちはゼロではないが、こころから拍手できるほど善人ではないし。
呑気に拍手する人が多数を占めるゴール裏ってのも少々どうかと思う。
ただ、USの対応もちょっと大人気なかった気がする。
気持ちは凄く分かる。けど、これが今の札幌のゴール裏なのだ。




アウェイを中心に居たから余計に感じるけど、
既に、札幌のゴール裏はこういうライト層が多数派なんだと思う。
(ライトって言っても闘ってない、とかじゃなくて、ね)
それはもはや認めなきゃいけないし、それを踏まえた上でなんとか
まとめて行かなきゃいけないんだと思う。
(何もしない人間が偉そうなことを書いて申し訳ない)


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サンクスウォーク。
三浦監督の挨拶は、なんだか暖かかった。
冷静に試合を振り返る監督会見や、去年の昇格時の挨拶など、
あんまり感情をこういう場で出さないイメージで、今回も同様。
でも、なんかそんな感じがした。
そんな皆整列して聞いているところで、元気の子供が無邪気にピッチを
走り回っていたのが可愛かった。


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そして、場内一周。皆に声を掛けることが出来ました(ミノも来てた!)。




08シーズン、色々あったけど楽しかったよ。
J1、やっぱ楽しかったよ。
選手、監督、スタッフ、サポの皆さん、本当に有難う!




そして、またいつか必ず、皆でこの場所に戻ってこよう。





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全国放送前夜

2008年12月05日 20:15

いよいよ明日は最終戦。
暫し(?)サヨナラとなるJ1の舞台。
いっちょ鹿島相手に派手な最後っ屁ぶちかましたろかい!





・・・てな感じにみんななってるかな?
大丈夫かしら?




なんせ、何年ぶりかの地上波全国放送ですからね。
なんか緊張しますね、サポも。
正直、今日寝られるかな~というような不思議な感じです。
まあ、そんなこと言ってて普通に爆睡すると思いますがw




全国のお茶の間の皆さんに、2008年の札幌というチームが
どんなチームだったかを記憶に留めて頂く為にも
頑張りますよ~
普通に「強烈な弱さ」だけが記憶に残らないようにね。。。






オフザケはこのくらいにして、明日は沢山の選手にお別れも
言わなきゃいけないし、そんな中での最終戦のセレモニーも、
鹿島に優勝されちゃったら何か台無しにされそうで、
なんとかしたい!



そんなことを思いつつも、会社の同僚を連れて行く関係で
いつものゴル裏ではなくSBで観戦しなきゃならないのが残念なんですが
気持ちはいつも以上で。



明日は来年から出来なくなるコールの一つ、
「おーにしたにー、おおーにしたにー」をしたいなぁ。
途中出場でもいいから出して欲しいな。
そして、一瞬でもいいから昨年までの、あのキレキレなビールさんが観たい!
ほんと、ありがとう。
勿論他の選手もね。





そんなこんな、試合前夜ってアレコレ想像して、期待をして。
サポライフの楽しみの、一つ。
今年も何度そんな夜を過ごしたか。
確かにスタジアムでは辛いことも多かったけど、
1シーズン、札幌の選手にはこうやって、たっぷりと楽しませて貰いました。




それも明日で暫しのお休み。




今晩からは雪。暖かいカッコしてかなきゃ。

ダヴィを見習おう!

2008年12月01日 22:41

2008 J1リーグ戦 第33節
名古屋 3 - 1 札幌 瑞穂陸/19,890人
得点 名古屋;6' 小川、12' 杉本、89' 米山
    札幌;70' ダヴィ





名古屋戦


TV観戦。



なんとか一矢報いて欲しかっただけに前半早々の2失点は残念だった。
ダヴィが後半前線で自らのプレスからボールを奪いキーパーを交わして得点、
そこから少々イケイケの展開になったものの、ロスタイムに失点しジ・エンド。
今シーズンの札幌を象徴するような
(それにしても今年は何度この言葉を書いたか)試合だった。



