空気が読めない人達

2010年07月26日 23:21

2010 J2リーグ戦 第19節
札幌 1 - 2 横浜FC 札幌ドーム/26,875人
得点 札幌;65' 藤田
    横浜FC;4' 西田、34' 高地




最近札幌戦をTV観戦すると、ヨメが嫌がります。



私が興奮して「怖い」のと「子供に悪影響」だとのことです。
言わずにおこう、と心に決めながらも思わず口に出てしまいます。
「てめー、この〇×△ヤロー!」「バ〇、何で今のにカードださねんだよっ!」
とか。。。
最近はその度に上の子に「パパ、そんな言いかたしちゃだめだよ」
って言われてしまい、ああ、やばいと思いながら
言わないとこれまたストレスも溜まって、更にイライラも募るのだ。



サッカーって直情的なスポーツだから、中々お行儀良くは出来ない。
特に、スタジアムに行ったら。
今はスタジアムに行けないこともストレスになっているから、
TV観戦でも余計だ。


スマン、ヨメ、子供達よ。
極力努力するから。もしくは、暴言以外の発散方法を見つけるよ。
誰か知ってたら教えてください。。。



さて。
昨日の試合。ゲームを壊した人間に対し、いかなる罵詈雑言を浴びせようとも
思いが晴れることはない、そんな試合でした。



昨年の同じ頃にも、同じ会場で、同じ様な試合をしたチームがいますがww
この時も「お客さんを集めて興行を打つ意味」について書きました。




ジャッジの公式結果が判らないんだけど、石川は一発退場でしたが
TVで視ている限り、執拗な抗議に対するカードのようにも見えましたが、
どうだったのでしょうか。


まあいずれにしても、ファールはスローを見る限りはない。
百歩譲ってファール、PKとしてもプレー単体での一発レッドはありえない。
「得点機会阻止」はルール上レッドかもしれないが、
ワールドカップでもPKはかなりあったけど、一発レッドってスアレスのアレ位だった筈。
そして仮に抗議に対するカードだとしたら、よっぽど酷い言葉を浴びせかけない限り
レッドは無いでしょう。石川がそんな言葉を発するとは思えないんだけど。
まあ、それは身内の言い分なのでね。



千歩譲ってそれらが全て真っ当なジャッジだったとしても、
開始たった2分で、ホームチームが数的ハンデを負わされることの重みについて、
審判の方々は考えることはあるのだろうか?



いつも思うんだけれども、厳しい収入環境の中運営会社が精一杯営業努力をして
2万6千人もの観客を集めたことの意味を、Jリーグに関わる人間として
審判も良く認識すべきだとつくづく思うのだが、彼らにしたら
「そんなの関係ねぇ、自分達の”正しい”ジャッジが全てだ」
ってことなんでしょうね。


そしていつも思うのだが、
「それなら、観客のいないリーグで審判やって下さい」
ってことです。



今期一番の入りで、各種イベントもありおおいに盛り上がっていたスタジアムが、
たった2分でどっちらけになっていく。その空気の読めなさ具合は、
きっと一般的な社会人としても大きな欠陥がある、と言わざるを得ない。



勝ち負けのことを言っているのではありません。
それに、客が少なかったら良いのか、ってことでも勿論ありません。



あのジャッジが無ければ札幌が勝ったかと言われれば、
多分負けてたような気もしますww
大観衆が負けフラグなのは分かってます。
そもそもいきなりあのようなプレーを演出したこと自体
選手に気負いや緊張感があったと思います。
88分10人だったから勝てなかった、とも思いません。
そこから勝ったチームが世の中にはゴマンとあります。
そうではなく、開始たった2分で、自分の裁量で決められる選択肢の中で、
見ている観衆を一番がっかりさせるような、
一番最悪の判断を下すってのはどうなのよ?
ってことです。



もうこんな試合は見たくないよ。



一方選手達は良く頑張りました。88分よく走り抜きました。
後半からの思い切った攻め仕掛けは気持ちよかったし、
藤田のゴールはビューティフルでした。ドリブルも切れていたし。
高原は良くセーブしました。
が、負けは負けです。前を向いて、また一つ一つ勝っていくしかありません。
そして芳賀が泣いてたとか。
その気持ちを見せてくれるのなら、僕らはどんな状況でも応援します。




PS;最近思うのだが、札幌はアウェイ客が見込めない分不利だよな。
こないだの千葉とか今期最高動員だとか言ってたけど、
少なくとも2千人は札幌サポだったもんな。
・・・っていうか、今節の柏VS千葉も柏が2分で菅野退場だったとか!
それでも追いつく(シュート1本で2点!)のが力の差、か。
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やはりフクアリには福有り。

2010年07月20日 22:44

2010 J2リーグ戦 第18節
千葉 0 - 3 札幌 フクアリ/15,716人
得点 千葉;
   札幌;5',89' 古田、90'+3 岡本





いよいよJ再開っす。




前日は東京が見事な前半とグダグダな後半を見せてくれて
「あー、これからまた週末毎にモンモンとさせられる日々が・・・」
と思いきや、札幌は千葉に快勝!!



