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野球のことを書きます。

2005年07月25日 23:02

けっ、サッカーなんて一過性のブームだよ。
世界でどうかわからないけれど、日本では圧倒的なプロスポーツとしての歴史が野球にはあるんだよ。

あんな、点の入らない、しかも点を取って下品に踊るし(カズのこと)、ロンゲの(高校まで坊主だったヒガミ)奴らのスポーツなんて誰が観るか!

それに「プ~」って応援なんだよ!?応援っつったらメガホン持ってガンガンやるほうが楽しいじゃん。そもそも・・・

世間がJリーグのチケットをいかにして取るか、とワイワイ盛り上がっていた頃。
私は誰にもそういって憚らない人間でした。
ドーハの悲劇の直前までそのように言って、「負ければいい。ザマ-ミロだ」
とまるで非国民ななりをし、毒を吐いておりました。


それから13年。


野球、というより日本のプロ野球にさほど興味を無くして、恐らくまともにテレビで中継をみたのは数年に一度、日本シリーズを年に1試合位はみるだろうか。


それでも一昨年。友人にチケットを貰い9月の阪神優勝決定後の阪神×巨人(ドーム)を観に行った。
「ああ、生で観るとやっぱり面白いな。これからは少しはみるか」
とその場では思ったものの、1試合を切り取ってみるのと、テレビで継続してみるのは違う。やっぱり見ることは無かったな。

メジャーリーグの試合はよく観ます。
でも、やっぱり観るのは日本人のいるチームだったり、ランディジョンソンの反則のようなピッチング(今年は鬼のようなインコースへのクロスファイアーとか、やっぱり反則的なスライダーが見られない。心配だ)とかウェイクフィールドの漫画のような(ストッパー毒島の「ウェイク国吉」を思い出すなあ、逆か)ピッチング等、特別なものが観れそうな時のみ。


もともとリトルリーグ、いや地域での少年野球時代から夏の甲子園予選敗退まで、野球一筋10年、それこそ10年間1日も野球から離れることなく
生活してきた私なのに、何故このように野球から離れた生活をしているのだろうか。


野球を続けなかった理由;
「プロに行けない、と判ったから」(本気で高1くらいまであと一歩位のポジションに自分はいる、と思っていた)

草野球をしなかった理由;
「軟式なんて、ちょこざいなヤワいボールで野球なんて言えるか(あんたも中学でやってたろ、と今なら言いたい)!」
「体でボールを止めた時のあの痛みがタマラナイのであって、軟球では満足できないの」(いやん)


ということで軟弱なテニスサークルに入り(と思ったらある意味体育会以上のサークルだった)、以後、会社の野球部で一度だけプレーをするに留まっている。


まあ、プレーをしないのはいいとして、「週間ベースボール」を年間購読するほど読みあさり、月刊ドラゴンズやら、故山際淳司をはじめとした野球ノンフィクションにはまり(まあ、これは今でも好き。)、選手の個人データーで飯が食えるほどだった自分が、何故野球中継すら避けてみるようになっているのか。


それは、私が「プロ野球」という「箱庭」の外を覗いて、そのまま帰らぬ人となってしまったから。
そしてもちろん、今多くの人も同じくそうだろう。



ここからマジメ。

我思う。
プロ野球は選手、球団、管理団体、そしてなにより、僕らファンがもっとも、この改革無きマンネリを、「伝統」と履き違えて褒め称えてきたのではないか。

球団は、勝つ努力は監督、選手任せる。運営費はおねだりすればいい。
管理団体(日本プロ野球機構)は、球団、選手の努力を期待する。
現場の選手、マネージャーは私達に感動を与えつづけた。そして来る僕らファンの為に地道な努力を続けてパフォーマンスを続ける。
一方では、選手は一般の労働者からみれば馬鹿げた「労使交渉」を行い、見合わない年棒の吊り上げを行った結果、高嶺の花となった彼らが所属するプロ野球は「国内最高のスポーツ」の評価を結果的により高めた。
しかし、それに見合って試合の質は特に変わらなかった。
それでもファンは、そんな僕らの憧れの選手たちが踊る場所、毎日連ドラのようにテレビで垂れ流しされるプロ野球を、一方的に浪費していった。(←ここ重要)


人間、いつかは飽きるわな。
ちょっと僕らファンがよそ見をし出した頃。
95年、野茂がメジャーに行った。
まず、プロ野球ファンは「世界」を意識したことがなかった。
「メジャー」っていう、大男達がやっている「ベースボール」。
ああ、こういう世界もあるんだな。あの野茂がようやく通用する世界なんだな。

