最後に悔しい思いが出来るシーズン

2013年11月25日 22:28

2013 J2リーグ戦 第42節
札幌 0 - 0 北九州 札幌ドーム24,813人
得点 札幌;
   北九州;


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決してそこで諦めてしまった訳じゃない、と一応言い訳をしておきますが
あのゴールポストの乾いた「カン」という音を聞いた時、
ああ、今日はダメかもしれない、と思った自分がいました。
昨日の試合の流れからして、変えられる唯一のチャンスだと感じたから。
後半残り15分、正に必至の猛攻だった。
でも、どうしても点が入るイメージは沸かなかった。
脳裏に沸くその思いをこっちも必至で追いやって、ポジティブに
応援し続けた。
ロスタイムのビンのコーナーキック、そしてラストプレーで杉山が
上がってきたのを観て、こみ上げるものがあった。
そして直後に無常の笛。

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あのポストに当たったビンのFKを振り返ると。
ビンの持つ強い気持ちが伝わってきました。
あそこでいきなり蹴ってあのボール。札幌の他の選手に
あそこまでの強い気持ちを持ってる者はいないと思う。
それでもそのFKが入らなかったのは、彼の技術云々を超えた所、
昨日の試合の流れ、そしてチームの一年の実力を反映した結果だった、
と私は何故か確信してしまってる。


試合前の雰囲気は、2011年最終戦を彷彿とさせる雰囲気がありました。
前エントリで「2011年の昇格争いに似ている」と散々書きましたし。
でも、やっぱりこの試合の意味として、あの時と明らかに違う二つのこと。
この試合に賭けるのがJ1なのか、その挑戦権の切符なのか、
そして一番違ったのが、勝っても相手次第なのか、勝てば勝ち取れるのか。


自分達が勝ちさえすればいい。
このシチュエーションで勝てるのは、相手に関わらず
真に力のあるものだけ、ってことを、昨日痛い程気づかされました。
札幌は千葉に勝った。神戸に勝った。岐阜には力の差を見せて勝った。
それでも、昨日の試合で置かれた境遇の方で結果を得ることの方が
もっと力が必要、ということでした。
野々村社長の言う通りで「悔しい」し、「勝ちたかった」。

でも、これまた野々村社長の言う通りで
「3月の時点で今の実力はトップチームには無かった」訳で
辛いシーズンの後に大幅な選手入替と若手抜擢があった中で
ここまで来れることを正直期待することなど出来なかった。


そんな中でこんな悔しさを感じれるシーズンの終え方が出来たことを
本当に選手達に感謝しなきゃいけないな、と思う訳です。
全ての選手にありがとう。
勝ちたいから、励ますだけじゃなく、スタジアムで、ブログで、
結構厳しい言葉も投げたかもしれない。申し訳無かった。
でも選手と同じで、やっぱ目の前の試合には全部勝ちたかったから。


そしてこんな強烈な悔しさこそが、札幌というチームの歴史にとって
足りなかったものだと思ってた。
降格の悔しさとは全く違う、手を伸ばして届かなかった時の悔しさ。
暫く悔しさを噛み締めた後には、それが得られたことの喜びがあった。


以前のエントリで書いたことがありますが、今J1に残り続けている
ライバル仙台は、毎年の様に昇格争いに絡んで、入れ替え戦での
悔しすぎる負けを経て、今年はACL出場にまで上り詰めた。
一方札幌はJ1昇格する年は厳しい闘いを勝ち抜いて昇格するけれど、
ダメな年はダメ。力があって昇格争いに絡めれば勝ち抜けるけど
全力で闘っても勝ち上がれなかった様な、悔しい経験を積む機会が
チームの歴史として無かった。
しかも昇格しても翌年にはすぐ降格し、チームがリセットされ、
継続性も無かった。


そんなチームがやっと今年、厳しい戦力で何とか昇格プレーオフに
絡んで、あと一歩のところでそれを逃した。
そして、来年は同じ監督、恐らくほぼ同じメンバーでこの悔しい思いを
胸に、もう一度チャレンジ出来るとすれば、札幌の長い歴史の中で
とっても大きな一年になったんじゃないかな、と思えるのです。


昨日の試合前、試合中の雰囲気は最高でした。
昨日のJ2で最高の動員を記録して、あんなコレオが出来て、会場全体の
手拍子でチームを鼓舞出来る、そんなクラブを応援してきたことを
改めて嬉しく思います。
決して常時動員の多いチームじゃないけど、いざという時はこういう力が出せる。
こんなJ2のチーム他にあるかってんだ!!