札幌にとって「全ての照準はこの一戦」と考えてきただけに
試合前のサイド交代から(後半ジェフが自サポを背に攻撃するように)始まり、
セットプレーではこれまで見ないような工夫
(ショートコーナーを常に意識させたり、ファー&ニアの打ち分けetc)だったり
ワールドカップの日本代表並に相手にある程度持たせてからの堅守速攻をベースに
千葉対策をしっかり打ってきた印象。




一方の千葉は一部からは「バルサスタイル」と言われるような
しっかりとした技術からのパスサッカーで高いポゼッションを保ち、
「自分達のサッカー」で相手によらないスタイルで勝負し、
札幌に上手くいなされた、いう感じ。



この勝ち点3は大きいよ。
ていうか、再開初戦がフクアリだったことが何よりでかい。
多分、札幌関係者は誰もが「フクアリはホーム」だと思ってるからね。
まあ単なるジンクスなんだけれど、ジンクスっていうものは破れるまで結構手ごわいからね。
私も東京戦を含めてフクアリ参戦時は4勝0敗の負けなし。
(06年天皇杯とか、08年J1下位決戦とか)
観やすくて音の反響も合って雰囲気も良くて、ソーセージもサマラナもすき家も旨い。
あー、行きたかった!!



古田くんは一皮向けたかな。
1点目は右だったのがちとビックリ。
2点目は「それが見たかったのよ!」っていうゴラッソ。
古田みたいな選手が一番得意なシュートじゃない?
道新記事でウッチーが「中断期間中に一番スタミナ値が上がった」ってあったのに
真っ先にバテテ交代させられてたのがちょっと失笑だったけど
まあ皆良く走った走った。
あんだけ走れば、日本代表ぢゃないけど勝てる裏づけが出来るってもの。



キリノはプレーが昨年みたいにシンプルになったな。
まあ周りの選手の使い方がシンプルになったってのもあるけど。
純平はいきなりの交代出場、ロンゲが少々うっとおしいけど
運動量があって期待感持てるなあ。
岡もっちゃん、冷静にシュート打ちながら一本目はGKに当てて「オイッ」
・・・と思わせてからーの、もっと冷静に二本目を決めたのがクールだった。



千葉は試合後もっと大変だったみたいですね。
個人的にオシムさん時代から千葉戦は良く観に行ったし、好きなチームだったけど、
今年のチーム編成(自ら切った選手達を戻したり、去年やれば良かったような大補強をしたり)
について多いに疑問があったから、正直すんなり1年でJ1に復帰して欲しくない、
いや、すべきじゃない、と思ったりもします。
どうもオシムさん、いや祖母井さんなきあと、このチームは何かがずれてる。
ってか、祖母井さんがいた時代以外は・・・ってのが真実のような気も。




柏がそうだったように、J2という舞台で千葉もチームとして再生を果たすべき、
だと思ってます。
名門だけに、そうやって復活して欲しいと。
まあ、余計なお世話ですね。



貴重な勝ち点3、3位の千葉から3点、チームの雰囲気も良し。
それでも、昇格云々はまだまだ口に出す権利すら無し。
ただただ目先の1戦1戦を全力で闘って、自らが変わるしかない。
それにまだ再開1試合。これを続けていくことです!



いやー。サッカーのある生活ってのは、やっぱいい!!

ワールドカップ総括、決勝展望。

2010年07月10日 22:22

私のワールドカップ前の予想です。



ベスト16
南アvsナイジェリア、イングランドvsガーナ、
オランダvsパラグアイ、ブラジルvsチリ
アルゼンチンvsウルグアイ、ドイツvsアメリカ
イタリアvsカメルーン、スペインvsポルトガル


ベスト8ナイジェリアvsイングランド、オランダvsブラジル、
アルゼンチンvsアメリカ、カメルーンvsスペイン。


ベスト4ナイジェリアvsブラジル、アルゼンチンvsスペイン


決勝
○ブラジルvsスペイン


スペインの決勝進出は運良く(ただのひいきなので)当てたけれど、
その他はボロボロですね。。。
フランスの敗退は当てたましたが。
勿論、日本のGL突破も外しました(度々ながら、岡ちゃんスマン!)。


ところで、フットボリスタの観戦ガイドの記事で
ワールドカップの7不思議として


①欧州勢は欧州以外では勝てない
②次回開催国は優勝できない
③予選の成績はアテに出来ない
④グループG・Hからは優勝できない
⑤グループリーグは2勝1分で行くべし(3連勝は優位でない)
⑥最後に笑うのは守備的チーム
⑦得点王は優勝できない




とあったのですが、結構当たってたり相応の根拠もあって
今振り返っても面白いな、と思いました。
①のジンクスついては覆されることが確定的で
④と⑤、そして⑥については決勝の結果次第です。
そういう意味では明日は若干オランダ優位?



