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SCREAMING FOR VENGEANCE

2005年08月08日 22:27

2005.8.7
東アジア選手権 第3節

韓国 0-1 日本

得点;中澤


コンフェデとは違う意味で、非常に評価に値する試合だったと思います。


なによりも、韓国戦は内容は2の次、「勝つ」こと以外の何も必要としません。
確かに今回は両チームとも傍目ではテスト色が強く、真の真剣勝負にはなりえなかった要素もあり、内容的に一見乏しいように見えた日本にとっては、あまり実のない試合だった、と言われても仕方ない(実際にそういう意見も多い)。

しかし、これは個々の対韓感情の意識の問題ではなく、どんな大会だろうと、日韓戦だけは負けてはいけない。
全力で勝利に向かうことは、もはや国民の義務。
アウェイで、韓国の心を折って勝利したこと以上の結果は、必要無いし、それがあれば内容等何の成果にもならない。
そうじゃないの?


僕は、サッカーはもちろん、どんな競技でも韓国だけには負けたくない。


今回その前に対戦した中国、北朝鮮とは、サッカーの舞台で繰り返されてきた歴史が違う。
僕らの先輩達の思い。歴史も折り重なった相手からの憎しみと、それに応える僕らの感情。どうやっても勝てなかった悔しさ。
全てにおいて良くも悪くも、ぶ厚く重なった歴史がある。


「この大会の目的は、国内の可能性ある選手のテスト。それをはっきり言いたい」

試合後、負け惜しみのようにこう言い切ってしまうボンフレールは、やはり韓国の代表監督に相応しくないことがはっきりしたのは言うまでもない。
もし、韓国国民が同じように苦しく言い訳するんなら、もはや日韓戦などどーでもいいが。
彼らが熱くなるから、僕らも熱くなるし、熱くなればなるほど、相応の強さが備わっていく。
そこで勝つこと以上の代表強化策は無いと思う。


それに対し、ジーコは日韓戦の意味がちゃんとわかっている。
初めて彼のことが少し好きになった。


今回の東アジア選手権。確かに北朝鮮、中国戦は内容に嘆くべきものだった。
ただ、中国戦でのレギュラー総入替。
物凄い英断。
正直そこで考えるのは、コンビネーションの問題は?組み合わせ的にそれでいいの?初出場の選手の戸惑いとか・・・?
それでもレギュラーとされていた選手への刺激と、「控え組」に対して言い訳を許さず、「お前を信用しているよ。気持ちを見せろよ。」
という強いメッセージがはっきり判る決断。


中国戦はやっぱり、うまく行かなかった。当たり前。
迎えた日韓戦。もう一度レギュラーを戻すのか?中国戦が仮に「テスト」もしくは「懲罰」なら、日韓戦は戻すだろう。


それでも、レギュラー、控えの「正負」のモチベーションをもう一段更に上げさせた上で、絶対に勝たなければならないアウェイ日韓戦に所謂「控え組」で挑ませた。
起用に関して、ボンフレールや昔のトルシエが言ったように、決して「テスト」等という言葉を使うことは無い。
何故ならジーコは絶対に勝ちたいから。
こいつらで勝つ方法(方法論と言う意味では確かに?だけれど)を導き出したい、という気持ち。


出場メンバーで比較すれば、韓国の若き有望な選手達のテクニックは実力が完全に上に行っていた。
特に中盤のボールを持った落ち着きは日本のプレスを簡単にかいくぐって、ゴール前まで確実にボールを運んでいった。
反対に、日本の攻撃は巻も高さで勝てず、本山に預けてもボールを失う。村井のサイドで仕掛けることで、なんとか前線まで持っていくも、前半は本山のシュート1本のみだっただろうか。
それでも、坪井が振り切られたり危険な場面は幾度とあったが土肥・茶野がしっかりカバーして全員で守った。
この日の先発メンバー、いわゆる控え組は、ジーコになってからなかなか訪れなかったチャンス、頑張っても選ばれない悔しさ、しかも苦しかった中国戦を経ての「2試合続けて」のチャンスに発奮。「正」のモチベーションが最高潮だったから成し得た守備。

そして、韓国が客寄せパンダらしき、アジアWユースの得点王だかなんだかを出していく中で、日本は「勝つ流れ」を作り出していく。


中澤を入れた時点で、勝敗は見えていた気がする。一気に日本全体(TVで観ているものにまで)のテンションが上がる。


中澤は北朝鮮戦での自分のミス、それを顧みるに十分なここまでの時間は、彼の「負(ここでいう負は、逆境でのリテンションの意味)」のモチベーションを高めるのに費やされた。
よし、ガツガツいくぞ、という気持ちのはっきりした選手だけに、味方にも敵にもメッセージが伝わる。
韓国もここで勢いが落ちたように見えた。


そして小笠原。ある意味で「負」のモチベーションの塊のような彼が、若い韓国の中盤の中で老獪に立ち回る。
時には不満もぶちまける、もともと控え組の象徴のような彼が、この大事なタイミングで送り込まれる意味。


結果は、見えていた。


「とことん信じきること」で去年のアジアカップに続き、ジーコは素晴らしいドラマの筋書きを作った。
素直に今回は認めたい。


そして、日韓戦に勝つ喜び。
これに勝るものは無い。
代表の選手達、ひとまずはお疲れ様。


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とここまでいいながらも、話しは思いっきり元に戻るんだけれど、
だからこそ、ベースとなる戦術だけでも導いてくれれば、僕らに相応しい安心感がもたらされるのに、というのは
贅沢な願いなのだろうか?

そして途中書いたように、本当に意図した上での方法論と結果だったのかというのはこれまでの経緯から確証が持てないということ(前文で「素直に認める」って書いてるのに!!)。
それでも、これに関しては自分を信じていないと駄目だから。ジーコは自分の感性を信じることにかけては間違い無く一流(笑)。
信じるものは救われる、という来世的な思考ってのもあながち間違いではないのかもしれないなあ。


最後に、当初の目標として「一応」掲げていた「優勝」を達成出来なかったことは、結果としてしっかり受け入れて、反省して欲しい。

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「俺たちの土肥」が日韓戦の舞台に出るだけでボッキものだったけど、昨日のプレーは昇天ものだった。
コンちゃんは予想通り?の活躍、モニもオモシロ顔対決とも言えるイチョンス兄さんとのマッチアップで
勝利したね(茶野のカバーにかなり助けられたけども)。みんな良くやった。



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