日テレの愚行はテレビ局の驕りの象徴

2011年12月19日 23:20

CWC決勝。バルサ4-0サントス、必然の結果。



いや、あれでも良くサントスの最終ラインが持ちこたえたと思う。

今のバルサのサッカーに本気で勝とうとした場合、

組織と戦術とスカウティングでガチガチにするしか無い訳で、

柏戦同様の守備組織で挑んだサントスに勝機は無かった。

ネイマールは何にも出来なかった。

一人や二人の若い天才の力だけで勝てる程現代サッカーは甘くない。

プジョルとのマッチアップは凄く面白くて、プジョルが無骨にことごとく

跳ね返す。まるで「俺に勝ちたければバルサに来い!」って言ってる様でw

まあ結局マドリーに行くんだろうけどさ。


さてこないだの柏×サントスに続いて、今度は日テレの愚行について

中継の問題であれば、見ている我々日本人がガマンすれば良いだけですが、

日テレはそのバカっぷりを海外にまで発信してしまったようで、もう我慢ならない。



メッシは怒っていたというより、状況が理解出来なかったのと

早く歓喜の輪に戻りたかっただけだと思いますが、

何しろあれ程やってる方も見ている方も寒くなるシチュエーションを

学歴も高い方々が集まるであろう局の番組構成会議で、どうして予想出来ないのかね?



この件はさんまがどうこうというより、国内でのスポーツにしか通用しないやり方なのに

今回は日本開催だから問題無いだろう、と考えたTV局の驕りの結果。

さんまという大御所も、日テレというメディア力も、勿論その背景の視聴率競争も

メッシや海外のサッカーファンにとってみれば

「さんま?日テレ?シラネーし、だから何?」

としかならないのはちょっと考えれば当たり前のこと。

以前から本ブログでは何度も書いているが、バレーボール中継しかり

日本のスポーツ中継には選手への敬意、競技そのものへの敬意が無さ過ぎる。



仮にああいうことをどうしてもやらなければならないのなら、

事前に本人へ懇切丁寧な根回しをやっておけば良い。

そうすれば堂々とメッシを呼んで、さんまも焦ってあんなしょうも無い質問せずに

すんだろうし、少なくともあんな雰囲気にはならない訳で。




しつこくまた書くけれど、この日も日テレの実況・解説・カメラワーク、

全てにおいてクソでしたね。(そういえばあの中継の映像はFIFAがそのまま

全世界に発信してたのかな? だとしたら日本のフットボールメディアの

センス自体についても問われそう)



昨日も実況が「バルサのボール支配率70%を超えてます!」なんて驚いてたけど、

リーガやCLでは普通でしょ?調べて無いのかよ?

全ての大会において最後にバルサがボール支配率で負けたのは2008年の5月、

リーガ優勝を決めていたレアルに1-4で負けた時。

3年超の期間、どんなチームも支配率で上回れてないってこと位知らないのかね?

先週のクラシコさえ見てればWOWOWの実況の人が教えてくれたのにww

(偉そうに書いたが私もそこで初めて知ったww)

まあそれだけ今のバルサは異次元なだけかもしれんけどさ。それは良いとして。




もう呆れるしかなかったのは後半ロスタイム近くで

「メッシ対ネイマールはあと2分!!」

って言い放ったことww

この試合でいつ「メッシ対ネイマール」があったよ?ww

長年の野球中継のクセが余程抜けないのだろうか?

桑田対清原みたいな、如何にも野球っぽい表現で、もう笑うしかなかった。



改めて気づいたのですが。

日テレのスポーツ実況って全部同じ人に聞こえるのは私だけでしょうか?

アナウンサーを量産型で製造してるのか?と思う位口調とかトーンがそっくり。

ベースは箱根駅伝のトーン。基本男前で良く通る声で、ちょっと押しつけがましい感じ。

若干視聴者を上から目線なのにそれでいて

「私、正直この競技のことは正直良く分かっておりませんが、こんなに勉強してきました!」

っていう発表会になっちゃっていて、いっぱい喋っている割に内容が薄い。



実況がそうだと解説者もその素人目線に合わせられる人しかチョイスされない。

いつだったか岡田さんが代表戦のゲストで出て、実況の理解不能の問いに

「それはシチュエーションによるから・・・」みたいな回答をしてシラケた事があった。

だからその辺の機微が分かって合わせられる北澤・武田・都波、

野球で言えば掛布・江川が解説するのは必然的なのだ。

そのノリで更にタレントや芸人を被せてくるからタチが悪い。



さんまの一件、YOUTUBEでのアクセスも伸びてるし、

バルサの公式ツイッターアカウントでスタッフから

「メッシ、バカの質問に困惑」とまで書かれてる・・・



ただ別にセル爺の様に「メディアも世界基準云々」とかそういうレベルの話を

するつもりは毛頭なく。悲しいかな、これが日本のスポーツメディアなのです。

ただ社会の常識として制作側の事情、視聴率競争を盾するような驕りはもっての外だし

又視聴率を稼ぐことは良いけど、そこには選手や競技への最低限の敬意を持って

番組を作って欲しい、と願います。


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コメント

  1. ノンキ | URL | JOOJeKY6

    Re: 日テレの愚行はテレビ局の驕りの象徴

    あまりにもお粗末過ぎて書く気にならなかった事を良くここまで書いていただいたことに感謝いたします。

    なぜサッカーにさんまを

    なぜコンサの応援もしないタカトシを
    (チョットだけコンサを入れてみる)

    もうね。

    試合終わったらグダグダ感が溢れると思って
    直ぐにチャンネルチェンジして正解だったけれども
    ここまでだったとは・・・

    仮にも高校サッカーとか放送権を持っている局なのにね。

    チョット前まではJリーグを持つ会社だったのにね。

    と残念感は尽きません。

    まぁ日本のサッカー文化ってまだまだヒヨっこなんだなぁ・・・と


    それにしても会社名が「日本」が付くテレビ局が世界に配信するネタっつーか事じゃなかったね。


    試合は良かったな。

    今度の課題は「生バルサを見る事」だな(笑)

  2. たかおー | URL | -

    Re: 日テレの愚行はテレビ局の驕りの象徴

    さんまもサッカー不毛の時代は良い広告搭として頑張ってくれてたんだけどね…自分が大御所になると、自分のイメージを守る方が大事なんでしょう。でも問題はやはりメディアの質ですね。
    いつになったら野球文化の強いスポーツ報道が変わるんでしょうね…私は死ぬまでに必ずカンプノウでバルサを見るか、さもなければ岡山の言う通りcwcに札幌が出るのを見るかw

  3. ノンキ | URL | JOOJeKY6

    Re: 日テレの愚行はテレビ局の驕りの象徴

    もう  さんま=サッカー という構図にはなっていませんよね。そこら辺の所がまだ局内に古い考えの方がいたのかなぁと 考えてしまいました。

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