アジアカップ韓国戦、やっぱり劇勝!

2011年01月26日 23:02

昨晩のアジアカップ日韓戦、観る方もかなりつかれましたね。
私は後半辺りからほぼ座っていられず、立ちっぱなしでTV観戦してたので
余計ですww



しかし、とにかく嬉しい。
約5年に渡る日韓戦未勝利状態からようやく脱出出来たこと、
それが、韓国が渇望するアジアカップ優勝を阻んだこと、
日本がアジアカップ最多の4回目の優勝まであと一歩となったこと。
でもやっぱり一番は韓国という難敵相手に見事な戦いを見せた上、
逆境に打ち勝って結果も得、また一歩代表選手が成長を遂げたことだ。



序盤の韓国は疲労から明らかにペースを落としていた。
そこに日本が付け入った前半の攻撃は「まるでバルサ!」。
両サイドはワイドに高い位置、CBとボランチで回す中でスッと前線の選手、特に香川が
三角形の重心(これはBSのHTに山本さんが解説で指摘してた通り)で縦パスを受けて
前を向く。それをきっかけにしてそこに選手が連動して絡み、パスコースを作って
最終的にはSBの上がりを促してアタッキングサードに侵入していく。
韓国は追っても追ってもただ日本にボールを回されるだけ。
前半は攻撃の質だけについて言えば、代表史上過去最高の内容だった。



が、今野のPAでのパクチソンへのショルダーがファールを取られPKで失点、
加えて決定機は3-4度あったものの決めきれず。
またCBとGKの連携が悪く、ロングボールの処理もいつも以上にナーバスで
簡単に相手にゴール前に入られてしまう。
これが、後半の苦戦の引き金になっていく。



後半韓国は中盤より後ろにブロックを固めた上で、入ってきた相手へのプレスに厳しく行くようになり、
序盤こそ前半同様のペースで攻めるも、徐々に韓国の網に掛かる回数が増え始める。
そして韓国が21分ホン・ジョンホをアンカーに入れ4-3-3にして以降、日本は中盤を制圧され、
サイドでは両SBが押し込まれてしまう。
これに対しザックが対応したのはなんと42分。香川に代え細貝を入れ、中盤を3枚にした。
そしてこれが日本の交代カード一枚目。
日本は前半と打って変わって運動量も目に見えて落ちていたにも拘らず、である。



これには若干がっかりした。
ジーコや岡田時代、ベストメンバーで送り出したスタメンを「動かせず」、
且つ相手の戦術変更に対し後手後手に回っていたのを思い出す。
明らかに劣勢な状態が20分近く続いていながら、中々手立てを出来なかったのはザックの問題なのか?
それとも岡田監督が1年前に言ってたように、サブに流れを代えるような選手がいないからなのか?
この一試合だけでザックの能力を問うつもりは無いけれど、戦術の国イタリアの監督なら
ビビッドに反応出来るんだろう、と勝手に期待していたので。
まさか、大事な場面で動けない監督では無い、よね??



加えて采配面で不満だったのが延長前半16分に伊野波を入れ、3バックとしたこと。
遠藤も言ってた通り、実質5バックになってしまうのは目に見えていた。
守備的にシフトするとすれば、内田に変えてSBとして入れるべきだったし、
7分の得点後ほぼパワープレーで押し込まれ、こぼれ球を拾われまくっていたので
残り20分以上耐えられる筈も無く、日本としてはラインを押し上げ、前目の運動量をあげる
為の交代を使うべきだった、と思う。
結果、耐え切ったかに見えた延長後半ロスタイムでの失点。



日本にとって相当にPK戦へ向かう流れは悪かった。
が、ここではザックが非常に落ち着いて指示を出し、悪い流れを変えた様にも思う。
そして、川島が爆発。若い韓国の選手が2本止められ、1本外し。
あっけなく日本がPK戦をものにし、決勝進出となった。



韓国と日本のPKについて。
試合後、長谷部が「お互い様」、ザックが「両方ともPKではない」と語ったとおり。
PKとなったプレーより、直後の29分に岩政?がPA内でパクに当りに行ったプレーの方が
よっぽどPK相当だったと思う。
カタール戦のエントリで書いたが、ルールブック上大きな間違いでは無いジャッジかもしれないが、
あのプレーでPKを出してしまうと、結局いつかチャラにしなきゃ、という思いから
岡崎が得たPKのように「ファール位置がPA内でもなく」「明らかにボールは相手DFの懐に近い位置にある」
にも関わらず、反射的に日本にPKを与えざるを得ず、結果それを「誤審」呼ばわりされることになる。
主審の自業自得であるし、そういう意味で日本のPKもまた「妥当」ということになるのだ。



この日の韓国は「日本とやる時の、いつもの韓国」だった。
いつもの序盤にプレスをかけるスタイルこそ無かったが、南アやイラン戦で見せたような
パスとスピードで相手を崩すスタイルを捨て、フィジカルと個人技と精神力に頼ったサッカーで
日本を圧倒した。特に延長に入ってからのロングボールからの圧力は凄まじかった。
これぞ韓国。故にこの韓国のスタイルに打ち勝っての勝利は、日本にとって得るものは大きい。
そして負けられない試合でも目指すスタイルへの拘りを見せた日本と、
疲労からスタイルを捨てた韓国の今後がどうなっていくのか?その点も楽しみだ。


さて日本は決勝で、韓国より1枚上のフィジカルを持つ相手と戦うことになる。
よってこの準決勝は良いシュミレーションになった、と言える。
前半のバルサのような攻撃サッカーを、もう一度見たい。
そして、4度目の優勝を。


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