神保町 「いもや」

2008年08月19日 20:00

サッカーについては東京的にも札幌的にも北京的にも、あんまり触れたくない状況ですので、
サッカー以外のネタで。



いもや2




営業故、出先でのランチは唯一のお楽しみです。



車営業の頃は「あそこへ行ったらあの店だな」とかっていうのを
決めて、ちょっと距離が離れていても車だから大丈夫だったのだが、
電車営業になってからなかなかそうもいかなくなった。
どうしても行った先でサックリ食べなきゃならないケースが多い。



こうなってくると事前に調べてでも行かない限り、美味しい店に
入ることはできず、最近はWEBや本で調べるようになった。



色々「東京の名店」と呼ばれているところに行っているのだが、
今日はちょっと感動してしまった店に遭遇した為、UPしようと思います。



会社が都営新宿線の新宿駅側の為、外出時は同線を経由するルートを
選択する関係から、ランチの名店が多い神保町で途中下車して食べて行く
ことが最近は多い。




良く行くのはカレーの「共栄堂」。独特の濃さ、コーヒーのような渋さのあるカレーに
はまっている。この界隈はカレーの名店が多く「エチオピア」や「ボンディ」等も素晴らしかった。



また、小学館ビルの地下の洋食屋「レストラン七條」のエビフライはさすが、行列できるだけのことは
あると思うし、「共栄堂」の向かいの「キッチンジロー」のボリューム感といったら素晴らしい。
「丸香」の讃岐うどんも捨てがたい(てんぷらはイマイチな気がするが)。



そして今日行ったとんかつの「いもや」。
「これは!」と思う名店だった。



都営新宿の神保町A4出口を上がって神田方面へ300メートルくらいだろうか?
手前に系列のてんぷら「いもや」(とんかつとほとんど同じ店構え)があり、
そこを通り過ぎて信号の手前角にある。



並んでないや、と思ったのだが店内に待ち席があり、8人位待っている。
雰囲気はちょっと殺伐とした感じ。
客はひたすらカツを食し、待ち客はひたすら黙って待っている。
店員はひたすら調理とシンプルな接客に没頭している。



全体的に会話は、無い。



食べ終わると無言で客は金を渡し、店員は250円の釣りを渡す(大体皆千円札なので)。
するとその瞬間店員は「どうぞ!」とだけ声を掛ける。すると黙って待ち客がその席に向かう
(もし慣れてない客がボケっとしてると、強い口調で「どうぞっ!」と繰り返されるのだ)
その短い合間に店員がスッとテーブルを拭くと、お茶の上に箸を乗せカウンターの上に出し、
黙ってそれを手元に下ろすと、ご飯と味噌汁が出てくる。これも黙って下ろす。



何も注文していないが、何も言わなければとんかつ定食(ロース)が出てくるらしい。
暫くすると、トンカツを「サクッ、サクッ」と小気味良く切る音が聞こえ、山盛りのキャベツに乗っかった
トンカツが出てくる。



この辺、人によってはちょっと食べる以前に苦手、っていうケースもあるだろう。
私も若干そんな印象を持ちつつカツを待ったが・・・


いもや



まず、ごはん、きゃべつ、トンカツの量が多い!
ごはんは多分普通の茶碗2杯以上ある。そしてキャベツも山盛り。
肝心の味だが、ロース独特のジューシーさが素晴らしい。
決して高い肉じゃないと思うのだが、その脂加減が絶妙なのだ。



テーブルの上のとんかつソースも、最近多いドロっとした甘辛いものではなく、
サラっとしたソースで、なんともカツとの相性も良い。
ころもの揚がり具合も含め、全く安っぽさ、B級ぽさは無く、むしろ高級感すら感じられる。
しじみの味噌汁も個人的に好きだし、嬉しい。



トンカツ屋にしては珍しい白木のカウンターには清潔感があるし、
全体的に細かいところまでキレイに掃除してある。
一見すると冷たい感じの接客と思われるが、
店側の客に対する姿勢のようなものが、この小奇麗な店内に伺われるような気がする。



正直、もっと美味しいカツの店はあると思う。
でも、この値段でこの味なら「名店」と言って問題はなかろう!
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