2010最終戦~ぼくのスナとのおもいで

2010年12月06日 23:24

スナ8 Convergion



昨年に続き、ドームの最終戦は華やかで感動的で。
だから、これにコアサポはだまされて「来年も」と思ってしまうのだ。
HFCは今後この最終戦に一般ファンへの動員を必死にかけるべきだ。
もしかしたら一部の人はこの光景に共鳴して、少しだけ濃いファンになってくれるかもしれない。




私、今年はほとんどチームに貢献できず、ゴール裏に混じる資格が無いと思ったこと、
スナの最後の勇姿をじっくり見たかったこと、体調が悪かったことetcを考慮し、
去年のセレッソ戦以来のSB真ん中辺でじっくりと観戦。


スナ紹介convert_20101206230338


アップの段階で涙腺がもうちょっとウルウル来てて。
小柄で短足でちょこちょこ動くスナの姿をただただ追っていた。
フリー練になってからはいつも通りペナ前で、中々決まらないFKの練習をやってて。
そう、あの位置で。




入場時ゴール裏の「8」の一文字は圧巻で、感動だった。
03年、雨のアウェイ新潟戦で「真のサポーターデビュー」を果たした私。
当時一番好きだったのは一足早く同じ柏から来た酒井で、その年のレプリカは7番。
でも彼はケガがちで、代わりにサイドやトップ下でちょこまかとフェイントを入れつつ
相手をかわしてパスを出す「J1クラス」の実力を持った23番に一気に引き込まれた。
そう。僕のサポーター歴は、スナと共に始まったのです。


思い出話をすれば。
悪夢のような03年を終え、04年もスナはレンタル延長で残ってくれた。
恐らくは柏に戻っても西野に干されるだけ、という思惑はあったかもしれない。
それでもリスタートを切る苦しい1年になると知りながら、彼は札幌に残ってくれた。
実際この年は5勝24敗15分のJ2最下位。このメンバーの中にスナがいること自体、不思議だった。
そしてなんと、その年のオフに札幌へ完全移籍。その決断の嬉しかったことと言ったら。



それに応えチームが徐々に力を付けて行く中でも、チームの浮沈はやはり彼にかかっていた。
そして07年三浦監督に代わり、以降スナはスーパーサブとして流れを変える役割に。
その彼の全力プレーは苦しい展開を打開してくれる、そんな期待をいつも僕らに抱かせてくれた。



・・・なんて書くと美しいけれど、実際には「おーいっ」って言わされることも多々ww
「8年連続ゴール」と試合後に聞いてビックリしたけれど、とにかくシュートはヘタクソでww
枠を外しては「エビぞりするスナ」は、ご存知の通り、彼の代名詞。
但し、スーパーなゴールも決めるのが彼で、07年のアウェイ鳥栖戦のダイレクトボレーとか、
05年アウェイ草津戦のオーバーヘッドとか。


加え個人的に印象に残っているのが、06年の天皇杯千葉戦同点ゴールと08年アウェイレッズ戦先制点。
共にチームのモチベーションがMAXの試合での貴重なゴールで、ゴール裏は狂喜乱舞だったが、
そんな中冷静に流し込んだ印象が強い。実はシュート上手かったのかなww





・・・と記憶が過去に飛んでいる間に試合開始。
熊本は好調カレンの飛び出しを狙ったボールを中心に札幌ラインに揺さぶりをかけるが、
札幌DF陣が冷静に対応。特に吉弘は気持ちが入っており、できる限りボールを落とさず跳ね返す。
ワントップの三上はハイボールは正直厳しいが、足元のボールは上手くクサビになり、
石崎サッカーが目指すパスサッカーのスイッチとしては合格点の出来。
それをJP、スナ、芳賀が受けて征也がスペースに入り込み、両SBの積極的な上がりから、
これまではクロスくらいしかなかったのが、そこからのチームとしての引き出しは
かなり増えてきたと思う。しかもメンバーがこれだけ落ちているにも拘らず。



