いざ、開幕(東京編)

2006年02月28日 23:53

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さて、今週末(というか、主には日曜なので来週か)、いよいよJ開幕っす。
プレビュー的なものはもっと直前に書くかな、ということで周りの全体的な予想的なものをつらつらと。


まず


以前書いた通りhttp://saptok.blog12.fc2.com/blog-category-2.html、今年は「新生」東京元年。
コーチ陣が一新。伴ってシステムも変化し、速攻中心から遅攻も混ぜた形になりそう。
東京と言えば(一般的には)右サイド、というその象徴だった加地が抜け、ナオも序盤は復帰が難しい状況。
それを見越した徳永の獲得は良かったものの、肝心の「決定力不足」を補える外国人を含めたFW陣、薄いCB・SB層の補強は神戸の松尾を獲得したくらい。サンパウロのアモローゾに振り回され(脱税で逮捕とな。ホントに捕らなくて良かったよ)、結局はルーカスの出戻りとなった(これはこれで嬉しいのだが。ようは去年はルーササを同時に使えないシステムだったのがまずかったのだ)。


プレシーズンマッチでは京都に負けたり、甲府と接戦となったり、内容は判りませんがあまり芳しい状況が聞こえてきません。しかし、監督も変わりシステムも変えている中、序盤は模索すると思われますので
止む無しか。少し我慢が必要かもしれません。
ただ、今年はワールドカップ中断が早めにありますので、ある程度の勝ち負けで踏みとどまれば、後半に一気まき返せるチャンスのあるシーズンです。


ガーロ新体制では向こうでは3-5-2を多用していたとのことで、3バックか?とも言われておりましたがPMをみる限りでは中盤ダイヤモンドの4-4-2か、去年原さんが序盤に機能させることができなかった4-3-3となるのではないでしょうか。
恐らくはルーカストップ下のササ・阿部の2トップ。中盤は今野を底に豊富?なMFのタレントを織り交ぜ、DFラインはお馴染のモニジャン、右SBは恐らく徳永が不動。左SBを金沢からノリオへチェンジ、こんなイメージかと。



さて自身の環境に対して、ライバルはどうか。


正直、補強が単純に足し算・掛け算にはならない世界なので、いちがいには言えませんが、
至極不安です。特に浦和G大阪大宮の補強は凄かった。
特にゼロックススーパーカップの浦和はまだまだ未完成。で、3-1かよ~という、ある程度予想はしていたものの一層不愉快にさせられるw結果でした。
ワシントンの決定力は反則だろ~これでまだ相馬も黒部も控え、且つ一番いやな田中達が中盤以降復帰してきたら
どうなってしまうの?と思ってしまう戦力だ。
ただ、田中達が戻ってきた時に永井も含めた既存の「速攻系」のFW達をどう組み合わせるかでかなりブッフバルトも悩みそう。
いい選手が揃いながらもろかったDFライン(釣男のせいだと言えるが)は、去年終盤から堀之内の台頭あり坪井もコンディションを戻しつつあり、バランス的にも申し分ない。


ガンバの補強は強力だが、全てはマグノアウベス次第か。ここで大分時代を上回る(チャンスは多いと思うので)決定力が加われば、去年のような攻撃的な戦いをしつつ、補強したDF・MFでの守備面も生きる。ただACLを闘う中で去年のマリノス・磐田になる可能性大。まだまだ層は薄い。


怖いのは大宮。降格争いに加わったとはいえ、初昇格の初年度としては上出来であった。
伝統のフラット3ライン、4-4-2システムの完成度に、今年はFWに上海申花のホンジュラス代表マルティネスと吉原宏太、MFにはベルディコンビの小林慶行・大吾コンビ、DFにはこれまた柏コンビの波戸・土屋といったそうそうたるメンバーを加えるわけである。
課題であった決定力はこればっかしは判らないけれども、実績十分の助っ人を加え、且つ森田・若林の長身タイプと吉原・マルティネスのスピード・飛び出しタイプに、ドリブラーの桜井という充実のメンバーを考えれば十分か。
中盤もマーカス・藤本にWコバが加わるってどう中盤を構成するか。DFも奥野&トニとどう併用するのか。SBで新戦力を使うのか。
なにしろ、「取れるチャンスなので、来年の予算も前倒しで使った」わけだから、フロントも本気でしょう。大宮公園改修で流浪するのが残念でならない。集客のチャンスなのにね。


