ヒデ引退に関して

2006年07月04日 23:02

忙しい忙しい。
ワールドカップも佳境でありながら、ふれれずじまい。
私の予想、アルゼンチン×ブラジルが見事に両コケして
少しテンションが落ちているってのもあるが。
湘南戦についてはまとめてありながら。。。明日アップしよ。


昨日11時半頃帰宅。フジの「スポルト」をつけるとジョンカビラの朗読。内容は、彼が続けてきた「サッカーの旅」が終わりを告げると。


そんな予感もあった。2002年でそうであってもおかしくなかったし。
ずっとプロフットボーラーとしての彼を色んな媒体を通して観て来て、彼らしいな、という印象は恐らく皆と同じだろう。
そして、そんな彼らしい決断を評価したい気持ちも一緒。
一方でまだまだ見ていたいという気持ちも一緒。


それでも、それとはなにか別の感情が言葉にできず昨日の夜からもやもやとしていた。
今朝改めてニュースで見、会社へ行く途中の自転車に乗ってる途中に何故か、自分の考えが纏まった。



「プロ」という職業において、「真のプロフェッショナル」という言葉を良く使うけれども、その中には2種類のプロがいると思う。
一つは「観客やファンを第一に考えて、行動する」プロ。
もう一つは「職業人としての自分の意識・結果を重視する」プロ。


ヒデには3つのワールドカップに渡って、代表を引っ張ってもらった。
そして、常に彼のプロ意識というものを見せてもらってきた。そしてそれをチームメンバーに、サッカー関係者に、マスコミに、ファンに問題提起し続けてくれた。
俺らの声を代弁してくれてことも、又気づかせてくれたこともあった。


そしてなによりプレーで見せてくれた。


それでも、ヒデの頑張りとは裏腹に、結果的に日本はヒデの言うような「真のプロフェッショナル」がまだまだ足りない状況であり、そして、今大会思うような結果が残せず、悔しい思いをしたことは彼のこのメールでも明らかだった。


その中で、何故、今、引退というのか。
こんな悔しい思いをした直後、且つ彼曰く自分が本当にサッカーが好きだと確信した後にあって、「新しい旅」を選んでしまうものなのか?
俺達は、こんな今だからこそ、もう一度、もう一回だけでもいいからヒデの持つプロフェッショナルさを強く必要としているのだ。


彼には先に上げた「観客やファンを第一に考えて、行動する」方のプロ選手であって欲しかった。
俺達がこんな絶望を感じている時にこそ、もう一度手を差し伸べてくれる選手でいて欲しかった。
そして、もう一度彼が常々言っていた「理想のサッカー」を体現すべく立ち上がって、もう一度戦う姿を見たかった。
これはファンの傲慢であることは十分に承知している。
彼の人生だもの。たかがファンの戯言に、彼の人生を彼自身が決められないなんて、許されるものではない。


それでも、そうであって欲しかった。
そういうタイプでは無いことも分かっていながら、ね。





ただ、色々と思い出せば。


アトランタでの若さ溢れる必死さ。
平塚で見せた君中心の楽しいサッカー。
フランスで見せてくれた一筋の希望。
ペルージャでの圧巻デビュー戦2ゴール。
ローマで途中出場から優勝を決める1ゴール1アシスト。
パルマ以降の苦悩。
シドニーで先輩としてチームを引っ張る活躍と、最後のPK失敗。
2002チュニジア戦でのワールドカップ発ゴール。
そして、この4年間の代表の内と外での孤軍奮闘。


試合では本当に楽しませてもらったし、日本人としての可能性を見せてもらったし、色んな夢を見せてもらった。
そして、サッカーを通して色んなことを教えてもらった気がする。
残念だけど、日本代表、日本のサッカーは君から「一人立ち」して、頑張っていくよ。




こちらこそ、心の底から「ありがとう」。








スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://saptok.blog12.fc2.com/tb.php/180-88e669cb
    この記事へのトラックバック


    最近の記事