愛するチームとスポンサー

2010年10月05日 23:28


こんな記事が。湘南も大変らしい。




私は仕事柄、会社の企業情報等は何かあればPCですぐに調べられます。
よくTVのバラエティなんかで「○○の父親は年商1億の会社の社長」
とか、「業界の風雲児となるか、○○の販売戦略」等とやっていると、
会社でヒマな時その会社の企業情報を叩いて調べてみたり。



結果正直な話、悪い言い方をしてしまえば「そうは言っても業況の厳しい会社だなあ」
という感想を持つ先が多いのが現実です。
「年商1億」と言えば一般の方からすれば聞こえは良いですが、その規模の企業であれば
今のご時世法人としての利益は百万でもあれば御の字でしょう。
役員報酬をたんまり貰っていれば個人として話は別ですが、その程度の利益では法人としての
収益性評価は当然低いし、役員賞与だって出せる状況じゃない。
そもそも年商1億の企業なんて(年商だけでみられたとするなら)金融機関における優先順位は下位。
(生産設備や店舗等の固定経費の掛からない業界、情報ビジネスやコンサル、
技術販売系の企業なら利益率も含め話は別)


一方で年商がその10倍の10億だろうが100億だろうが、上場していようがいまいが、
財務内容(BS)なり利益体質なり(PL)、業界環境なりでは年商1億の企業が100億の企業より
優先されるケースもあるわけで(資産や抱える社員等、図体のデカイ方が当然身動きも取りづらく
リスクが高かったり)、企業において大事なのは売上じゃなくて、中身なわけです。



そういう意味で、この記事の日本振興銀行系の5社を調べてみると、上場企業ばっかですげーな、
と思いきや、5社中ゴーイングコンサーンが出ている先がなんと3社。
業種もエステや英会話教室等、勧誘販売法等で問題になりがちな業種先でもあります。



昨年までの大分もそうでしたね。正直怪しげな企業が軒並み胸スポになり、言い方は悪いですが
「よくもまあこういう会社ばかり次から次へと・・・」と。
さすが溝畑さんだなと思ってました(これはほめ言葉です)。
ただ、我々サポーターの立場からすれば、そういう企業でも愛するチームの理念に賛同し、
スポンサードしてくれる企業の存在は、どのような会社でもありがたい、と思うもの。
(昨年の大分の場合、さすがに先が先であったこともあり、そうでは無かった様でしたが)



改めてJのスポンサーになっている企業を色々と見てみると、素人目で見ても
そこそこ「危ない」「怪しげ」な企業っていうのは確かに散見されます。
Jチームの営業の立場からすれば、販売商品の性質上、どうしても固い企業よりも
「やわらかい企業」の方が決まりやすい筈。
ましてやこのご時世にサッカーチームのスポンサーになるなんて、仮にその余裕があったとしても
お固い企業のCSRにおいて優先順位の上位には中々なりえないわけで。



我々サポーターの立場としては身勝手ながら
「チームの成績が良くとも悪くとも、息の長いスポンサードをしてくれる企業が
望ましい」とは思うのですが、それは本当に身勝手な思いであり。
実際過去いくつものJリーグのスポンサー企業の決算書を貰った経験がありますが、
「この財務状況でスポンサーなんかやってんじゃねーよw」
と言ってやりたくなったことも、正直ありますww
私のような金融マンの立場からすれば、何とか希望する額を貸し出ししたいと考えている訳で。
その一方で同じJの仲間をサポートしてくれている企業の心意気は素晴らしいとも思う訳で。



何とも取りとめの無い話を書き連ねてしまいました。
同じ金融業界に身を置く方にとっては、何とも幼稚な雑文となりすみません。


鳥取がJ参入資格をほとんどクリアした、というニュースもあり、Jリーグは益々拡大していきます。
その上において、それを支えていただく企業の景気回復、成長は欠かせないものです。
Jリーグ及び各チームは、そういった企業に貢献できているのでしょうか?
そして産業として、今後の日本の経済回復にも貢献できるのでしょうか?
もしJリーグ及び各チームの規模に見合った貢献が出来ていないとすれば、スポンサードは単なる寄付になる訳で
経済活動における循環サイクルには関与しないことになる。
その時、Jに存在価値はあるんだろうか?

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