ワールカップも佳境に。

2006年07月09日 05:56

今3位決定戦であるポルトガル×ドイツを観ながら書いている。
正直今大会はもっと各試合について記録を残しておきたかった。が、直前のエントリーのような事情もあり、適わず。


しかし、この大会の記憶として「ヨーロッパで行われた、ヨーロッパの為の大会」であり、その為に「より実力均衡した戦い」が数多く見られ、「最小点差や延長・PKの多い」大会だったなあ、という印象が残った。


準決勝。
ドイツ×イタリア。
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圧倒的なスタジアムの雰囲気。4年前、同じく真っ赤な完全アウェイの地で、彼らは不運過ぎる判定の前に敗れ去った。
今回はオーストラリア(ヒディング)とのベスト16での「過去への決別」以降、より勝利への思いが強くなった気がする。
ドイツも攻守に渡り冴え渡っていたが、大会前の調整不足を考えればここまで良くやった、と言う評価が正しいと思う。
残念だったのは、日本人にとっては大会前に我らの加地さんに怪我させた、にっくきシュバインシュタイガーが先発を外れたことか。
結局途中投入し、前線での攻撃がようやく活性化したが、この大事な一線で攻守のキーマンが外れたのは、ここ一番でのクリンスマンの判断ミスでは無かろうか。


それにしても、イタリアの守備をここまで堪能できるとは。
正直セリエAも好きでないし、攻撃的なサッカーが好みではあるけれども、決勝まで上がってきて尚且つここまで見せてもらえば、さすがに美しさすら感じるようになってきた。
特に前も触れたがカンナバーロとブッフォンはどう観てもMVP候補である。両サイドは激しく攻守を行き来し、全員が集中力を切らず、守備の意識を持って120分を戦いぬいた。攻撃面では完全にピルロのチーム。
ここを経由してどう展開するか、を読むのは楽しかった。
PK戦ならドイツか?と思ったロスタイムの「グロッソ」のゴールはまさに「ゴラッソ」ww。そしてデルピエロのゴールはイタリアにとっては「ご馳走を更に美味しく頂く」為の絶妙な味付けとなった。


ポルトガル×フランス。
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こちらも老練なフランスの守備と、情熱的な激しいポルトガルの守備が火花を散らす試合となった。が、アンリの深い切返しを守備の熟練者であり同じリーグでプレイするカルバリョがPKを与えてしまった時点で、フランス1-0の勝利は見えてしまった。


ポルトガルは本当に両サイドのフィーゴ・ロナウドが対照的なドリブルを仕掛け、シュートやクロスを選択し、また戻してはマニシェ・デコのミドルが炸裂する、本当に楽しいサッカーを大会を通じて見せてもらった。基本ショートパスサッカーだけれども、スペインやチェコとは違い前線ではほとんどドリブルを選択する「気持ちよさ」は、大会一だったと思う。
ただただ、このチームだけの問題ではないがワントップに今一つフィットする選手がいないが為に、肝心な得点だけは冴えないという不運。
パウレタが良いストライカーだというのは分かっているんだけれども。


フランスは大会が進むにつれ、引退を前に往年の動きをどんどん取り戻していく、まるで選手寿命と引き換えに「若返り薬」でも飲んだんじゃないか?そのわりには髪はそのまmik4a>.....というジダンにボールを預けてガラガラポン、というサッカーで正直好みでは無い。



それでも恐らく最後であろう、テュラム・マケレレ・ビエラの「守備の黄金トライアングル」が老練にボールを奪って、ジダンが恐ろしく落ち着いたボール捌きで相手をいなし、若いリベリーに「ほれ行け!」というパスを出し、最後はあれだけクラブでは絶対的な存在であるアンリが外すwwというサッカーもこれで見納めかと思うと、残念極まりない。



本来であれば「ジダンファイナル」でフランスが勝つのがいい筋書きなんだけれども、イタリアに勝って欲しいかな。
ジダンだって、その素晴らしきキャリアの大半を過ごしたイタリア(悲しい終焉となったスペインではなく)との決勝で仮に負けたとしても、それはそれで良いフィナーレなのではないか?


そして今、フィエスタとも言える3位決定戦がちょうど終了。
3-1でドイツが自国でのワールドカップの終演に華を添えた。
まだ終わってないけれども、いい大会となった。
日本戦以外はね。 
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