でも、これまた野々村社長の言う通り、
「もっと魅力のあるチームにならないと勝てない」ってことも分かった。
今年これだけで来たんだから、来年はもっと良くなる!!
なんてサッカーの世界では保障はないのは分かってる。
それでも、こんなに悔しくも来季に期待したくなるシーズンも素晴らしい。


試合後、誰よりも悔しそうだった野々村社長。
そして書いてきた通り、何よりもサポ目線なのが本当にありがたい。
サンクスウォーク、選手達を半分づつに分けて、時計周り・反時計周りで
それぞれ一周させたのを観て、HFCも野々村社長のお陰で大きく変わったな、
と思った。あんな細かいことにも配慮が行き届けていたのだから。
社長になってくれて、改めてありがとうございます。

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何度もしつこい様ですが。
ほんと、とても悔しかったけど、とても良いシーズンだった!!
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2011年を思い出す

2013年11月18日 22:11

2013 J2リーグ戦 第41節
岐阜 0 - 3 札幌 長良川競技場/7,015人
得点 岐阜;
   札幌;3' 上原、17' 、58' 内村




何だか今シーズンの最終戦までの流れが2011年の雰囲気に似ているのは
札幌サポなら皆共感して貰えるところであろう。
シーズン序盤はグダグダで昇格なんて口が裂けても言えない状況で
夏位から少し上向きになって、気が付いたら他が落ちて来て追い上げて、
大事な時期に下位チームに取りこぼしながら、昇格を争うチームとの
直接対決で盛り返し、最後は・・・という感じ?
ていうか、争ってるのがまた徳島、っていうのがもっとも似ている感
の部分なんだろうけどwあ、あと最終節はホームだし。


11年は後半に厳しいアウェイ3連戦がありきつかった。
今年は逆にホーム連戦だったけど、相手が千葉や神戸でやっぱきつかった。
昨日は最後のアウェイ戦であり、相手の力云々よりホームで完璧な試合を
した後でもあり、ちょっと嫌な感じがしていた試合。
しかも、相手はJ2残留が決まっておらず且つ服部のホーム送別試合。
なーんかあるんじゃないの?と心配していた。

が、あっさり開始3分で先制すると面白い様にパスを繋いでゲームを支配した。
神戸戦が結果面で今期のベストとすれば、目指すサッカーの内容面では岐阜戦が
今期のベストと言える様な試合でした。


DFラインやボランチからの縦パスが非常に速く、今期前半だとそこで納めるのに
もたついてパスコースが限定されていたが、昨日はウッチーや三上がしっかり納めて
そこからは神戸戦同様、受ける前に味方の位置を把握できている様子で
流れる様なパスの出し入れでスペースを作って、最後は空いてるスペースへ
必然的なスルーパスが出る、理想的な連携だった。
しかも、無理な時にCBに戻して再チャレンジするタイミングについて、
チームとして同じビジョンを持っていたので、危なげが無かった。

ウッチーは11年同様、序盤は怪我がちだったものの土壇場にきて調子を上げて
今やJ2屈指のスピード系FW。得点ランクも17点で単独3位は誇らしい。
三上もあの「ワントップは三上が最適」と言われてた頃の三上だった。
前俊とフェホが出れない今節にその状態に持ってくるとは、お見事。
次節スナが出れないけど前俊が戻ってくるし、さてどうなるか。

DFライン以外前節好調だったメンバーが次節ベンチに入れないっていう
財前体制での選手選考は、シーズン最後に来て結果をだしつつある。
結果というのは勝敗しかり、層の厚さしかり。
怪我人がこれだけでても、水曜日の天皇杯も何とかなりそうな気がするのは
本当に頼もしい。
ソンジンの怪我は心配だなぁ。でも櫛引だってやってくれる筈だし。



それにしても来週が楽しみになってきた。
11年はラスボス東京で今年は下位の北九州。でも相手の強さは関係ない。
そして今うちらに出来るのはドームにどれだけ人が集められるか。
微力ではあるけど、今朝早速会社の若手に声を掛けておいた。
兎に角神戸戦以上の雰囲気を作れれば、選手は絶対応えてくれる。

ただ仮に来週勝ってプレーオフに進出出来たとしても、まだウチは何かを
得たことにはならない訳で、土俵に立てるだけ。
だから11年の時やった神頼み系のイベントは、まだやらないつもり。
しかも、今年は自力でプレーオフ進出を決められるのだからね。

