自分の人生ベストアルバム30⑤

2010年09月04日 00:12

さてさて、本シリーズもようやく半分まで来ました。
色々とサッカー界的時事ニュースもありますが、取り合えずそれは又今度。
今日はこの3枚。

ジョンの魂


John Lennon/Plastic Ono Band

70年の1st。
ビートルズ解散後、ジョンが作成したアルバム。
これもまた、私なんぞが語るのがおこがましい作品ですが、自分なりの思い、思い出を。
中学時代にビートルズ好きな友人から色々と聞かされたことで
ビートルズに興味を持ち出し、その後様々なジョンの経歴を遡って知るにつけ、
このアルバムは聞くべきだ、と半ば使命感からこのアルバムを手に取りました。
とにかく1曲目の「Mother」。慟哭に近いジョンの叫びを聞き、心を鷲掴みにされた。
この曲は原初療法という治療を受けたジョンとヨーコが過去の苦痛を呼び覚ます中で
出てきた言葉やエピソードを元に作ったと言われてます。
(この他には「God」や「I Found Out」もそうだと言われている)
それだけに各楽曲には様々な感情が吐き出されており、どの曲もシンプルな楽曲では
あるものの英語は分からなくとも伝わってくる、強いインパクトを持っている。
又、「Working Class Hero」のような、ビートルズ時代とは一線を画した政治色や
メッセージ性の強い楽曲は、以後の彼の活動のモノローグのようでもあります。
当時の自分としてはビートルズは「お行儀の良いもの」、ストーンズは「不良、ロック」
っていう画一的なイメージそのままを持っていて、一時はストーンズの方を良く聞いていました。
ジョンはビートルズの中でも尖がった存在だったし、そんな所に惹かれたのも正直なところ
一つのきっかけです。まあ中房だったんで、思考が単純で。
でもそんな単純な理由がきっかけとなり、こんなアルバムに出会えて真のインパクトを受けるんだから、
少年時代の思い込みってのも大事なんだな、と思う。
少年だった頃「Mother」を聞いて感じることと、今聞いて感じることは相当に違う。
そんな時に俺も大人になったなぁ、と思ったりもする。


サブヒューマンレース


SUBHUMANRACE / SKID ROW


96年の3rd。
世間一般的にはスキッドロウと言えば1stだろうと思う。しかも本作は売れなかった。
が、私に取ってはこのアルバムが彼らの最高峰。
理由としては「ヘヴィロックムーブメントの最終形」と個人的に評価しているからです。
彼らはBONJOVIに見出され、89年という「華やかかりしHM/HRブーム」の終焉の頃にデビュー。
以降、時代はグランジ/ヘヴィロックが主流となり、幾多のバンドがその影響を受け
パーティロックからヘヴィロックへと鞍替えし、結果そのほとんどが失敗。
そんな中で本作は数少ない鞍替えの成功例であり、元々バンドの持つ個性と上手く折り合いを取って
作られた良作だと個人的に思ってます。
前作「SLAVE TO THE GRIND」でも、当時のHMとしては少々ヘヴィな音質を志向して
おり、ボブロックのプロデュースがまた微妙ながら絶妙(?)で、奇跡的な化学反応を起こしたとも言える。
彼らは演奏技術の評価は低かったが、元々音楽的に素直だし(恐らくInputがスムーズなだけに
Outputも素直だったんだと思う)、自分らなりにヘヴィロックを巧く昇華できたのと、
1stから既に楽曲は粒揃いだったように、楽曲自体の質は元々高かった。
又一部からは評価の低いセバスチャン・バックのボーカルも、確かに器用貧乏ではあるんだけど
1stのようなパーティロックでも、2ndのようなメタルでも、本作のようなヘヴィロックでも
どのようにも歌え、マッチするっていうのは中々凄いことだ(確かに不安定さと高音域のパンチには欠けるが)。
本作はヘヴィグルーヴ満載の「My Enemy」「Firesign」で幕を空け、ヘヴィパンクとも言える「Bonehead」、
シングルカットのヘヴィーバラード「Eileen」(何でも「ヘヴィ」ってつけりゃいいってもんぢゃないなw)、
メタル的なアルバムタイトル曲や「Medicine Jar」、それぞれで音的にもリフテンポも
当時の主流ではありながら、歌メロがしっかりしているし楽曲の質は1st、2ndを上回っている。
本ツアーは横浜で見ましたが、「Eileen」のソロ前のミドルパート、セバスチャンとスコットヒルの
ボーカルとギターがハモるパートがあって、それがバッチシ合って二人がサムアップし合ってたのが
何故か印象的に残っているんですが、この少し後メンバー間のトラブルでセバスチャンは脱退。
結果として今でもバンドは活動を続けていますが、中々苦戦をしている模様。


