CL準決勝;ビジャレアル×アーセナル

2006年04月27日 00:56

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05-06 UEFA Champions League
準決勝 2nd Leg
ビジャレアル 0-0 アーセナル 



泣いているフランコやボーぜんとするリケルメを励ますかのように、拍手とコールで「何しょぼくれてんだ、よくやったぜ!おめーら!!」というメッセージを送っていたスタンドのビジャレアルのファン達に、海外サッカーを観ていてプレー以外の部分で久々に感動する光景に出会えた。


彼らはクジ運にも恵まれていた。けど昨日の戦いでアーセナルを相手に、欧州強豪同士のホーム&アウェイらしい試合を2試合やったというのは、彼らの強さが決してフロックではなかったことを物語っている。
DFがこぼれ球をしっかり拾い、リケルメを中心として中盤をショートパスでしっかり作って、フランコ、ホセマリ、フォルランが果敢にゴールを狙っていくサッカーは、1st Legのアーセナルを観るようだった。


アーセナルは進化する若いDFラインが耐えに耐えるけれども、正直後半は崩壊寸前だった。
攻撃は初シュートが80分過ぎだったように、アンリが前線でボールを持っても決して必要以上に中盤がビルドアップせず、せいぜいリュングベリがドリブルで突っかけていく程度。
リスクを犯さない姿勢を貫いていたが、もう少しメリハリがあったほうが良かったかもしれない。後半、レジェスに変えてピレスを投入し、若干前目にラインを上げたものの、さほど状況は変わらなかった。
いつ崩れてもおかしくない中、ああ、それでも凌ぎきったかと思ったロスタイム直前、ホセマリが倒されてPK。ああ、さすがCL、ドラマティックな展開を用意するなあ、このまま延長なら決勝はスペイン対決になるか?と思いPKに向かうリケルメをみる。
なにか表情が変だ。


そしてレーマンが止めた。


レーマンは絶好調だ。そして、先日おかしなタイミングで発表された「ワールドカップでの第一GK宣言」が、更に輪をかけて彼を乗らせているような気がする。こりゃ、バルサも苦労するぞ←まだ決まってない
ベンゲル曰く、右に蹴るのは分かっていたとのこと。

そして、暫く国際映像はリケルメの真っ白な顔をアップで抜いていた。
今年見たサッカー選手の中で、誰よりも寂しそうな顔だった。
リケルメとしたら、自分を無用扱いして切り捨てたバルサと世界最高の舞台で優勝カップを争って戦えるチャンスを逃したことと、ようやくヨーロッパで「居心地の良い場所」であるこのチーム、サポーターと一緒にパリに行きたかった気持ちと、どちらの方が強かったのだろう?
私は、今のリケルメにとっては恐らく後者の方だろうと思う。
いいチームにめぐり合えたね。


アーセナルは完璧な2試合をこなした。恐らく今は点を取られる気がしないだろう。決勝では、攻めるのか、守るのか、うまくバランスを取るのか。


そして、決勝の相手はあと3時間後に始まる試合でいよいよ決まる。

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