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さてこの試合はベトナム方面にとってもハッピーな結果で良かった。
@ベトナムの三上さんもホッとしてるかな?
土曜にカルディに行ってベトナムのビール無いか探してたら、
このビールがあった。残念ながらインドネシアのエールだけど
まあエリア近いしw「ビンタン」って、響きも「ビンさん」っぽいしw
サッポロビールやベトナム国旗と同じ星もあるし、勝ったら飲もうと
決めてました。

という訳で祝杯!!しました。

勝利の余韻が長い試合

2013年11月11日 22:01

2013 J2リーグ戦 第40節
札幌 1 - 0 神戸 札幌ド-ム/18,088人
得点 札幌;37' レコンビン
   神戸;


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先週に続き子連れ参戦。
所用のヨメを札駅に送り、ドーム駐車場に到着が14:15。
一般自由待機列に並びドーム内に入場できたのが14:50。
確かに18000人くりゃ混むんだろうけど
この日初めて来た人とかだと、試合前からゲンナリするだろうなぁ。
ゲートを増やせない事情は分かるけれど、ある程度動員が予想される試合
だけでも何とかならないもんかな?北ゲートはもっと混んでたようだが。


そんな時間だったし、南ゲートから入ったのでいつものホーム側ではなく
アウェイ側のエレベータ近くSB席に陣取り、まずは3F遊具へ。
でもそんなこんなであまり遊ぶ時間も無く。
その為ご機嫌取りで、3Fのアイス売り場でちょっと奮発してパフェ(当然×3)
を購入して席に戻る。


流石に席回りを見渡しても小学生位の子供連れが多かった。
だからか、アウェイ寄りSBはホーム寄りと比べ手を叩く人や立ち上がる人、
声を出す人は少ない感じ。レプユニ比率も低く、明らかに誘われたんで来た、
って感じの家族連れが多かった。まあそりゃそうだろう。
ただ試合終盤、そんな感じだった人達が自然と手を叩いていたのは嬉しかった。


18,000人じゃまだまだ満足しちゃいけないけど、こういう試合で雰囲気良く
強敵神戸に勝った試合をあまり普段来ない人達に体感させられたことが
長い目でみればこの試合の一番の収穫だったかな、と思う。
この内の何百人か位は「楽しかった!」と感じ再来週もドームに来るだろう。
サッカー少年達は試合や練習で週末中々来れないだろうしその親も勿論
中々観戦には来れないだろうけど、少年達はコンサドーレに憧れてくれれば
良いし、いつかはスタジアムに戻れるだろうし、
親も子離れしてやることが無くなれば・・・ね。

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神戸は京都が負けた為に試合前に昇格が決まるという何とも締まらない
感じだった為、試合へのモチベーションは難しかっただろう。
ただ、それを差し引いても札幌の選手の試合の入り方が素晴らしかった。
帰宅後録画を観たら、スタッフがチームを支えるボランティアスタッフ等の
映像で作ったモチベーションビデオをミーティング前に流したとか。
そのせいか、選手達が熱くも冷静にプレー出来ていた様な。



まず序盤に会場の雰囲気と連動してガツガツとしっかりプレスをかけて何度か
ボールを奪ったことでペースをつかみ、神戸にやりにくい印象を与えたのが良かった。
一方奪ってから前へ出すパスの速さ、精度、タイミングが正確で、
その上で宮澤や前俊が味方の位置関係が頭に入った状態で受けていたので、
そこからの展開や戻してからの両サイドへの配球が非常にスムーズだった。
各選手とも冷静に周りが見えているな、という印象。

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一方千葉戦で問題のあった最後の崩しのアイデアについては、
荒野・前俊・上原が1対1で仕掛けての突破を見せたり、
ミドルを打つことで打開した。
連携というよりは、思い切りの良さで克服しようとしていた。

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結果、河合のミドルを神戸DFがハンドしたと判定され、そのPKをビンが
ブチ込んだ。
前エントリで泥臭いゴールを期待、と書いたが判定含めwその通り?になった。
でも、神戸を倍上回る20本もシュートを打ったからこそ得た結果だと思う。


レ・コン・ビンは久々の先発。録画で色々確認したのだが、キックの精度は本当に
素晴らしい。PKもあそこに決めれるってのは中々のものだ。
ただ、ボールを持ってない時のパスを貰う動きはまだまだと思う。
あと守備時も戻るのは戻るんだけど、奪える守備になるにはまだ。

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それにしても前俊の素晴らしさ。
この終盤に来てプレーの鋭さが増してる!神戸選手を3人引き連れて
ドリブルしてたのには正直萌えたわw
次節出れないのかぁ・・・