と、補強チームへの脅威を書いてきた。他にもヤマタクを補強したC大阪、ピチブーと戸田を補強しウィークポイントを潰しつつある広島も優勝争いにからむ可能性大。


ただ、今年のJで一番怖いのは間違い無く横浜FMだろう。
主だった補強は吉田・マルケス・平野。別な意味でマイクハーフナーは楽しみ。
そして逆に去年ブレイクした大橋を何故かベルディに出したり、そこそこ出ていた熊林も戦力外。グラウも放出。戦力的には去年とあいこか。
しかし、ACLに出るために増員した戦力を一旦整理しているわけで、その層の厚さと言ったらハンパ無い。
FWはマルケス・久保・大島・坂田で2枚の枠を争うわけである。なんだこりゃ???(それでもまだDFW清水と秘密兵器マイクがいるのだ)
中盤のサイドプレイヤーの層の薄さが問題だったわけだが(3-5-2の場合)ここには左右で吉田・平野が加わる。どうもトップ下的選手の多いイメージの横浜。特にオールマイティな吉田は重宝されるでしょう。
ボランチ・トップ下にはマグロン・山瀬(兄)・奥・上野。山瀬のケガ次第の部分はあるが塩川・田ノ上といったベテランもバックアップアーに控えているのが心強い。
DFは言うまでも無く松田・中澤・栗原・河合・那須・中西ってなんじゃそりゃ???
そして監督は「なにかふっきれた」らしい岡ちゃん。これが一番怖かったりする。
そして怪我の選手がどうしても多くなった去年と違い、ACLも無く全般的に万全とみえる。



正直、これだけ考えると勝てる気がしませんな。


じゃあは勝てないのか?まあそんなこともありません。サッカーですんで、戦い方一つでしょう。
ただ、今年の優勝争いは正直極めて厳しいかと。
優勝争いしていくのは恐らくAクラスの横浜浦和。ここに少し離れてBクラスにG大阪千葉鹿島。本当に優勝に絡めるのはここまでか。
その次にCクラスで磐田大宮C大阪広島辺りとダンゴでが来るんじゃないかと思ってます。


横浜浦和は戦力的に十分。G大阪はACLがあるのと、代表選手を多く抱えることもあり前半の戦いは厳しいと思われます。
千葉鹿島に関しては戦力的な変化は無いものの監督のポテンシャルへの期待値ということで。
千葉は戦力の落ち込みが林(これも大きいが)のみで、新外国人次第では今年こそ、という気がしますし、鹿島も戦力はほぼ変わらず(鈴木out柳沢inは大勢に影響なしかw)も、もともと十分闘える戦力だし、マンネリズムの打破となった監督の交代、元サンパウロの名将への期待が大きい。


がCクラスを抜け出してBに食い込んでいくにはどうしたらいいか。
恐らく今後の戦力補強は東京の性格上、余程のアクシデントがない限りあまり見込めないでしょう。
そうだとしたら、トレーニングも含めて強化すべきポイントはDFラインかと思います。
正直FWの決定力ってやつはどうにもなりません。恐らくそれはどんなにスペシャルなFWを擁しているチームでも一緒。
それよりも、東京の原点に戻って、強力な攻撃陣を抱える上位チームに対して、定評のある中盤のプレスを活かせるようにしっかりとラインを上げ、且つ一対一で十分に対応できるDFラインが必要と思われるからです。


まずCB。現状モニ・ジャンにGK土肥(あ、連続試合出場は大丈夫なのだろうか)のセンターディフェンスに関しては鉄壁。ただ誰か一人のパーツが抜けた時の脆さは否めない。ここに増嶋・前田・松尾辺りがある程度カバーできるレベルになる様、サテライト・ナビスコはもちろんリーグ戦でも使っていきたい。
特に増嶋。チームとしてかなり彼に力を注いでいる筈。期待も大きく、そろそろそれに答えて欲しい。そうでないと替わりにあまり出られなかった選手に申し訳が立たない筈だ。応援しているぞ。


そして、ガーロはSBにノリオを使っている。原さんも試していたし、本人も待望のレギュラー奪取のチャンス。燃えていると思う。
いかにもブラジル人監督らしい起用法。
ただJリーグでこの手の起用法が果たして成功するのだろうか?
Jリーグは恐らく縦のスピード、攻守の切り替えが非常に早いリーグ。
よくジーコが「何故そんなに慌てて攻める?不正確に攻めて簡単にボールを失うなら、じっくりボールキープすべき」といった主旨のことを良く言うが、人間力山本が良く言う「得点はボールを奪ってから○○秒以内に生まれる確率が~」という理論の方が恐らく強いJでは余程の運動量と、その切り替えの読みの鋭さがない上がり目のSBは、怖くって使えないと思う。恐らく千葉あたりと対戦したら、ある程度互角に戦える分、ノリオの上がったスペースをズタズタにされてしまうだろう。
かといって引き気味の強敵との試合では、守備力にかなりの不安がある現状では正直きつい。
私としては攻守バランスのいい金沢と徳永は、今年の東京における両SBとしては最適だと考える。
ただ、金沢の後釜が全く育っていないのも事実。悩みどころだ。


なにしろまずは少しでも早く戦いのベースを安定させ、多い怪我人を出きるだけ早くピッチに戻してあげること。
そして序盤をいい位置で耐え凌ぎ、後半ナオが戻ってきてから今年のような5チームくらいが優勝の目のある展開になっていれば、「タナボタ東京」でワッショイできるかも。
と、厳しいんだか甘いんだか判らない予想でした。
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