2005年07月21日 18:04
写真は日本タレント名鑑から。
しかし、タレント名鑑には基本的にスポーツ選手は載っていないんだけれども、K-1も含めた格闘家は載っているんだよなあ。
あれだけ命張ってやっていても、一般的にはエンタと思われているんだろうか。そうだとしたら、少し悲しい感じもするなあ。
たまたま今昔のプライドのビデオを整理しております。
なにせ、収納が少ない家においてなにが幅を取っているかといえば雑誌類(サカダイとBURRN!が中心。BURRN!は3年くらい前まで10年以上買い続けていて、やむを得ず実家にあった分は廃棄、我が家にあったものは売りに出すべく画策中)とCD、ビデオの類。
ビデオに関しては、ここ一ヶ月位の間にDVDへ移管作業を繰り返していたが、それでもまだ30本以上あり、ほとほと困っている。
たまたまPRIDEはしっかりビデオの段階で編集をしてあったので、すすめやすく今作業を繰り返しているところ。
たまたまシウバに初めて負けた辺り(PRIDE12~15辺り)が中心で、桜庭復帰戦のところを眺めていたので、写真をアップしてみた。
それにしても、このときのクイントン’ランペイジ’ジャクソン、確か飛行機のチケットが買えないとかで試合ギリギリに来たんじゃなかったか。
そして契約でミドル級クラスの体重に落としてくるようにされていたこともあり、非常に線が細く、余力のない体で桜庭相手にパワーボムを繰り返していたと考えると、今思えば衝撃的な試合だったな~。
もしこの時まともなジャクソンと試合をしていたら、この復帰戦でもサクは負けていたのは確実。
そうなっていたら、PRIDEの流れはまた違うものになっていただろう。この時マッチメイクをしたヒト、グッジョブ。
でも、この試合の前、そもそもPRIDEが4点ポジションの打撃が可能になってすぐの試合で、サクは最悪の相手であるシウバと戦うことになってしまったことで、既にPRIDEは流れを一変させてしまっていたのも事実。
開催も10回を超え、グレイシー対日本人選手の攻防も一段落ついた中で、対柔術からもっと裾野を広げ、UFCやより打撃系の団体との対抗を打ち出す中、ルールの統一性の問題、また観客に対してのアピールとして、より過激な方向に行かざるを得ない、言わば「リアリティの追求」によりコア層の拡大を図るべく打った施策(それが何故か一般層にも広がって、地味な寝技戦ですら受け入れられて行ったのは、やはり徹底した「リアリティ」とある意味での「スポーツ化」、そして「ドラマ性」だろうか)によって、結果的に自身の一番の看板選手を勝たせることが難しくなってしまった。
やはり、ルール改正、ファンへのアピール、拡大、そういった要素を考慮にいれて興行していく、その一つ一つの要素を考えた場合、どんなに命を賭けて選手が戦ったとしても、興行自体はエンターテインメントの一つ、と言われてしまうのは、仕方の無いことなのだろう。
まあ、言ってみたらスポーツは全てエンタだからね。
格闘技同様、F1しかり、ボクシングしかり、ヨットの単独航海しかり、ロッククライミングしかり。
だからといって、たかがエンターテインメントの舞台に自分の全てと、命を賭けて戦い、競う事に彼らは満足し、僕らは感動するんだから。
命かけて戦ってエンタではすまされないのは戦争だけか。
書いていて、全く思わぬ方向に行ってしまった。。。
桜庭、頑張れ!って書きたかったんだけど。
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