続く、続くよ、どこまでも

2014年06月26日 00:13

2014 FIFA WORLD CUP BRAZIL
GROUP C 第三戦 アレナ・パンタナウ
日本1-4コロンビア
得点 日本;45’+1岡崎
   コロンビア;17‘クアドラード(PK)、
          55’、82‘マルティネス、90’ロドリゲス



4点目が取られた後、寝ている長女を起こし試合が終わるのを
一緒に観た。何故か見せたくなった。
寝ぼけた目でその瞬間を観た長女が
「ワールドカップ終わっちゃったの?」「うん、そうだよ」
と返すと、「でも、サッカーはまだずっと続くんだよね?」
ってポツっと言った。


恐らくは普段観てるJリーグのことを思い出し言った一言だと思う。
何気なく聞いた言葉ではあるが、思い返せば4年毎にそう思ってるな。
いや、シーズンが終わるごと、いやいや、毎試合終わるごとに。
この言葉にも、涙ぐみながら「そうだよ」って返した。


8年前の悲劇、4年前の歓喜。今回は8年前と同じ勝ち点だった。
じゃあ今回のブラジルは悲劇だったの?
多分の多くの人やマスコミの多数はそう言うのかもしれない。
私は決してそうだとは思わない。
普段Jリーグを熱心に観ている人達の中には、そう感じてる人の方が
多いんじゃないか? と勝手に思っている。
8年前のドイツでの悲劇だって、あれが無かったら南アフリカでの
歓喜も無かった。今回の勝ち点1という結果だって、これからの
日本の全てのサッカーに繋がっていくものと信じている。


「世界との差」とか「決定力不足」とか、ありきたりな総評なんか
クソくらえ、と思う。毎回の様にそう言うだけで何が変わるのか?

試合後、松木さんが珍しく「強化方法を一から見直し」なんて思わず
ネガティブなことを口走ってたけど、そう思うこと自体が驕りだ、
と思う(まあ悔しくて口が滑っただけ、と思うけど)。
もはや我々はコツコツと反省と修正を加えながら、日々を愚直に
やっていくしかないレベルにまで来ているのだから。
コロンビアは5回目の出場で過去W杯での最高結果はベスト16。
実は日本と一緒だったりする。日本は5大会連続、内2回ベスト16だ。
彼らはフランス後、4大会実に16年の間強化を続けてここまで来た。
日本が今やってることを一から見直す必要なんか無い。


それよりも日本代表選手や協会、マスコミやファンが言うところの
「自分達のサッカー」という言葉先行型のスタイルこそ、見直すべき
なんじゃないか?と、改めて思う。
結果を残しつつ守備的だった前回大会の戦い方を踏まえ
「自分達が主導的にパスを回して攻撃的なサッカーをする」
チャレンジを4年間続けてきたのだから、スタイルに拘るのも
理解している。だからこそそれを表現して欲しかったその一方、
日本人には相手あってのサッカー、という概念が希薄であり
一方意識しすぎると臆病になるという、そういったピッチでの
メンタリティこそ、日々の試合から改善するべきなんじゃないか、
と思ってる。それこそ、オシムさんがやろうとしていた改革を。


これからじっくり、冷静に本大会の反省と、次回に向けての強化の為の
改善をコツコツとやれればいい。そして、次回も「過去最強の代表」
を送り込める様、アジアでの戦い、欧州チームでの挑戦、そして全ての
国内のカテゴリーで多くの志高い選手が日々努力することを願う。


そうは言っても。本田という、日本を変えるだけの力を持った選手を
中心に据え、ここまで夢を見させてもらっただけに悔しさも大きい。
何か歯車があえば、もっと違う未来だって多分あった筈だ。
でもそれはイタリア、スペインだってそう言うに決まってる。
本田をもってしても「今回は」結果が出なかったことをただただ
受け入れるしかない。


日本に本田の様なメンタルの選手はそうそう出てこない様には思う。
でも彼の様な選手が4年後には11人いたって不思議じゃない。
日本のサッカー人はもっと自信を持っていいんだ、と思える様になった。
それは本田や今回のメンバー達が4年間見せてくれたプレーのお蔭であり、
その4年間があったのは過去4回のW杯での戦いと、釜本、カズ、ヒデ、
Jリーグの20数年、日本リーグ時代、メキシコ五輪・・・
全ての積み重ねあってこそなのだ。


そのセリフは聞き飽きた、と言われるかもしれないけど。
そう。間違いなく。サッカーは続いていく。
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