そのちょっと前の出来事。93年、アメリカWカップ予選、ドーハの悲劇。大会に出られなかっただけで、これだけ打ちひしがれるなんて。

その又ちょっと前、90年、鈴木阿久里が日本人初のF1表彰台に立った。感動したけど、トップであるセナプロと互角に争える日は来るんだろうか。

ああ、日本のスポーツってまだまだなんだなと思い出した頃。
日本はバブルの頃、「ジャパンイズナンバーワン」だったわけで、これは大きな反動だった。
この頃から、日本にも色んなプロスポーツ、そして様々なスポーツが出来る環境が整えられていく。


一番野球を支えていた子供を中心とした層を中心に、競技人口に陰りが出てくる中、世論は危機感をあおりながらも相変わらず、毎年たった6チームが競う「ペナントレース」というマンネリを続けていた。

そして、オリンピックの野球にプロ選手が出るようになって、そのマンネリに対する違和感は決定的になった。



そして、プロスポーツを支えるのはファンであるが、結果的に皆が想像しているよりも、チームの屋台骨となってくれる「コアなファン」の数は異常に少なかったことを、「危機的状況」だと認識したのが最近だと思う。


たとえ多数でなくても、毎試合、球場に足を運ぶ、行けなくても、なんらかのサポート活動をする。
ましてや、愛するチームのやり方に納得が行かず、フロントに抗議するなんてファンがどれだけいるかが球団にとっては大事。

プロ野球を支えていたファンというのは、非常に乱暴な言葉になるが、
巨人戦を眺めながら、メジャーなプロスポーツとして選択肢が少ない時代にあり、なんとなく好んでいた、という人が多かったのでは、と思う。


僕もその一人だったのかもしれない。
中日は大好きだった。でも、気づくとヤクルトファンになっていたし、別に西武だって好きだし、あんまり結果が気にならなかったり。

こんな人がほとんどでしょう。

特定のチームを徹底的に応援する、そのチームが心底好きなファンが、各チームに圧倒的に足りない。
球団のそういう仕向け、演出が足りなかったのが大きな要因。それにそれぞれ地元のチームと主張するが、ロッテ、旧西武、旧南海にしても、拠点が動くなんていうありえない自体も起こり、混乱を来たす、
結局は親会社のクラブチームであるという潜在的な要因。

コアなファンが少なかったことが結果として
「ファンの多くが、自らが能動的に活動する文化」というものが、
これだけの歴史を持ちながらも未だ確立に至っていないことに現れている、と感じています。


これを確信したのは去年の近鉄オリックスの合併問題。
球場は閑古鳥が鳴きながらも、愛すべきキャラクターの選手も多く、数少ない「遺伝子」を感じることのできるチームカラー。
地元に愛された球団であったはず。相当にファンによる大きな反対運動があるのでは、とおもいつつ、実際には一部で、それも選手会が動き、いよいよ予断が許さなくなってきた8月頃からだったと記憶している。
それでも、各誌やインタビューでは「寂しい」「残って欲しい」という声が圧倒的。でも、あのJリーグの冬の時代に起こった「フリューゲルスの消滅」のときに起こったような、ファンからの強烈とも言える「自己主張」はまるで無かった。残念だった。


僕は、海外サッカー、Jリーグへと流れた「裏切り者」で、最近ではサッカーを尊重する。
Jリーグには何年かけようが追いつかない歴史を持つプロ野球にまだまだ及ばないし、問題点も山積みである。

サッカーとプロ野球を並べたって、どちらも言ってみればしょせん「箱庭」。
毎年同じようにリーグ戦が行われ、代わり映えのしない試合だと捉えられる側面もある。
しかし、サッカーはよりファンが「能動的」に試合に関与しつつ、且つチームにまつわる全てを題材に自分達で楽しむ術を持っているような気がする。


圧倒的にまだまだファンの数はプロ野球先行。
サッカーなんて地上波で中継すらない。
でも、暴言を敢えて覚悟で言えば、コアなファンの差で言えば、ほぼ互角に近くなってきているんではないだろうか。



野球は、プレーするスポーツとして、これ以上面白いものは無い、と今でも思っています。
高校野球も、メジャーもよく観るし。
そしてかつて愛したプロ野球というスポーツが、もっと盛り上がって欲しいと思っています。

まあ記載した内容に、阪神、ダイエー、広島、今のロッテに関しては当てはまらない点もあるかな、という気がしています。
特に阪神は。


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