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今更CL決勝&10-11リーガまとめ

2011年06月05日 00:13

今日、ものすごく久方振りに連勝したチームがあったようですね。
(あいさつ)



このところ仕事が多忙で中々PCに向かう時間が無かったのですが、
先週のCL決勝と今年のバルサについては書き残しておかねば、
という使命感でPCに向かってます。



2年前の「トレブル」達成で、私は当時のバルサを正に「ドリームチーム」
と表現しました。
しかしながら、そのチームは更にまた進化を遂げ、
世界は「この最強のバルサにどうやって勝つか」ということに
腐心せざるを得ない状況になってしまった。



その意味で、CL決勝のマンチェスターの戦い方は中途半端感が否めなく、
若干残念でした。



開始後10分、バルサ攻略の一つ目の方法「前線プレス」でペースを掴みました。
当然ながらあのプレスを試合を通してやれる体力はあるはずもなく、
10分程度で少し緩みました。但し、以前のバルサはこれをやられると
ペースを掴みなおすのに時間がかかりがちでしたが、
落ち着いてボールを回し始めるとそこから10分、今度は逆にバルサが
完全にゲームを支配。
マンチェスターはセカンドプラン?だったのか、中盤に2ラインのブロックを作り、
バルサ攻略の二つ目の方法「ゾーンにブロックを作りスペースを埋め」で
待ち受けます。




しかし。バルサはジャブのようにブロック手前にクサビを入れ、
中-外-逆サイドとパスを回し続ける。
これを10分間やられ、頭も体も疲労したマンチェスターの守備ブロックに
スペースが生まれ始めると、ペドロが先制点ゲット。



得点時、マンチェスターのブロック1列目と2列目の間にスルっとポジションを
取ったシャビにボールが入った際、もはや「誰がシャビに寄せるのか」という
チームの約束事が守れなくなる程混乱し始めており、あろうことかシャビにあの位置で
ボールを持って前を向かせてしまった。これで勝負あり。
左にビジャ、右にペドロがマンチェスターの最終ラインと駆け引きをしており、
シャビは独特のタイミングでペドロへボールを送り、ゴールを生んだ。



その直後にルーニーがギッグスとのワンツーでほぼ何も無い状況から
同点ゴールをもぎ取ったものの、このゲームを支配し続ける自信に揺らぎ無い
バルサにとって大した出来事では無かっただろう。



結果としてメッシのゴラッソとビジャのゴールで3-1、バルサがウェンブリーの舞台では
2度目となる栄冠を勝ち取った。



マンチェスターは右サイドバックにファビオを使ったが、これがネビルだったら、
もしくはボランチのギッグスがフレッチャーだったら、とか、
もっと守備的な布陣で、序盤何度かチャンスを作った様に
前線のチチャリートとルーニーのスピードを活かして活路を見出すべきだったのでは?
という印象もあった。が、しかし。



バルサは2つの面で今シーズン進化した、と思う。
一つ目はDFラインの安定と攻守の切り替え時の前線プレスの徹底。
二つ目は頻繁に対応するゾーンブロックへの対処法。
結果的には、仮にマンチェスターがプレスとブロックの2つのプランを徹底できたとしても、
勝てたかどうか。


バルサはチチャリートとルーニーに序盤10分手を焼いた。
攻守切り替え時の前線プレスを受けずにロングボールでスピードとキープ力のある
二人にボールを送り、何度かチャンスを作った。
しかし暫くするとバルサの巧みなラインコントロールでほぼオフサイドに。
ラインコントロールの安定は今年の一つの成長と言える。
リーガで38試合で21失点という驚異的な失点数の裏づけの一つと言える。



そしてCLになると特にゾーンブロックの戦術を取る相手に何度も手を焼いたが、
一つは徹底してボールをキープすること。
そしてブロック付近もしくはその中にいる味方へエサとなるパスを出し、
相手DFを食いつかせておいてワンタッチでパサーに戻すことを何度か繰り返す。
これでブロックのヒビを丹念に広げていく作業を続ける。
こういったことを選手達も辛抱強くやれるようになった。
加えて結局最後はメッシの突破力に頼る一面はあるのだが、
そこに他の選手も連動する動きがスムーズになった。



ここまで強いと、ファンとしても「誰がこのバルサを止めるのか」
ということに期待してしまう。
来年こそ、そんな相手が出てくるのか?ワクワクしてしまう。
難しいのは、マンチェスターやレアルの様にリーグや他の相手とは横綱相撲を取りながら、
バルサ相手には特別なサッカーをやらざるを得ないこと。
そういう意味では去年のゼニトとか、戦術を徹底出来る弱者、中堅どころの方が
可能性は高いのかもしれない。



その他雑感として
・メッシのゴールはほんとにゴラッソだった。
 あのタイミングであのコースにシュートするかね?
・あのパクチソンが半ば諦めてしまうほどのバルサのパス回し。
 前線でチェイスしているルーニーがイライラする程。
・ファンデルサールはホントに引退するの?それであのプレーとは。
 40歳なんてまだまだ若いじゃん。
・プジョルは直前まで先発予定だったのね。それにしてもマスチェラーノが
 今期最大の補強になるとは、序盤戦のボランチでのアンフィット感からは
 想像も出来なかった。


バルサはクアトロクラシコの直前辺りでは怪我人続出で瀕死の状態だった。
それでもCLを勝ち上がれたそのプジョルとアビダルの存在が大きかった、
とこの決勝の舞台で改めて感じた。



プジョルは怪我がちなシーズンを送りながらも大事な試合ではいつも通りの激しいプレーで
チームを鼓舞し、そして怪我を悪化させていった。
アビダルは今期絶望と言われた肝腫瘍の病魔から奇跡的な復帰を遂げ、
この試合では見事先発を果たした。



この二人の為に、というのは勝ち続けるバルサにとって、
厳しい時期における物凄くポジティブなモチベーションとなったに違いない。



それだけに、試合終盤にピッチに入ったカピタンプジョルの姿、
そのプジョルからCLのカップを掲げる役を譲られたアビダルの姿、
どちらも感動的だった。



書き始めたら盛りだくさんになってしまったので、
10-11シーズンリーガまとめは後日にします。。。



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