フジもいつになく攻撃参加が多く、スナとの連動で追い越して深い位置まで入るなど、
こちらも気持ちが入り凄い運動量。フジともこれでお別れなんだな。これだけやれるのに。



そして31分、左サイドペナ外でためを作ったJPが追い越すスナへ、征也がニアにDF3人を引き連れ、
その後方に空いたスペースに入ってくる三上へスナの優しいパス、これをダイレクトで突き刺し先制!!
まるで札幌を去る33歳から、これからの札幌を支える18歳へのメッセージのよう。
これで熊本がやや支配していたゲームは俄然ヒートアップ。
37分芳賀が右足アウトの華麗なスルーパス、これに抜けたのはスナ!
南との1対1は惜しくもノーゴール。南~、そこは柏の先輩に決めさせたれよww


後半序盤熊本が勢いを吹き返すも、すぐに札幌がペースを取り返す。
19分、スナがペナ前でファールを受ける。それは、いつも試合前にFK練習しているあの場所。

スナFK_convert_20101206230538

実は「エビ反る」最後のスナを写真に収めようと構えていた、のだが。
ゴール!!その瞬間涙腺が爆発した。
そして「何だよ、やればできるんじゃねーかww」って突っ込みも。
どうやら、FKでは札幌初ゴールらしい。



その後はご存知の通り、西嶋と三上のゴールで4-0 とし、上原、荒野、横野と投入し
試合はホイッスルを待つだけに。
ただ、このホイッスルがスナとの、そしてフジや吉弘を含めたこのメンバーでの終わりを告げるのかと
思うと、永遠にこの幸せな空間が続くことを期待したりもした。
しかし、時は確実に過ぎていく。
そして札幌というチームが生き続ける限り、これからも今日と同じように時は過ぎ行き、
過ぎると同時にただただ札幌の軌跡となっていく。



試合終了。



しかしスナはかつて後半すぐに「電池切れ」するのが常だったのにねww
凄い運動量だった。最後まで走れてた。成長する33歳だ。手本にせねば。


フジにはただただ、札幌に来てくれてありがとう、と。若手のお手本どころか、苦しい台所事情を
切り盛りする上で、今年はフジがいなければチームは崩壊していたかもしれない。
まだ十分できるとは思うけど、個人的にはこの苦しい経験を活かして、降格してしまった
青赤のチームの再建に、裏方として手助けして欲しかったりもする。


吉弘はこの日の君なら、J2どころかJ1でもやれると思うよ。後は気持ちを切らさないことだ、と思う。
またどこかで会おう!


それ以外の選手では相変わらずの芳賀。しかしいつもの守備と運動量だけじゃなく。
元々トップ下だったんだよね?ということを思い出させるような配球+スルーパスの数々。
この日の出来はまるでマケレレかセナか、はたまたビエラか?来期も勿論頼む!

ヒーロー2人_convert_20101206230646


ヒーローインタビュー。西嶋も気が付いたら長くチームの中核選手に。
西嶋が何年か後去る時にも、こんな送られ方をして欲しいなと思った。
その為にもプレーし続けるべく頑張って欲しいし、札幌で過ごしてもらうべく僕らも頑張らなきゃならない。
そうやってお互いが頑張ってこそ、スナと僕らの今日という日があるのだ。
勿論、隣の三上もね。

ヒーロー_convert_20101206230712


そしてスナのインタビュー。あんた持ってるよww
少なくとも今の斉藤祐樹君よりはね(だって彼はまだアマチュアなんだから)。

ゴン・フジ_convert_20101206230421

スナ子どもと_convert_20101206230612

胴上げ_convert_20101206230736


セレモニーが終わり、サンクスウォーク後、ゴール前での胴上げ(全員やるのかよw)。
嫌がるスナを追いかけるのはミノだった。征也と芳賀も悪ノリ。ほのぼのする。




色々あったシーズンだったけど。
この日だけは、このチームに少なからず関わろうとしてきたことで感じる
幸せを存分にかみ締めながら、ゆっくりと福住駅へ向かった。



2010シーズン、皆様お疲れ様でした。
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