「若い」チームからの脱却を。

2008年03月19日 00:32

2008 J1リーグ戦 第2節
札幌 1 - 2 横浜FM 札幌ド/25,225人
得点 札幌;52' ダヴィ
    横浜;86'、87' 大島



鹿島戦の状況からすれば、想像以上の結果でした。
が、実際に目の前で見せられるとガックシきてしまうのがファンの心情というもの。
まあ、仕方ないっすね。



14時半くらいに家事が片付き、なんとか東豊線でドームに向かう。
実はホーム開幕戦に参戦するのは初めてということもあり、何か妙な緊張感が。
B自由を購入してしまったので、マリノス側のホームB自由になるかな、と
諦めていたのですが、なんとか1席見つけ座った頃にはピッチアップが既に開始していた。


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その後ビールとこの日のお目当てである「優勝記念チャンピオン ドーレくん」をゲット。
と、なんやらやっていたら試合が始まってしまい、あんまり感慨に浸る時間もなく。
ただ、山瀬にUSがどんな反応をするかなあと思っていたら「拍手」。
これには何だか感動してしまった。札幌ファンらしい反応だな、と思う。


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札幌は鹿島戦からDFをヨンデから吉弘に、坪内を右SBに代え、MFは右に征也、左に西。
FWには中山に代えてクライトンを初っ端から入れてきた。
横浜は浦和戦で退場となったロニーに代え坂田。後は変わらず。前節同様ボランチに松田が
入っている。



序盤、横浜が圧倒的にゲームを支配する。早々に坂田のシュートを吉弘がスライディングの逆を突かれながらも、驚異的なヘッドで奇跡的にクリアしたり、山瀬の左足ミドルを優也がかき出したり。
横浜はDFラインからのロングボールで札幌のラインを下げて、そのこぼれを山瀬やロペスが前線へスルーパスを送っては決定機を作る。
ただ札幌にとって相手からのロングボールは本来得意なフィールド。徐々にその対応に慣れてきたところでペースがつかめてきたのか、サイドに追いやって「ここぞ!」というところで人数をかけてボールを奪う守備の持ち味も見られた。



そして前節全く観れなかった「攻めきる」形も見え始める。
特徴的だったのは大きなサイドチェンジ。芳賀を中心に精度の高いボールを左の西嶋に繋げては
チャンスを作っていた。昨年西嶋が上がる場合といえば西谷が前でキープした裏をオーバーラップするパターンにほぼ限られていたので、大きな展開は良い武器になると思う。


ダヴィは今年も前線のプレスを懸命にやりつつ、その類まれな身体能力でゴールを脅かすし、クライトンは足は遅いけど前線と中盤を行き来しながらボールを引き出していた。
藤田と西は1対1に持ち込まれ、中々持ち味を活かせられない。出来れば周りがうまく使ってあげられれば良いのだが。まあこれも経験。
気になるのはデビッドソンと坪内、平岡。確かにフィジカルは強く持ち味を活かしていたのだが、攻撃に転じた際の判断が異様に遅い。
現状だとJ1では厳しいレベルだか。この辺も「慣れ」の問題だと良いのだが。



クライトンがオフサイドながらゴールネットを揺らした時は思わず飛び上がってしまって、
その後ダヴィが倒されてのPKをクライトンがバーに当てた時にも思わず飛び上がってしまって、
いや~、J1楽しいね!と思いながら後半開始早々。
クライトンからのパスをゴール前でDFを背後に従えた征也が胸でヨコに落とし、そこへ飛び込んだダヴィがゴール左隅へゲット!
1-0、札幌先制。願っても無い展開となった。




その後は案の定横浜の猛攻を札幌がハードワークで何とか凌ぎきるという、昨年何度も見た展開。
あわや同点、というシーンは一つや二つではなく、何度も天を仰ぎかけた。が、持ちこたえる。これぞ札幌の真骨頂。
これは勝てる展開に違いない・・・ドームの観客もそういう雰囲気を作っていく。
J1で勝つとしたら、こういう展開なのだ。この試合が今年のベンチマークになるはず・・・




しかし。
横浜のポゼッション中にダヴィがセンターサークル辺りで倒れる。どうやら試合前から激しい頭痛があったようだ。
それを見た札幌の守備が一瞬緩んだ気がする。そして微妙な判定でのCK(見た限りではラストタッチは横浜だった)。 そこで、三浦監督はダヴィの代わりに元気を投入する。CK時の守備側の選手交代はセオリーではない。
ここでセットプレーの守備に一瞬混乱が生じたようで、一番気をつけなければならない大島をフリーで後ろから飛び込ませてしまった。1-1。



そうなると、伝統的に札幌は弱い(3年前のドーム甲府戦を引合に出すまでも無く)。
攻めるのか守るのかの意思統一も無く、ピーンと張っていた集中が切れてしまい、直後あっという間の逆転劇。 そしてタイムアップ。掴んでいた筈の勝利が水のようにあっという間に両手から零れ落ちた。




同点のシーンとその直後。監督の指示ではなく、選手が自分達でコミニケーションを取って判断出来るようであって欲しい、と思う。 メンバーの年齢ではなく、まだまだチームとして若すぎる。
どうも5ヵ年計画の後、チームに対し「メンバーが若いから」「ベースを作っている過程だから」というエクスキューズが強く、こういう点を我々見る側が許してきた面があるように思う。
確かにそれも事実。すぐに常勝チームになれるわけないし、そんなメンバーではないし。
ただ、いつまでも若いままでは許されない。相手に対し、個の力が及ばなければこそチームとしてしたたかであって欲しいし、そういう能力がそろそろ備わってきても良い筈だ。



何より今日の試合内容で僕らがJ1で通用する部分、自信を得た部分も非常に多かったし、決して下を向く結果では無かったわけで。




試合後はヨメの実家で「早く帰宅し7人分のお好み焼きを作れ!」という指令があり、
余韻にも浸れ無かったのでただただ、悔しさのみを反芻しながらソソクサと帰った。
それでも後でゆっくりと思い返してみると「やっぱりJ1はいいな」と思うのだった。




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