チーム変革の行方

2011年09月12日 22:33

2011 J2リーグ戦 第27節
札幌 1 - 0 栃木 札幌厚別/10,110人
得点 札幌;5' ジオゴ
   栃木;


120110911厚別1


今期初厚別!

というか、参戦3戦目(ダジャレか)。

ギリギリまで家事をしていて、大谷地駅着が12時40分。

タクシーで45分には何とか着いて、席を探すけれども・・・混んでる!!

普段は行かないゴール裏2段目に何とか席を確保、

その頃ちょうど岡山がゴール裏を煽ってたw

もう、完全に恒例行事。



厚別からの帰り道だったか、スマホで2chか何かを眺めてたら。

岡山加入後順位が完璧に右肩上がりになっている折れ線グラフがあって。

改めて彼の持ってる何かを再確認したのだけれど、

HT終わりにピッチに戻ってくる選手一人一人に握手、

肩を組んでの声掛けを当たり前の様にやってるのを見て、

彼こそが今期最大の補強だった、と強く思うようになった。

これだけ短期間で選手のメンタルが上がった、と感じれるのは

彼の手で起こした変革だと想像する。



但し、仙台、柏、川崎で彼が起こしたレベルの変革をココで再現するには

彼が入団時に言った通り、選手と会社とサポだけじゃなく、

全てを巻き込んで変わる必要がある。

この日は厚別としては上出来の1万人越の観衆。イベントも営業も頑張った。

普段札幌の試合に来ていなかった人も多かっただろう。

その人達を前にしての雰囲気作りだったり、熱気だったり、劇場だったり、

そして一番大事な勝利だったり。

マスコミも取り上げる頻度が増えてきている。

起こりつつある変革は果たして完結できるのか。

もしそれが出来れば、上記3チームでそうだったように

例え彼が去ったとしても、その遺伝子はチームに強く残っていく。

そんな気がする。




試合前、バック・メインを巻き込んでの「We are sapporo」コール。

函館の再現。パッと見かなり埋まっている様に見える厚別は今期一番の雰囲気。

その後押しを受けキックオフから暫く、風下の札幌が栃木にプレッシャーをかけ続ける。

ファーストシュートはユースケ。中へ切れ込むドリブルから思い切り良く行った。

今期メンタル面で一番成長を遂げた男、有言実行である。この日も走りまくった。





そして5分、岩沼のFKからジオゴール!

アフゲでノノが言ってたが、逆風の影響か岩沼のキックなのか、ボールが落ち

キーパーが出るか出ないかの絶妙な位置へ、それをジオゴが上手く飛び出した。

セットプレーからの得点がホント良く決まる様になった。勝てる訳だ。

守備の固さといい、07年に似てきたw




暫く札幌のペースが続く。細かいプレーはゴール裏からなので良く分からなかったが

全体的に球際で競れていたのが良かった。

後半ラインが下がりプレスが後手後手になった時も、危険なところでは

ガッツリ行く意識が徹底されていた。

全くの余談だが、アフゲのダイジェストで川崎の惨敗を見たが、結局連敗している要因は

そういう所なんだろう、とダイジェストだけで想像出来てしまった。




個人では「ボランチ」での河合、岩沼、櫛引が目立っていた。

CBでの河合は安定しているが、スピードが無く最終ラインの駆け引きで

置き去りになるケースがある一方、ボランチだと守備の持ち味も出るし

相方の宮澤に攻撃に重心を置く意識もついてきた。

加えてマイボールの時に見せる、気の利いた切り替えしとか組み立てに

思わず「上手い!」と一人呟いてしまった。

岩沼は体を張った守備をベースに、SBからの組み立てとFKで持ち味発揮。

櫛引は1戦づつ確実に成長している。ロボとの駆け引きにも負けて無い。

山下のコーチングによるところも大きいが、恐らく頭の良い選手なんだろう。

もしかすると、今野の様に・・・・




前半惜しいシーンはいくつかありながら決めきれず、徐々に栃木ペースに。

札幌のプレスが一段落してからは、栃木は組み立てでのミスが出なくなった。

ただパウリーニョ、サビオといった助っ人不在が大きく、元々シュート以外は

さほど上手くないロボのみでは最後の崩しに捻りが無かった。終盤は放り込むのみ。

後半の札幌はここ数試合同様ラインが下がりセカンドを殆ど拾えなくなり

栃木の左右に散らす揺さ振りで相当体力を消耗したが、前述の様にギリギリで

体を張る札幌の前に得点は奪えず。ただ今後もこの調子ではキツイ。




交代選手も良く頑張った。

ヤス・古田はマイボール時にドリブルで局面を打開したり、しっかりボールキープし

終盤は時間稼ぎに。上原は終了直前にスピードと高さで。それぞれ役割と持ち味を確実に出した。




ロスタイム直前、USがゲームをしめようと厚別の歌を歌いだした。

ちょっと早いし、1-0で押されている展開だしなぁ・・・と思っていたところで。

右サイドからのパスを水沼がシュート、ホスンが弾いてバーで跳ね返ったボールがゴールへ!

栃木の選手と競り合いながらもJPが奇跡的にかきだし、スタジアム全体が騒然となった。





JPが良く頑張ったが、あれはまあ奇跡の一つ。

あそこで失点してしまい、うな垂れるのがここ数年のパターンだった。

ゲーム内容も試合運びも、毎試合あれだけ相手に主導権を握られては

いつか崩れるし、全く持って満足していないけれど。

もしかしたら、変革の過程の中で起こる奇跡、なのかもしれない。


20110911厚別2




試合後の選手の笑顔。

選手とUSのちょっとぎこちないやり取り。

そして歌。



勝ち取った2位という順位。

でもまだ何も得てはいない。

苦しい戦いは始まったばかり。



そのつかの間の、曇天ながら気持ちの良い

秋の厚別。










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