さて、今回のワールドカップについて少し早いですが
簡単に総括してみたくなりまして。




まず、GLの感想について。
フランス・イタリアの前回優勝国の予選敗退は驚く一面、
結果論ですが「負けるべくして負けた」と。
カメルーンについても日本に負けなければ、とも思われましたが、
後から聞く限り崩壊寸前だった様でこれまたしかり。



地元アフリカ勢が全然ダメだったことについてですが、
そもそもアフリカの多様性の中で、
「ホームアドバンテージ」がそもそも無かった、という見方もありますが、
唯一GL突破したガーナを南アの人達が全力で応援していたのを見ると
そうでも無いのかな、と。
個人的に思っているのは、アルジェリア・南アフリカはそもそもノーチャンス。
コートジボワールはそもそも厳しいグループだった。
結局、有力な2位通過予想先だったカメルーンとナイジェリアが
日本・韓国というアジアのダークホースに敗れたことをその原因と考えるのが
筋じゃないかな、と思います。



そういう意味では日本と韓国の今大会における空気の読めなさ加減は
中々だった、と言えますw



南米勢がGL、ベスト16まで強かったことについては
やはり欧州勢の「内弁慶っぷり」、南米勢の「環境適応能力」に尽きるでしょうか。
個人的な偏見ですが、ヨーロッパリーグ等で欧州内の移動は慣れていても、
水の合わない地域での長期合宿状態に置かれた一流選手達はのストレスは
相当なものだと思います。
実は身内にイタリア人(おい)がいて、毎年ひと月位日本に滞在するんですが、
異文化との接触に大分敏感な感じがしますし、今回の南アは治安の問題もあり
あまり外出も出来なかったであろう環境は、相当なストレスだったのでは?
個人より組織が尊重される環境で、学生時代から長期合宿による
集団生活に慣れている日本・韓国にとって
そういう意味で多少アドバンテージがあったかもしれません。



しかし、ベスト4には欧州勢が3チーム残った事実については
やはり「真の実力があった」ということでしょうか。
それに加え、戦術的に「守備的」なトレンドがある中で
そのような戦術を取ったパラグアイやウルグアイ、ブラジル、
(ある意味)オランダ・ポルトガル等がベスト8に
残ったことも興味深いものがあります。



あとプレーについては「高地」「ジャブラニ」という特殊要因が
欧州の一流プレーヤーのプレー精度を落としたんじゃないかな、と。
今大会は結構シュートを大きく吹かすシーンが
散見されました。FKのゴールが少ないのもそうでしょう。
準決勝でジオとフォルランの見事なミドルが2本決まりましたが
「やっと慣れてきた」っていうことなんでしょうかね?



モウリーニョシンドロームによる「守備的戦術」の流行と、
環境・道具によるプレー精度の低下が、結果として
歴代大会と比較してゴール数が少ないという事実に繋がっているのかな、と思います。




ブラジルとアルゼンチンの同時敗退は衝撃的でした。
特に守備的なブラジルの戦い方は、正に今のトレンドであり、
私も泣く泣くスペインを退けての優勝予想をしてました。
別にドゥンガを庇うわけではないですが、「運が無かった」のかもしれない。
そして、「次回開催国は優勝出来ない」というジンクスが
ここで律儀に働いたのかな、と。フェリペメロの退場もそのシナリオに乗っかったのかも。
アルゼンチンに関しては「ハリボテが取れただけ」・・・と言ったらあんまりですが。
メッシはプレーがキレキレなのに、今ひとつチームに上手く乗っかれていなかったって事実から
やはり問題があった、ということなのでしょう。





さて、決勝の展望ですが、ずばりスペインだと思います。
まあ、ただのひいきですww




準決勝のドイツ戦に来て、究極のポゼッションサッカーが戻りつつあること、
トーレスを外してペドロを入れた効果が絶大、何せバルサ色が更に強くなったことは
ここにきて益々
「デルボスケ、何もする事無し」
ということに。デルボスケがすることが無ければ、スペインの優勝間違いなし。
(ビジャがバルサ勢と完全に連携が取れているのが、10~11シーズンに向けて頼もしいw)
確かに得点が思うように取れていない点は気になりますが、
あのポゼッションは「最大の守備」としてのメリットの方が強いと思う。
それから、ユーロ2008の優勝経験が決勝の舞台で生きるはず。
スペインはユーロでもそうだったように、今大会でまた更に勝負強さを身につけたと思う。


一方のオランダは手固いサッカーでここまで勝ち上がったけれど
何か物足りないんだよなぁ。オランダらしからぬスタイルについて言及しないとしても。
出来ればオランダには「オランダらしいサッカー」で無垢に闘って
いつも通り散って欲しい。
申し訳無いけれど、それが彼らの美しさでもあるからね。




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