アルバムレビュー;OUTRAGE/OUTRAGE

2010年02月04日 22:22

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OUTRAGE/OUTRAGE



去年の11月末の発売で、2ヶ月経ちましたが
未だにMyヘビロテ。
いやー、傑作です。
メタル好きなら必聴の一枚。


「LIFE UNTIL DEF」「FINAL DAY」のようなスーパーな楽曲は無いけれど、
アルバムとして非常によく纏まっているし、よくぞここまでフックのある楽曲を
書き揃えたもんだ、と感心。


彼らは橋本直樹を再び迎えるにあたり、「OUTRAGEのメタル」を作ろう、と考えたそうだが
ここまでファンの求めるものを理解しているバンドも珍しい。
それ故か、原点回帰とも言えるような「これ、まんまメタリカ」と思うリフやフレーズの
多いこと多いことw


アルバムの曲構成に関しても往年のもの。
1曲目は楽曲中のベストでインパクトのある「RISE」
2曲目には流れを加速させる「You Care?I don't care」
3曲目にはサイケなスローチューン「Reign」
ミドルチューンとファストチューンを中盤に配し
「RIVER」や「KEY」の流れを汲む直樹節炸裂のバラード「Shine on」
そして締めは爆走もんで「Terrolizer」
この構成自体もまんまメタリカ・・・ww



「RISE」に関してはBURRNのインタビューでも「Die Hard!」のコーラスがかなりフューチャーされていたので、
期待感あったんだけど、前田さんの言う新しい「MyFinalDay」では無いわな。
歌メロでのフックは正直弱い。
ただ、ライブでは大合唱間違いなし、オープニングにはうってつけの楽曲。


一番のお気に入りは「You care?I don't care」
これまでのOutrageにありそで無かった感じ。フックするポイントが多く
ノッキングしてしまいそうなくらいw


中盤の「Until you are dead」「Fists full of sand」も中々のお気に入り。
良き時代のメタルチューンだけれども、古さは全く感じないし
節々にOUTRAGEっぽさ(&メタリカ節)が散りばめられている。
楽曲もそうだが、ここはプロデューサーのフレデリック・ノルドストロームの功績が大きいと思う。




演奏については、まず橋本のボーカルが完全に10年前を上回っているってこと。
橋本はフルタイムの仕事があるので、9月のシルバーウィークを利用して
スウェーデンのスタジオでたった4日間でレコーディングしたとのことだが、
そんな突貫仕事とは到底思えない。
声の張りや表現力が増しているのは、歌っていなかったことが逆に良かったのか?
橋本が第一期最後に歌ったアルバム「Who We are」を改めて聞いたけれど、
正直ニューアルバムを聞いた後だと、当時の声の線の細さ、表現力の拙さが
如実に判ってしまう程だ。
基本的にハイトーンを武器にするHRシンガーは多い。こと日本では特に。
そんな中橋本のようなパワーのあるミドルトーンは稀有の存在で、
HRシンガーの技量としては未だ日本のトップと言っても良い。


あとは丹下のドラムが凄みを出していること。
正直、10年前はお世辞にも上手いとは思わなかったwが、物凄く上手くなったし
高速ツーバスでは安定感すら感じる。
阿部の独特のエフェクトの掛かったリフは勿論、僕が好きなウリロートばりの泣きのソロも健在。
彼のギターあってこそ、「OUTRAGEがOUTRAGEたり得る」のだ。
安井は・・・安井だw



この素晴らしいアルバムを携え、札幌にもライブに来ると。
もし行ければ2002年のツアーぶり。
橋本直樹のいるOUTRAGEに関しては恐らく96年の「LIVE UNTIL DEF」ツアー
でのクラブチッタ以来。土曜なのでいけるかどうか。
もし行けたら、1曲目のイントロで泣いちゃうかもw


「日本にもここまでやれるバンドがある」
「Final day」を聞いた時、そう思った。
今、更に大きくなって彼らが戻ってきた。

Welcome baaaaaaaaaack!!! OUTRAGE!!!
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