ぶっ生き返す



ぶっ生き返す / マキシマム・ザ・ホルモン


07年の6th。
これまでひた隠しておりましたが、遅ればせながら私、今年より腹ペコの一員になりました。
本作が発売された頃、ラジオで「恋のメガラバ」を聞いて「何だこいつら?」ってかなり衝撃を
受けましたが、その後存在自体を忘れておりました。がたまたま今年あるお店で彼らのライブDVD、
「DECO VS DECO」が掛かっていて、思わずすぐに本作も含めDVD等一気に揃え、
夜な夜なライブを観ながら酒飲んでヘドバンしたり、営業車でダイスケはんのパートを練習したりしてます。
ここ半年位ホルモンはヘヴィロテ、というかI-Podの再生率8割位を占めている状況です。
昔はこういう変化球系のロックバンドは食わず嫌いで、例えば日本語詞だってだけで避けてみたり、
ましてやホルモンみたいな一見フザケた曲名、音楽的にも節操無いバンドはまずお気に入りにはならなかった。
この年になりやっと心が大きくなったというか、彼らのおふざけやお約束も含め「好き」と言えるようになった。
何が好きかって、「好きなものを全部やる」っていう子供っぽさかな。
自分自身もバンドをやってきたけど、メタル・パンク・スカ・ヒップホップ・デス・レゲエ・・・
から堀ちえみまでw「好きなものをごった煮」にするようなスタイルのバンドをやってみたかった。
そんな理想的スタイルを体現している彼らへの羨ましさが、これだけハマッた理由の一つ。
アルバムもライブも、「楽屋落ち」に近いノリで押し通しながらこのジャンルとして最高峰の人気を誇るのも
中々痛快だし、4人全員がそれぞれ個性的なボーカルを取れるのも魅力的。大体一つの楽曲にデス声とキャーキャー
うるさいのとシャウトと普通声とがなりと女声が混在するって、どんなだよ?と。
初期アルバムはかなりチープだったが、「ロッキンポ殺し」でステップアップし、本作で楽曲面も含め一気の
レベルアップを図り、コア色を強めたタイトなアルバムに仕上がっている。
アルバムタイトル曲が一番のオキニですが、まあ捨て曲は一切ありません(まあホルモンの楽曲に捨て曲は殆どありませんが)。その他のアルバムだと「包丁ハサミカッターナイフドスキリ」はいつ聞いてもテンションが上がるし、「握れっ」とか「W×H×U」とかも同様。
但し、本作でもやっぱりプロデュース面は海外のバンドと比較し、チープさが依然残っているのは否めない。
特にドラム、スネアの音が残念なんだよな。亮君のギターも本作ではかなり改善されているけど、
少々ブーストが軽いというか。この辺はOUTRAGE辺りと比較しちゃうとアレだけど、まあ他の魅力が十分だし。
中々困難だけれど、ライブは絶対に行きたい。フロント3人と一緒に汗まみれになってヘドバンして、
モッシュして最後は「麺かたコッテリ」やりたい!
ちなみに私は彼らの地元、恋の町八王子の大先輩です。長沼ラーメン歴は彼ら以上だし!!
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