エル・クラシコ・・・リーガはフィナーレ

2009年05月03日 15:41

08-09リーガエスパニョーラ 第34節
レアル・マドリード 2-6 バルセロナ
得点 レアル;14' イグアイン 56' S・ラモス
    バルサ;18'、58'アンリ 20'プジョル 36'、75'メッシ 83'ピケ




レアルが先制した時には正直「やばい」とバルサファンなら誰もが思ったところ。
今年のバルサホームのクラシコ、ファンデラモスは守備的に入ったが、
この試合では前節のバレンシアの如く、積極的なプレスで序盤を互角の展開とした。
それだけに、先制した後レアルが守備的にシフトすれば、70分以上0-0を
キープした前回のクラシコのような、カッペロ時代の遺産である「固い守備」で
守りきられるのではないか、と。
しかも、前回のクラシコでは居なかったラサナ・ディアラがいるのだ。



しかし。
そうするか否かの判断の前に、メッシからの絶妙なスルーパスをアンリが
見事カシージャスの左脇を抜くシュートですぐさま同点に追いついた。




これでレアルは引続きプレスを掛けて攻めなければならなくなった。
そして、これがこの試合の全てだった。
レアルは得点後もう少し時間を稼ぎ、意思統一を固められれば。
ホームのプライドからレアルは攻め続けたのかもしれないが・・・




しかも、この後のグアルディオラの采配が見事だった。
エトーとメッシのポジションを交換。メッシをセンターに張らせるポジションチェンジを行う。
この日レアルは負傷明けのロッペンを強行出場させたが、そのロッペンが序盤に
幾度となくアビダルを翻弄し、アビダルは早々にイエローを貰ってしまった。
レアルはバルサの右サイドを警戒し、エインセを左SB、マルセロを左WFWに
持ってきたが、マークすべきメッシはセンターに、SBのアウベスはいつもの積極的な
オーバーラップは自重。メッシと変わって入ったエトーもボールを貰う時は下がった時で、
主にプレッシング要員として走り回っていた。
恐らくレアルの左サイドは「拍子抜け」だっただろう。



その一方バルサはアンリサイド、レアルで言う右サイドを主戦場と選択。
レアルとすればロッペンが守備をサボっても、アンリならS・ラモスで凌げる
と思っていたのだろう。
しかし、アンリはそのS・ラモスを完全に蹂躙。アンリの2得点ともラモスの軽率な守備からだった。
まるでラモスの好きな闘牛を観ているかのようだった。
ただ、牛の役目だったのはS・ラモスの方。お気の毒様でしたwww
こうなると、ロッペンは守備に戻らざるを得なくなり、以降ロッペンは完全に消えた。
これでレアルは攻め手が無くなってしまった。





プジョルのセットプレーでの勝ち越しゴールは震えを感じる程の気迫だった。
正直怪我明けからプジョルのパフォーマンスは安定感が無いけれど、
こういうプレーを見せられると彼のいないバルサは考えられない。
マルケスのいない今シーズン残り試合、攻撃に不安の無いバルサにとって、
プジョルに全てが掛かっていると言っても良い。





アンリの2点目を生み出したシャビの「どこに目が付いてるんだ?」というような
絶妙なスルーパスも鳥肌モノだった。
この得点もS・ラモスが汚名返上のセットプレイからのゴールをレアルが返した直後。
絶妙な時間帯でアンリが2点決めたわけだ。
シャビは正直疲れがピークと思えるが、グアルディオラは途中交代をさせない。
全般プレーにキレを欠いているが、これがあるから変えられないわけだ。
もう一人の中盤のキーマン、イニエスタはファールを何度受けても、
淡淡とボールキープ・ドリブル・パス・シュート、全ての面でスーパーなプレーを見せ続けた。
メッシは言うまでも無く相変わらずのバケモノぶり。
最後はCBとして今シーズン完全に一皮むけたしたピケが、まさかのオーバーラップ。
サイドからのクロスをしとめてゴール。




ピケのゴール後。カシージャスの完全に腑抜けた顔が強烈だった。
あの「聖カシージャス」でも、さすがに6失点では心が折られてしまうのだ。
でも、彼がいなければレアルはあと3点は取られていたに違いない。




もはやリーガの行く末はこの試合により決定した。
バルサとしては、残りの全てをチェルシー戦に注ぐことが出来る。
気がかりなのは、相変わらずセットプレーでの失点が多いこと。
ヒディングなら、こういうウィークポイントを容赦無く突いて来るだろう。




それでも、ホームで無失点に終わって少しぐらついたであろう自信が、
このクラシコで完全に取り戻すことが出来たはず。
ミッドウィークのセカンドレグ、大いに期待したい。










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