ザック初陣。「守備的サッカー」でブラジルへ行こう!

2010年10月09日 20:48

キリンチャレンジカップ2010
日本 1対0 アルゼンチン 埼玉スタジアム2002
得点 日本;岡崎
   アルゼンチン;




素直に面白かった。
親善試合ではあるが、「アルゼンチンに勝った」と世界に自慢しても
恥ずかしくない、内容も申し分無い勝利でした。



アルゼンチンはベストメンバーであるものの、コンディションの悪さは
手に取る様であったし、それ故の怪我での選手交代も多かったこと、
暫定監督は必死だったが、選手はどこかモチベーションの点でも問題があったように思え、
とにかく出来は悪かった。
チームも日本と違ってワールドカップからの連動性が感じられず。
前線ではテベスやメッシの感覚的な連携でワンツーとか出来るんだけど、
ビルドアップの場面では全く連動した動き出しが無く、名手D.ミリートやマスチェラーノも
出すところが無くこねくり回す始末。



但し、メッシやテベス辺りの個人技でパーっとやられて点を奪われ、後は
適当に流されてそのまま試合終了っと、っていう展開がこれまでの日本代表のパタン。



が、この日はワールドカップでの自信が上手く活かされ、且つワールドカップ時とは違い
「守る為に守る」のではなく、コンパクトな陣形で「攻める為に守る」姿勢で、
連携で崩されるのならともかく、個人技にはしっかりとチームで対応し
見事フルメンバーのアルゼンチンに勝ったのである。



今野・栗原・内田・長友のディフェンスラインと、遠藤長谷部の連携、
そして香川・岡崎の両ウイングの運動量の多いしつこいチェイス、そして川島のビッグセーブ。
3ヶ月前同様、チームとして見事な守備を見せると、そこから本田、森本へのクサビから
香川のドリブル、遠藤の落ち着いたしたボールポゼッションからの球出し、長友の運動量ある引き出し、
そこからのサイドチェンジに走りこむ内田、やはりゴール前は本田の積極性、
こぼれ球を後方より長谷部が狙い、森本と岡崎はゴールに近い位置でチャンスを伺う。
見事なカウンターを何度も何度も連発していた。



確か、ワールドカップ直前の親善試合の頃のエントリで、その頃の代表は
「カウンターのスピードが致命的に遅い」と書いた気がする。折角のカウンターのチャンスで
連動が遅く、スピードダウンしてしまっていたのだ。
ワールドカップ以後、特にこの試合では最後の前田のチャンスもしかり(中村憲がしっかり併走してた)
カウンターがそれなりに機能するようになった、と思う。



この日のMVPは長友でしょうかね?
何だか凄く張り切ってたし。足、速くなってるよねww
今野も代表でのCBの先発って記憶ないんだけど(あったっけ)、かなり落ち着いてやれてた。
香川は良かったけど、繋ぎのミスも多かったな。本田は何だか最近気負い過ぎで、らしくない。
遠藤は熟練だなあ。ミスもあったけど、このチームには彼のペースチェンジは欠かせない。
怪我さえなければ、4年後も・・・



さて、ザックである。
まあこの試合に彼が与えた影響度は、選手選考も含め大したものではないはずで
(たかが3日程度の練習でチームを大きく変えられるような監督はこの世にいない訳で)
この試合の評価のほとんどは選手に与えられるべきと思います。
が、ワールドカップ、その後の親善試合、そしてこの試合を観て、
個人的に何となく思っていることとして、今後日本は「守備をベースに戦うべき」
ということです。



かのトルシエには「日本には守備の文化がない」と言われたり、
ワールドカップ前には岡田ジャパンの守備について致命的な欠点をイタリアの指導者から
幾つも指摘されたりしてきました。
とかく日本代表は「決定力不足」を表面的な課題として常に言及されて来たものの、
真の問題点は「世界に通用する1対1と、組織的守備」だったと思います。



決定力不足については、実は世界のほとんどの国も同様の課題。
そしてそれを克服する手段としては、攻めまくってチャンスを増やすしかない、と良く言われます。
私もそれがベストと思ってました。
が、ワールドカップで日本代表には「点を与えない」という真逆の解決方法が浮かび上がってきました。



南アフリカでは日本は泥臭く守り、ワンチャンスをものにするサッカーを展開しました。
現状、得点を量産できるような選手がいない日本でありながら、皆さんは
4年後の日本代表がブラジルやスペイン相手に攻めて攻めて試合をリードするなんて、
想像出来ます?



私は、言うても「カテナチオがベースのカルチョの国」から来たザック新監督の下、
守備をベースとしてバランス良く攻めるという、チーム作りがもしも出来るとすれば
案外中期的な日本代表、日本サッカーの強化の方向性として、かなり良い線なのではないか?
と最近考えてます。



決して引いて守れ、というのでは無く、前述の通りこの試合のような「攻める為に守る」のが理想。
その為にまず世界に通用する守備を手に入れるのです。
日本には耐える文化があるでしょ?結構カテナチオでも行けると思うしw
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コメント

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