BSでの解説はヒロミだったのだが、「ヒロミ節」炸裂で癒される。
彼がずっと言っていたように、名古屋には攻守のコンセプトが明確で
選手に迷いが無い。
特に攻撃時は全員が共通したイメージがあり、淀みなくボールが運ばれていく。
それは、ボールホルダーには一つ目の選択肢が消された場合でも
ちゃんと「次の手」が用意されているから。




三浦監督のチームコンセプトは「リスクを極力排除する」ことだが、
選手に技術とイメージが足りず、より「リスクを避けること」を
優先したダイレクトプレーを選択してしまう傾向がある。
昨日の名古屋のように前線でのプレスがキツイ相手になると
攻撃のイメージが失われ、 1つ目の選択肢が消されるとバックパス、
もしくはパスなのかクリアなのか分からないようなキックを
選択するしかなくなる。
出し手と受け手のイメージが合わず、折角プレスで奪っても
センターサークル付近でボールを失うシーンが昨日も多く見られたが、
そういうことだろう。




これは「一つしか選択肢を与えなていない」監督の問題で、
去年から続いている課題。
去年はそれでもJ2レベルでなんとかなったが、
今年はそこから奪われてのカウンター、技術の高い相手にポゼッションされる
時間が長くなり、守備の集中が持たずに崩壊に至っている。
ただ、監督がこれを選択したのは限られた選手・人材の中で、
「昇格」「残留」という結果を求められた故のもの。
この2年は結果を優先した2年。育成という意味ではあまり成果が無かった。
ただこれは三浦さんを責める問題ではなく、チームの現実的な方針だった。
そういう意味では後述するが、次期監督問題で期待するのはソコ。




あとダヴィ好きなヒロミが「札幌の選手はダヴィのようにプレスに行かなきゃ!」
ってずっと言っていたけど、 ホントその通り。
ダヴィが点を取っているのはモチベーションとか勝ちたいっていうメンタルが
札幌のメンバーの誰よりも強いから。
モチベーションを下げている場合じゃないってよ?




イケや画伯とプレー出来るのもあと2試合なんだし、
言葉じゃなくプレーで恩返ししなきゃ。
まあ、そのイケと画伯とプレーがアレだったんでナンだけど。。。
上里はただ一人プレーに視野の広さを感じさせた。
来年は中心になってプレーして欲しい一人。





来期のゼロ提示は大塚、ヨンデ、池内、西澤辺りの名前が出ていました。
毎年寂しい話ではあるんだけれど、チーム事情を考えると仕方ないと言わざるを得ない。
ただそうは言ってもね~
イケと画伯に関しては、特に苦しかったこの数年を共にした仲間だけに、
残念というか申し訳無い気持ちがある。このチームで満足して、現役を終わらして
あげたかったなぁ・・・
大塚はガツガツ潰しに行くプレースタイルが好きだったし、チーム昇格の立役者。
ヨンデも去年チームが下降線に入った時期に来て、
あらゆるポジションで奮闘してくれた名バイプレーヤー。
みんな、こころから有難うと言いたい。




そして監督に関しては柏が一転して石崎監督との契約更新をしなかった為、
ウチが正式オファーを出し候補一本化との報道あり、一安心。
決して監督として一流ではないと思うけれど、
ヤンツーに手取り足取り指導を受け、三浦さんに勝負に拘る厳しさを学び、
そしてJ1の壁にブチ当り、改めて技術やメンタルがまだまだ足りない、
と知った今、札幌にとって考えられる人材の中ではベストかな、
と思うのです。




土曜の柏ホームでの最終戦挨拶で、
「大分も川崎も自分がいなくなってからもっと強くなった、柏も強くなる」
ってコメントし
笑いを取ったようですが、良く自己分析出来ているというかw、
彼の過去の功績を分かり易く表わしたエピソードですよね?
札幌もそうなったらいいな。
・・・いや、ベースを作ったらいなくなってね、って意味じゃなく
勿論ずっと一緒にねw



早く決まって欲しい!


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