このワールドカップ優勝を機に。

2011年07月19日 23:37

遅ればせながら、なでしこジャパン優勝おめでとうございます!!
流石に決勝だけは生で見ました。
去年の男子のワールドカップベスト16で得た興奮とはちょっと違うけれど、
「日本がワールドカップで優勝する」
という、非現実的な言葉の響きを、実現することを信じて活動を続けていた
女子のサッカー界に対して敬意を表すると共に、
おめでとう、ありがとう、と言いたいです。



澤姐さんの同点ゴールの際、スマホでつぶやこうと思ったのですが
文字を打つ手が震えてしまって。。。
あんな劇的で出来過ぎなゴール、これまで数多くの試合を見てきましたが
殆どありません。
ふと思い出したのが日韓大会欧州予選の最終戦で決めたベッカムのゴールで、
あれも「出来過ぎ感たっぷり」でしたが、良く考えれば舞台の格が違います。
ワールドカップ決勝ですから。



それにしても、PK戦前の円陣の中でみせた佐々木監督と選手達の心からの笑顔は
我々の心の中に一生刻まれると思います。
勝負の境目で見せた彼ら彼女らのあの笑顔こそが、日本の誇りだと思います。



その一方で ここ1週間で急加速するなでしこへの報道過熱ぶりには違和感を感じていました。
前回エントリーでもそれを書き始めたのですが、折角の盛り上がりに水を差すようなことを
書いても、と途中で止めました。




が、昨日の朝からTVで延々と続いている日本のマスコミ独特の
「感動をありがとう」
という、自分たちの扱いやすい(分かり易い)感動を追求し、
バーゲンセールの様に短期的に浪費する、いつまでも全く変わらないその体質には
いい加減げんなりしてきて、やはり一言言いたくなりました。




以前以前バレーボールのTV放送姿勢について書いたことがありますが、
競技自体の本質をスポイルして、安っぽいドラマ化し
最大公約数の視聴者に向けて発信したところで
瞬間的にその競技が盛り上がったとしても、
本質的な人気拡大や強化には繋がらない。
そのくせ、以後試合に勝てなかったりすると軽々しく批判したり、
もしくはその競技からスッと身を引くだけ。




すべてのマスコミがそうとは言わない。
NHKのドキュメントだったり、民放でも良い特集番組もいくつか存在する。
専門誌やネット記事、ちゃんとしたジャーナリストの素晴らしい記事は、
自分の手で探せば幾らでもある。
ただ受け身で情報を得ている限り、垂れ流される番組や記事の質はその程度であり、
これが変わることはもはや期待出来ない。
そういうしょうもない情報を与えられている我々自身が、もっと気づかなければいけない。



為末さんと乙武さんのやり取りの中にあった
「今日僕らが得た感動は、彼女たちが失った多くのものに支えられているのだということを、僕らはもっと知っておく必要がある」
という点で僕らJのサポーターは、サッカーという競技に対しある意味体現している。
他のスポーツ界との比較で考えると、そのスポーツの競技・関係者や
熱狂的な支援者やスポンサー以外の個人レベルで、この点について一番理解をしているのは、
私はJリーグクラブのサポーターだと思ってます。



又「普段からの下支えにお金を使えば、もっと多くの感動を得られるかもしれませんよ」
と乙武さんがつぶやいていたが、競技の強化の一端をファンが支えるという文化についても然り。
ある意味においては僕らもそれを期待しているから、何度つまらない試合を見せられて
もわざわざスタジアムに足を運んでいるのだ。



勿論感動を得たんならその競技のサポーターになれ、と言うことじゃなく。
その競技が普段国内ではどういう体制でどういうチームが全国にあって
いつ試合をしていて、ぐらいの情報を自ら調べて、もし機会があったら観に行く。
それ位のことでも良いんだと思う。
そして話は戻るが、せめてマスコミはその程度の情報を提供するくらいの時間を
割いてくれても良いのでは、と思う。



という訳で。
私もノルディーアについて少し調べることから始めたいと思います。

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