多摩川クラシコ

2008年09月27日 16:29

2008 J1リーグ戦 第25節
川崎F 0 - 1 F東京 等々力/20,729人
得点 東京:5' 赤嶺





札幌×千葉戦をTV観戦し、あまりに無情な結末に何も考えられないまま電車に乗り、
ほとんど気がついたら等々力についてた感じ。



080920_1900~02




等々力に来たのは川崎のJ2時代の札幌戦、03年6月以来だと判明。
あの時は確か平日ナイターだったけど、休暇を取って5時に車で来場。
競技場の駐車場にも余裕で駐車。
スタンド周りは閑散としていたし、メインで観戦したけどガラガラだった気がする。



それがたった5年で家族連れが数多く観られ、外はイベントブースで一杯。
開始1時間前にスタンドへ入るとメイン以外はほぼ既に満席。
多摩川クラシコということ考慮しても、この雰囲気はすごいな、と。
今の柏みたいな「楽しめる」雰囲気あり、新潟のような「アットホーム」な雰囲気あり。




それにしても、試合前の「川崎市民の歌」には思わずほのぼのしてしまった。
お返しに「東京音頭」を歌ってあげたけど。




東京としては、大宮戦で逆転勝利を得た良い流れを継続したいし、
去年歴史的大敗で連敗を喫した川崎に対し、今年は連勝をお返ししたいわけで。




試合はほとんど4-2-4に近いフォーメーションの川崎が東京陣内でボールを終始支配。
ジュニーニョ・テセ・ジュニオール・黒津が次々とペナ付近に侵入し決定機を作る。
背後ではケンゴがボールを左右に散らし、谷口も前へ侵入の機を伺う。
東京は川崎の早いプレスの前に全体的に押しこまれ深いラインを引いてしまい、
攻守の切替がうまくいかない。



ところが前半5分にCKがファーに流れると、そこには絶好調男赤嶺が待ち構えており、左足一閃、
あっという間の出来事で東京先制。



しかし、ここからが苦しい戦い。その赤嶺が16分にDFとの接触で負傷交代で平山IN。
41分には今野が肘打ちで一発レッド。



こうなるとタダでさえ押されまくっている東京としては、しっかり意思統一し守るしかない。
川崎は後半も怒涛の攻撃を繰り返す。危なかったのが57分のケンゴのダイビングヘッド、これには塩田がなんとか反応。 それから60分、塩田が不用意にペナ外に飛び出したところをジュニーニョがループでがら空きのゴールへ。これがポストをかすって入らずなんとか奇跡的にピンチを逃れる。
川崎も若干焦って中での攻撃にこだわってしまいサイドを上手く使えず、
2枚のラインでガッチリ中を固めた東京が上手く守り抜けた感がある。



正直いつ崩壊してもおかしくない雨あられの攻撃を凌ぎきり、1-0で一人少ない東京が勝利。
試合終了の笛がなった瞬間、東京の選手達は一斉にピッチに倒れこむ。
アウェイの試合での勝ち方としては一番「痺れる」、これ以上ないものだった。
それだけに、今ちゃんが退場して以降、試合後半は特に大挙集まった東京サポの声の大きさといったらなかった。
(ホームでもあのくらい声出ていたらいいんだけど)



試合後。ビッグセーブ連発し(危ない飛び出しは自作自演だったが)
再三に渡りこちらを煽ってくれた塩田のシャー(ちょっとフライング気味w)、
古巣川崎相手にゲームキャプテンを努め、必死の形相で体を張ってディフェンスをした佐原のシャーに大満足し、余韻に浸るように帰りは徒歩で武蔵小杉まで帰った。



残留争いも佳境、かなり降格も現実的になってきて、負ける度に張り詰めた糸が切れそうになるのをじっと堪えるしかない札幌の試合と、
戦術のコアがしっかりし、選手も戦えるようになり、順位も上がり昨年とは雲泥の差で楽しめるようになった東京の試合。
同じJリーグの試合でも、立場が違うとここまで違うか?っていうのを痛感していた。
それでも東京だって去年・一昨年と勝てない以上にチームが停滞し、雰囲気も悪く苦しんだシーズンもあり、結果今年のシーズンがあるわけで。



もっと単純に1試合1試合に一喜一憂する方がラクだなあ、とか。




正直去年もそうだったけど、札幌みたいなJ1でギリギリ戦えるか?という戦力(財政力)のチームにとって、サポートする気持ちを持って望む長い1年間のシーズンは、正直つらいことの方が多いに決まっている。



勿論他のチームのサポも同じくらいしんどいと思う。浦和みたいな優勝を義務付けられて、勝ち続ける苦しみがあること、ACLの遠征なんてのも当然しんどいだろうし、今年で言えば名門の千葉・磐田のサポも、「まさか」の戦いでかなり精神的に追い込まれているだろうし。
J2で毎年昇格に届かないチームのサポもしんどいだろうし、逆に毎年最下位争いをしているようなチームだって同様。




それでも、ウチのようにJ2での昇格争いとJ1の降格争いを交互に繰り返すような闘いの日々に、
果たして幸せってあるのかなあwwと。



それだったらもっとライトに応援するとか、J1の中堅どころの他サポになるとか。
そうしたらもっと楽しくサッカーと関われるのかな、とか考えたりした。




・・・・・けどまあ、出来るわけないな、と。




オシムじゃないけど、「Football is my life」。
今更この年になって、自分の選んだ人生に後悔してる場合じゃないし。




まあ人生だって、いい時だけを切り抜いたダイジェスト版を楽しむようにはいかないし。
僕らだって勝敗だけで言えば希望なんてこれっぽっちも無かった、あの04年J2のシーズンがあったからこそ、 去年のJ1昇格を心から喜ぶことが出来たしね。
このチームからは、すぐに忘れたいような最悪な日々も数多く与えられてきたけど、
既にもう心から消すことの出来ない出来事のいくつかを与えてもらっているわけで。



それから、去年までは小さいところに喜びを見つけたり、逆境を茶化して楽しんだりすることも出来るようになっていたんだけど、今年はJ1ってことで力が入り過ぎているところもあって、これもイカンね。




・・・と、東京の試合だったのに、結局は札幌について色々と考えながら帰路につきました。
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