Jリーグが成し遂げた一番大事なこと

2013年05月14日 22:39

明日はJリーグの日だという。



土曜の記念試合、浦和対鹿島はセレモニーからじっくり堪能した。

大学入学しサークルの新歓合宿の部屋で皆で観たあの開幕戦から20年。

そして札幌というチームを真剣に追いかけ始めてからちょうど10年。

感慨深いものがありますね。皆それぞれ色んな思いがあるでしょう。

そんな中、ツイッターのTRにこんなコラムを見つけました。



「Jリーグに求められる“創成期の精神”」




「もしJリーグがなかったら」

という印象的なフレーズの繰り返しとJリーグが日本サッカー界、スポーツ界

いや日本という国にもたらした、実現してきたことが彼特有の大げさな表現で

綴られており、正直涙が出そうになった。久々に彼の文章に共感を感じつつあったのに、

最後の結論がそれ?と急激に冷めて強烈な怒りに変わった。



「Jリーグを作り上げた時の変革」と「秋春制への移行」を同列に置くって、

金子さん、正気ですか?





そもそも。

前者は「サッカー関係者誰もがそうなって欲しいと思いながら、解決すべき問題点が

多く実現は不可能」

と思われていた事象であり、

後者は「サッカー関係者の中にはそうなって欲しくない、と思っている人が

少なからずいる、解決すべき問題点について具体的な議論がされていない」

事象である。



秋春制がサッカー関係者だれもが望むものだ、というのなら百歩譲って

J リーグ創世記の精神とニアリーイコールとしても良いだろう。

しかし反対派は降雪地域の限定された人達だけでは無い。

それに反対派の多くの人達は議論をしない、と言っている訳でもない。

でもこれまで具体的な解決策の議論も一向にする気も無く、FIFAカレンダーや

UEFAの移籍スケジュール等とにらめっこするだけで秋春制を語るのみで

いい加減辟易する。

それを取り上げて「新しいものを恐れない精神」とはよく言ったものだ。



金子氏の言う秋春制のメリットはプレイヤーファーストだという。

失笑するしかない。今JFAが検討している秋春制は7月開幕だ。

一番暑い7-8月にプレーさせることに何のメリットが????

ほんと、ちゃんと取材してるんですか?

まあお忙しくて取材をする時間も無いでしょうから

せめて先日発売されたサッカー批評62のノノ社長のインタビュー記事位

読んで欲しいものです(これは必見。流石ノノ、地域と全体の両方の視点で

意見してます)。



当ブログでは金子達仁氏のことは何度も書いてきました。

何故なら過去は彼の大げさで熱のある文章が大好きだったから。

あなたは全く売れてないころから散々スペインやドイツのサッカー文化について

羨み、日本もこうなって欲しいと何度も綴ってたじゃないか。



Jリーグは20周年を迎え。20年かけて10チームが40チーム以上にもなった。

二週に一度はどんな田舎町でも、チームさえあれば必ず訪れるホームゲームを

20年という月日のお陰で2世代、3世代の家族が待ち望む、そんな文化が

少しづつ根付き始めている。

これこそがJリーグが成し遂げたことの中で一番困難だったこと、

と私は思っています。

現状では具体的な解決策がない限り、秋春制でこの文化は奪われてしまう。




そんな文化こそがあなたが望んだ未来だったんじゃないのかね?





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