CL準決勝;バルセロナ×ACミラン

2006年04月29日 01:43

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05-06 UEFA Champions League 
準決勝 2nd Leg 
バルセロナ 0-0 ACミラン


バルサ、悲願の決勝進出となった。
試合としては五分の内容だったが、1st Legアウェイでバルサがリードした時点で、いかにあのミランとは言え、ここカンプノウで今のバルサとやったら、何度やっても「NO Chance」だったと思える内容だった。


ミランはピッポがカムバック。シェバと「現在」最強ともいえる2トップ。
ここにカカ、セードルフと絡んでバルサDFラインを突破試み、決定的なシーンを演出するが、安定感のあるビクトールバルデスの前では決まる気がしない、その程度に見えてしまった。
一方DFラインはネスタが負傷の為コスタクルタとカラーゼのCBコンビだったが、こちらも非常に安定感があり、ジダもエトーの至近距離のシュートをブロックするなど全くスキを与えない。
ピルロが不調。中盤の底から繰り出してきた好パスが影を潜め、後半途中まで
消えかかっていた。


バルサは昨日のチャンピオンズリーグマガジンで電話出演した原さん(また観に行っちゃったらしい。粕谷氏に呆れられていた)が言うようにデコ、エジミウソン、イニエスタの中盤が攻めてはボールキープ、丁寧な組み立て(無理をせず、カウンターを注意しながら)からの押し上げ、守っては激しいプレスとスペースを消すポジショニングでミランの攻撃を再三に渡り寸断した。
そしてキレキレのエトー、ジュリへロナウジーニョからのラストパス。ジュリーの後半のボレーシュートは1st Legの再現のようだった。
1戦目と違い、ロナウジーニョも若干表情が若干ながら緩やかだった。まあCASAだし、リードしている精神的な余裕が感じられ、そこまで首ひねるかよ!?というジュリへの見事なノールックパスも飛び出すほど。


後半攻めがもう一つ勢い付かないミランは猛犬ガットゥーゾを下げ、ルイコスタを投入。ピッポを諦めジラルディーノも入れた。
ここでリズムが変わり、ミランの前線が活性化。「後方支援火器」であるピルロのスペースへの好配給も戻ってきた。
ただただ、ゴールだけは最後まで割れなかった。
バルサにとって、マルケスが戻ってきたのは大きいだろうし、その前でのエジミウソンの潰しもいい。
今年のバルサは、攻撃よりも守備がより熟成に向かった1年だった。
CLのチェルシー戦、このミラン戦を観れば一目瞭然だ。
勝負所でこういう戦い方ができるのは、凄い。


さて、いよいよ決勝。ホーム&アウェイなら間違い無くバルサ。
ただ一発勝負は分からない。全く予想がつかない。序盤の入り方次第、
アーセナルがどう出てくるか?これに尽きる気がする。


余談。前述のチャンピオンズリーグマガジンに電話で出ていた原さん。
どうやらこのまま決勝までヨーロッパにいるのだろうか?昨日はこれからルマンで松井にインタビューする、と言っていた。
解説者になって、これまで毎年冬のスペイン旅行のみだったのが、自由な時間も増えて取材も兼ねての悠々自適な欧州観戦生活。
電話でバルサ戦をコーナーフラッグ付近で観戦、ロナウジーニョのノールックパスを見た!!って完全にファンの目線で語ってしまったり、本当に素敵なオヤジだ。これほどに自分の好きさ加減を分かりやすく、且つ魅力たっぷりに伝えられる人も貴重だ。
なんならそのままワールドカップまでヨーロッパに滞在していていいよ~


それから、個人的に残念なこと。
後半ジュリに変わって投入されたラーションの、見事なダイビングヘッドのシーンがあった。本当に美しい飛び込み。
これが、来シーズンから本当に見れなくなるかと思うと、本気で寂しい。

まだ、まだ彼はヨーロッパのトップチームのエースとして君臨できる実力を十分持っている。天性のストライカー。
今シーズン後半の前線を活性化させた立役者と言っていい我が愛する彼が、我が愛するバルサを離れるのは残念で堪らない。


恐らくは彼の戻るスウェーデンリーグは日本でTV中継されることはないだろう。
彼の雄姿を見れるのは、もはや数少ないリーグ戦、そしてCL決勝、ワールドカップのみか。
CL決勝で得点し、思い直してくれはしないだろうか?




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