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ヒョードル×ミルコ

2005年08月31日 00:45

ゴールデンで、初めてPRIDEを、ミルコの、ヒョードルの試合を観た人にも伝わっただろうか。


結果は知っていながら、1st Roundの序盤の攻防で「ああ、この試合は今年のベストバウトだな」と確信するほど興奮した。


意外と思ったのが、ミルコが培ってきたこの試合への「執念」よりも、ヒョードルが見せた「執念」の方が、はっきり伝わってきたこと。


ヒョードルはいわば「守る」立場。
ミルコは言われている不運、不遇を糧にして、この日を迎えた気持ちの高ぶりは、どうやっても「守る」立場のヒョードルよりも、強く表現される筈、と思っていた。


明らかに前へプレッシャーをかけるスタンディングでのヒョードルに対し、気持ちは引けてないものの、自分の間合いが保てないミルコ。
キックが出せない。リズムが掴めない。


意外すぎる展開。
ヒョードルが見せていたのは、チャンピオンが力を見せる闘い方だったり、総合での経験の差、守るものの強さとか、そんなものでは無かったと思う。



ヒョードルが見せたのは、目の前の相手に勝つ、という執念。それだけだった気がする。
それが、ミルコのみせた10年に及ぶ執念もまるで適わなかった・・・



聞けば、ヒョードルは右拳を痛めてこの試合に臨んでいる。それでも容赦の無い右の鉄拳を振り下ろす。なんの躊躇も無く放つその姿には、何かを守ろうとする気持の欠片も見当たらなかった。


ミルコはカウンター気味にパンチを当てては前に出るものの、どうしてもヒョードルに押し返されては、グラウンドに持ち込まれる。
ただ、ミルコは本来の力が出せなかったのでは無いのが分かったのが、グラウンドで冷静にヒョードルのパウンドを切っていたところ。
ノゲイラですら苦しんだヒョードルのパウンドを打たせない、もしくはまるでスタンディングのように避けていたのは、事前準備の賜物だろう。



ミルコは自分の持ち味は出せなかったが、本来の力が出せなかった分けではない。
恐るべきヒョードルの実力と執念の両方で負けたのだ。
ただ、その差は試合結果程大きいものではなかったと思う。


素晴らしきチャンピオン、ヒョードル。
Good LOSERであったミルコ。


そして、ミルコには新しいドラマが始まった。
辛くて困難な道だけれども、彼にはそれを乗り越えて悲願のチャンピオンに納まる姿が相応しいのかもしれない。
本当に辛い道だけれども、そんな試練を与えているのは神か、亡き父なのか、もっと彼を強くしていくだろう。
そして、チャンピオンになるべくしてなって欲しい。



その時が来たら、今度は会場でその歓喜の瞬間を一緒に迎えたい。
絶対にその時が来ることを信じている。


号泣するだろうな・・・




シウバは残念だった。
こちらはチャンプ故の慎重さが仇になったか。アローナの異様な打撃の間合いに、ポイントで負けているのが確実であったにも関わらず、そこから前回のジャクソン戦のように、吹っ切れたような打撃戦に行くリスクが取れなかったものだろうか。


しかし、同門のショーグンが勝ったことを自分のことのように喜ぶ姿から、よっぽどアローナが嫌いだってことが分かったな(笑)。
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