準備が出来ているか否か

2014年08月21日 21:46

第94回天皇杯 3回戦
清水 2 - 1 札幌 アイスタ/3,240人
得点 清水;41' 大前、90' ノヴァコヴィッチ
    札幌;27' 都倉


この試合、なんといっても深井の怪我に尽きる。
どうやら右膝らしいが、何故こうも繰り返されてしまうのだろう。
復帰後は毎試合後半途中交代ながら、連続して使われ続けてきた。
ミッドウィークのこの試合は流石に休ませるかと思いきや、先発。
正直大丈夫か?と思っていた矢先。
結果論かもしれないし、本人の問題もあるのかもしれないが、
正直使った監督が悪い、と言われても仕方ないように思う。
軽傷であることを願うしかない。

リーグ戦4連敗後のJ1チームとの試合。
決して調子の良くない清水相手ではあったが、試合内容としては
善戦、と言っても良いのだろう。
都倉の先制点のシーンで、キッカーの菊岡に向けて奈良さんが
サインを出しているのがTVに映ってた。何かあるな、と思って
たらニアへ奈良さんが飛び込んで流したボールを都倉が決めた。
試合後インタビューより、清水のセットプレーのスカウティングは
それなりにやっていたようだ。
チームに得点が生まれない、苦しい時にやるべきことをやって
創意工夫して得点を生み出したのは素直に評価したい。   

また前回のエントリで取り上げた野々村社長のチームビジョンとして、
J1に定着する為のプランとしての今取り組んでいるスタイルの是非
について検証する上で、現段階での達成度を図るのにこの清水戦は
良い機会だと思っていた。自分が観た印象としては、なるほど、
このスタイルもあながち間違ってはいないのかな、と感じた。

08年・12年の昇格時、ボールを奪っても繋げず、押し込まれると
蹴りだすだけ、結果ポゼッション出来る時間が保てなかったのを
思い出すが、この日は清水相手でも中盤で繋いで組み立ててバイタル
までボールを運べたし、DFラインの深い位置で相手のプレッシャーを
いなして前へ繋ぐ意識があった。
そのレベル感はJ1水準以下でまだ物足りないとは思うが、これを
突き詰めて行くのがウチが進むべき一つの道なのかもしれない、と。

ただ、言ってはいけないことなのかもしれないけれど。。。
財前監督を「育成」しながらそれを目指すというのであれば、相当
サポは辛抱を強いられる様に思うのだが・・・

得点が取れてないことについては、清水と何が違うか、という点に
フォーカスして観ていたのだが、最後の崩しの部分でパスの貰い手
の準備がちゃんと出来ているかいないか、が大きく違うな、と。
大前の先制点、高木俊のパスは「よく観てるなぁ」という見事なもの
だったが、大前は「絶対パスがそこに来る」と思って走りこんでいた。

一方、札幌はオフサイドになった中原の飛び出しを初め、惜しい
シーンは幾つかあったが、全体的に噛み合わないことが多かった。
これについては去年からの課題であり、これまでは出し手受け手
双方の問題と思っていたが、清水の選手との比較を通じて、
ウチの場合現状では受け手側の準備の要素の方が強い、と感じた。

象徴的なプレーの一つに、荒野がバイタル付近やや右サイドから
ワンツーのパスを出し、ラインブレイクで貰う動きをしていながら
噛み合わなかったシーンがあった。出し手の問題かと一瞬思うが、
よく観ると貰い手の荒野がスピードを落としてる様に見える。
出し手からすれば「えーっっ?」と思ったのではないか。

練見していないので、練習ではどうなのか分からない。
意識の問題なのか?今のメンタルがそうさせているのか?
根は深い様な気もするが・・・

さて。この様な試合を糧にして、残るリーグ戦をどう戦うか。
プレーオフはまだまだ十分目指せると思うが、昇格を目指すとは
正直言える状況ではなくなった、と思う。残念だけど。
   ・・・という言葉を覆す様な大反撃をうっすら期待してるけど。
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