日本代表、近年のベストゲーム

2008年11月21日 23:38

2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選
日本 3 - 0 カタール (ドーハ)
得点 日本;19' 田中達、47' 玉田、68' 闘莉王





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この日は朝から咳きと熱に見舞われ、午後医者に行き「風邪と軽い腎臓炎」との診断。
ほぼ半日爆睡してた為、試合の開始直後に目覚め、前半は携帯のワンセグで、
後半はすっかり目が覚めTVで本格的に観戦しました。
通常であれば観ない時間帯の試合でしたが、思わぬ事情で生で観れました。




負傷欠場となった楢崎、中澤について不安視されていたようですが、
むしろ懸案はFWの組み合わせ。
この日は玉田のワントップは変わらず、トップ下に田中達、
左サイドMFに大久保とちびっ子トリオで来た。
MF右に中村、ボランチ遠藤・長谷部。
DF左から長友、トゥーリオ、寺田、内田、GKは川口。




基本4-5-1だが、大久保は攻撃時はあまり固定されず前後左右にポジションを移し、
前2人と適度な距離感で前線をかき回す役割。
田中達は裏への飛び出しと1対1の積極的な仕掛けを繰り返し、
玉田は攻守の切替時に起点となる動きでボールをうまく引き出していた。
中盤は圧倒的なポゼッションが可能な遠藤と中村が巧みにボールを動かし、
長谷部がスキあらばと前線へ飛び出していく。
長友は大久保や中盤が左サイドでボールを持てば必ず追い越しのアクションを仕掛け
引出しを増やし、一方若干控えめの内田はカウンターのカバーリングに奮闘、
期を見てスペースへも飛び込む。
寺田・トゥーリオは高さと強さを活かしてカタールの攻撃の起点を潰し、
川口は経験を活かし安定した冷静なプレーに終始。
そして相手ボールでは攻守の切替を早くし、中盤で前後ポジション関係無く、
2人・3人での献身的なハードプレスを全員で仕掛けて奪い返す。




ようは、全員がすべき仕事をこなし、結果3-0での勝利。
カタールは開始直後の激しいプレスで主導権を握りかけたが、
冷静に対応し短い時間でペースを握り返した日本が終始支配し
完勝、といえる内容でした。




個人的にも非常に評価したいゲーム内容だったのですが、
特に個々の得点シーンがこの試合の充実度を物語っているように思う。




1点目は内田の裏へのフィードに対し、一足早く抜け出た長谷部が
アウトサイドのボールルートに走り相手DFを寄せ付け、
インサイドのボールルートに後から走りこんだ田中達が冷静に
GKの股間を抜きゲット。




2点目は攻撃が一度中で跳ね返されてからの組み立ての流れで、
ペナ前で右からのボールを中の長谷部が左に走りこむ玉田に送り、
これをダイレクトで豪快に蹴りこみゲット。




3点目はサインプレーでショートコーナーからの折り返しを中村がファーの
トゥーリオに見事なボールを合わせゲット。




日本のスピードと2列目以降からの飛び出しを活かした1点目、
長らく懸案だった、ポゼッションからシュートチャンスを作っての2点目、
お家芸となるセットプレーからの3点目。
得点内容も課題のプレーと持ち味を活かしたプレーの両面で○。





ガンバのACL決勝ホーム・アウェイを観ていて、
「(高く頑強なCFを使わず)サイドからのクロスやポストプレーに頼らない、
「地上戦でのサイド攻撃、ポゼッション」って日本人でも出来るし、むしろ向いてるのかも」
と思っていたけど、正にこの試合もそんな感じだった。
前線のチビっこい3人は勿論、長谷部、長友、内田ら水を運ぶ選手の献身的なムダ走りが
遠藤、中村のパスコースを作り、ポゼッションを機能させた。
ここへ来てようやくオシムの目指すサッカーの行く末が垣間見れた気がします。
岡田監督の目指すポゼッション志向の試合でこれまで足りなかった
「選手の連動性ある動き」
により、スペースを作りシュートチャンスを増やした、と言える。
決定力不足なんてデフォルトなんだから、こうやってチャンスを増やすべき。




カタールは攻守に狙いがはっきりせず
(多分攻撃的に行きたかったが、日本がそれをさせなかったが故か)
中途半端に中央でのプレスが弱いが故、とも言えるが
最終予選、勝ち点で並ぶ相手との試合、
アウェー戦という要素から言っても見事だった。




まあ予選はまだ折り返しにも来ておらず、当然このサッカーも完成系ではないし、
ここまでの流れからいうと「偶発的にうまくいった」可能性も高い。
ただ、こういった成功体験を積み上げていくことで目線が上がっていく筈。




オシム時代のスイス戦以来かな?代表戦を楽しく観れました!

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