深井&河合のバランス絶妙だった。深井は守備も配球もミドルも見事。
宮澤久々のトップ下も良くボールが収まったし、前俊とのコンビネーションも上出来。
DFラインも千葉戦に続き凡ミスは無く集中してた(奈良さん良かったよ!)。
そして杉山が最後まで素晴らしかった。CBとの連携が良くなった気がする。

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今年一番気持ちいい試合でした。
何が気持ちいいって、勝利の余韻が長く続くタイプの勝ち試合だったから。
シーズン終盤の痺れる試合、観客も多く、良い雰囲気の中実力差のある相手に
全員サッカーで内容でも負けずに勝つ。だからサポはやめられない。。。

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帰りはあまりに気分が良くって、子供の言う通りにハンバーグレストランで
お子様ランチ(当然ながら×3)を奮発してしまって、会計時にびっくりした。


勝って良かったんだけど、子連れはお財布に優しくないんだな・・・

神戸戦もカッコ悪いゴールでOK!!

2013年11月05日 21:55

2013 J2リーグ戦 第39節
札幌 1 - 0 千葉 札幌ドーム/12,718人
得点 札幌;81' 内村
   千葉;


20131103ファイル

前回エントリで書いたジンクス同様、相性ってヤツも間違いなくある。
順位的にも実力的にも選手層も千葉の方が確実に上なのに
開幕戦よろしくこうやって勝っちゃうのだから相性は恐ろしい。
選手もうっすら気付いてるだろうし、それに輪をかけてサポは確信してるので
日曜日のドームは完全にそういう雰囲気だった気がする。


前節京都戦では上位相手に完全にやられたけれど、ホームの利やその相性のせいか
戦力差の有る筈の千葉ともほぼ互角にやれてた。
そのせいか、ケンペスはボールを持たせたら厄介だったが、ゴールへの
直接的な怖さは観られなかった。前節やらかした2CBが巧く対応したということか。


一方攻撃は良い形の攻め上がりは出来るものの、最後のフィニッシュをどうするか、
っていう所の形が見えないというか。正直ゴールが生れるだろうというイメージが
今のチームでは中々湧かない。
連動のあるパス回しでバイタル手前までは行けるのだけれど、時間をかけるので
DFラインが最後どう崩してくるか?と警戒してるから、それを上回るアイデアが無いと
中々突破するのは難しいだろう。その課題は今期中にクリアするのは難しいだろう。


そうなると、目先3試合で勝つ為に苦しい時にどうやって点を取るか?
カウンター?セットプレー?ロングボール?
どれもイメージが湧かない。
唯一イメージ出来るのは、山形戦・千葉戦しかりウッチ―曰くの「カッコ悪い」
ゴールかと思う。


70分位か?宮澤から左サイド上原へ、そのクロスにウッチーと宮澤が飛び込んで
宮澤が押し込んだがオフサイドのシーン、あれがこの試合で一番ゴールに近づいた
プレーで、あれでダメならどうやって点を取るんだぁー、と思ってた。
でも80分を過ぎ体力も厳しい中、相手もまさかそこまでチェイシングはしないだろう、
と踏んだのか、弱いバックパスをウッチーが追い込んで奪い取ったゴール。
諦めず走り、やるべきことをやった結果だと思う。


残り3試合、勝つことでしか何かを得ることが出来ない状況であれば
もうなりふり構ってはいられない。しかも次節が大一番、今節昇格を
決められず、残念ながら来週も本気モードの神戸だ。
我々もしっかり千葉戦のような雰囲気を作って後押しをして行きたい。

次節、そういうゴールを奪ってきたウッチーが残念ながら次節出場停止。
であれば、同じくそういうゴールを奪える選手をトップに入れたいところ。
今、それにふさわしいのは三上か純貴。
前俊との相性を考えればw三上先発がいいかな?


兎に角、カッコ悪いゴールで全然OKです!!



さて、今回は3人子連れ。
いつも通りSBの上段、3階遊具へのエレベーター近くの席。
いざという時のDVDも今日は持参せず、各自に
「飽きた時に遊べるおもちゃを最小限自分のカバンにいれてくること」
と指令を出していたw
女の子二人は今ハマってるアイカツ!のゲームカード。
最近、ほっとけばそれを交換したり眺めたりしてるので。
男の子は誕生日プレゼントのキョウリュウジャーの人形。
ヒーローは獣電池っていうアイテムで変身するのだが、
それを持って試合中何度も「キョーリュージャー!!」って叫んで
変身してたww

基本アイスや上の遊具、ドーレ君が目当てであり、サッカー自体に
興味は左程ないけれど、応援することは楽しんでくれているし
こうやって観戦に来ることが日常になってくれれば、それで良い。

神戸戦も4人で観戦予定。


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