今週も3試合。それから大伍と札幌の未来について。

2010年10月25日 23:26

今週も東京、バルサ、札幌の順で試合レビューをまとめてどうぞ。




2010 J1リーグ戦 第27節
FC東京 1 - 1 新潟 味スタ/23,074人
得点 東京;61'梶山
   新潟;45' マルシオリシャルデス




いやー。「またか」のロスタイムPK。
しかし今回は仙台戦の汚名返上、権田の見事なPKストップだった。
ただ、これを持って「勝ち点1を拾った」と言ってしまうのでは降格するチーム。
まだ負のバイオリズムを断ち切れてない。


いつもながら東京は見事な序盤の入り方をしながら、ゴールが奪えず。その内ペースを握られ
この日は危険な位置でM.リシャルデスにFKを与え失点。
要は「そこで点さえ取れれば」一気に流れが変わる気もするんだけれど、どうもその気配は無い。
まあ仙台戦もそういう感じで先制しながら、前半の内に追いつかれたりしてたから、どうなんだろ?


但し、梶山の復帰は大きい。この日の動きを見る限りほぼ問題の無い動きをしてた。
羽生も完全復調とは言えないが、まずまず。あとはベンチ入りしたヨネが戻って、
徳永をSBに戻せれば・・・っと、そんな簡単な話では無いか?
守備陣はまずまずだったと思う。梶山復帰で森重がCBに下がり、迷い気味だったヨングンが下がったが
森重はボランチの時中盤に結構スペースをあけてしまうので、やっぱCBの方が良いのかも。



ところで西大伍である。
完全にJ1使用のプレーヤーだった。しかもSBとして守備もしっかりこなしつつ、新潟の若干変則的な
ポジショニングを見事にこなし、ゴール前への飛び込み、連携からサイドから中へポジションを移したり
しっかり新潟で良いトレーニングを積んでいるなあ、と。
成長できる環境に身を置く事で、彼も良い進化を遂げているんだと改めて実感。


正直な話、札幌がJ1に今年昇格でれば、すんなり大伍には戻ってきて欲しいと思っていた。
けれど、母船が今期も一向に浮上する気配の無い現状。
このまま完全移籍の決断でも止むを得ないし、むしろプロなら「そうすべき」とも思う。



もしそうなるとすれば、札幌にとって初めての「ユース出身者を完全移籍させての移籍金獲得」
になるわけで、プロビンチャのチームとしてのビジネスモデル確立への、歴史的な一歩にもなる。
サポの立場でこんなことを言うと、何だか冷たい印象を受けるかもしれないけれど、
本音ではどの選手にだって皆ずっと札幌に残って札幌のためにプレーして欲しい。
けど、奇麗事かもしれないけど、大伍がJ1のチームで成長して、評価が上がることは札幌、
札幌ユースの評価を上げることになる。
そして何より彼がステップアップすれば、やっぱ嬉しい。山瀬や今ちゃんの場合とは訳が違う。
ユースっ子だもん。


幸いにもAFCU-16選手権には札幌U-15から3人も日本代表に排出出来た。
これは本当に誇るべきことである。昨日の試合ではユース2年生の荒野くんが
J初出場を果たした。
ある意味では札幌の未来は非常に明るい。
そして、その貴重な財産をどう活かすかによって、その明るさも大きく変わる。



リーガ 10-11シーズン
第8節
サラゴサ0-2バルセロナ
得点 サラゴサ;
   バルセロナ;41'、66'メッシ



ホームサラゴサの5バックの奇襲戦法に対し、バルサはなんと往年の3-4-3システムで対抗。
アビダル、プジョル、ピケの3バック(昨年よりブスケッツがリベロ的ポジションに入って
3バックをやることは多いけれど)、ブスケッツがアンカーで左にケイタ、右にアウベス、
トップ下にメッシ、FWは左からイニエスタ、ビジャ、ペドロ。
実に面白かった。結果、中盤を制圧しゲームを支配。ボール支配率も7割近く
(サラゴサに退場者が出たのもあったが)を占めた。
シャビ不在、ゴール前を固めてくる相手に対し、より自分達のボール支配を強め、
ゲームをモノにする彼らの凄さを改めて確認した。


昨年もそうだったけど、今年もケイタは素晴らしい。完全なレギュラーではないけれど、
運動量しかり、守備は勿論、機を見てのサイドへの張り出しやゴール前への飛び出し、
イニエスタ、シャビとはタイプが違うが、それがまた良いアクセントに。
これでトゥレ・ヤヤも残ってくれれば、中盤の層は万全だったんだけど。


んで、この日もメッシが2ゴル。但し気になるのはビジャとペドロ。
相変わらずの決定力低下ぶり。あのいとも簡単にゴールを決めていた2人が、である。
ビジャの場合は焦り、ペドロに至っては何か09-10シーズンに忘れ物をしてきた
ような。早めにこの2人が決定力を取り戻さないと、レアルを追うのは厳しい。
去年もイブラが思うように点取れず、結果メッシの得点力に頼り過ぎるゲームが多かったが・・・



2010 J2リーグ戦 第31節
富山 0 - 2 札幌 富山/8,412人
得点 富山;
   札幌;18' 内村、53' 上里


今年見た札幌のゲームの中で一番良かったかな。
得点力は相変わらず、またゴール前で精度の要求されるところで組み立ての意思疎通が微妙にズレてるけれど。
こういうサッカーなら、こちらのモチベーションも間違いなく上がってくる。
ただし、29試合もやってようやく連携が取れてきたなんて、遅い、遅すぎるww
この位の試合は序盤で見せてくれなきゃ。
だってJ1を目指すチームなら、ここから精度を上げてって、終盤でどこまでJ1仕様に出来るか?でしょう?
広島だって、セレッソだって、そうやって今J1で躍動してんだし。



もし来年序盤からこれ以上のサッカーを見せてくれるのなら、もう一年ノブリンに預けたい、と思った。
ついにはヤスも離脱し、三上くんや荒野くんをメンバーに入れる厳しいメンバー構成ながらのこの内容なのだから。
1点目は今年はこういうゴール無かったなあ・・・というウッチーの見事なプレスからのラッキーゴール。
昇格年のダヴィのGK股抜き?ゴールとか、去年だったら上里のスーパーロングゴールとか、ダニーの弾丸ゴールとか、
1年に何度かはインパクトのあるゴールが見れたんだけど、今年はそういうのも無かったからなあ。
2点目はスナの見事な「顔フェイント」での突破から、最後は上里が3列目から飛び込んでの「オシャレヒール」。
相変わらず不用意なミスパスも多いけれど、見事な飛び出しでした。
まあ繰り返しになるけれど攻めの連動性が出てくると、やっぱり見ていて楽しい。


守備面でも吉弘&石川のCB、フジと西嶋のSBでの連携が取れてきて、大分安心出来るようにはなってきた。
そして高原の高位安定のセービング。いつもながら見事。
そしてそして芳賀の運動量。もうただただ感心するしかない。ケガしてんのになあ。





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