オっさんパンクス、Mステに出る。

2015年07月14日 22:24

先週の金曜日は十数年ぶりにミュージックステーションを観た。

何故観たかというと、あの、俺のヒーロー、横山健が出たから。
Mステで新曲を生演奏するという、歴史的瞬間を見逃せる筈が
無い。



頑なに地上波の音楽番組に出ずに20年以上活動を続けて来て
ここに来て何故?と思うファンも多かったと思う。

いや、熱心に追いかけているファンなら、ここ数年の健さんの
発言からむしろ、「そうきたか!」と思ったに違いない。
逆に、うっすらハイスタを伝説のバンドと認識している人や
当時熱心だったけれど今は殆ど活動を追いかけていない人、
他の若いバンドがリスペクトする姿を通して活動を知る人に
とっては、「今更セルアウトするの?」的な印象を受けるの
かもしれない。

Ⅿステに出た真意は、オフィシャルでも記事がリンクされている
通り、やっぱり彼独特の使命感を持って決意した一方、震災や
ハイスタの再結成を経て、ずっと背負ってきた拘りを続けることも
逆に必要ならスッとその拘りを捨てることも、彼自身がその決断に
納得さえ出来れば、意図も簡単に飛び越えるんだ、という姿勢の
現れにも思う。
それに加えて、また最近になってソリッドから箱モノギターへ
傾倒した流れから、ギタリストとして改めてロックそのものを
純粋に楽しみ、その楽しみを伝えたい、という欲求が湧き出て
音楽を表現するものとしての原点に立ち返った様に思う。

そう考えればその中での一つの手段・表現としてのMステ出演は
考えられる中で一番の選択肢だったのだな。

若干緊張気味だった様に感じたけれど、やっぱカッコよかった。
最近の歌番組であんな感じでギターを掻きむしるロッカーの姿を
観たことある若い子は多分余りいないんだろうし、そういう若い子に
健さんの思いが少しでも伝わってくれていることを願いたい。
そしてフェスで人気のある若いバンド達がもし続くことが出来れば
もっとシーンが活性化して、もっと希望も持てる様になると思う。

今回のシングルの表題曲、IWon’tTurnOffMyRadioは素晴らしい。
早くもギターパートは既にコピー済でwwシンプルなコード進行と
疾走感、いつもの横山節と言えばそうなのだが、歌詞にシンクロした
切なさ、懐かしさを漂わせるメロディラインが溜まらない。

歌詞も物凄くお気に入りで、特に

Through the darkest nights
Send me a somebody’s heart
Send me a light 
I won’t turn off my radio
(暗闇を突き破って/ 誰かの想いを
 光をオレに届けてくれ/オレはラジオを切らないよ)


という部分。
「Through the darkest nights」という、ロックの英詩では非常に
使い古された感のある歌詞を、このサビで、このメロディで使うのかぁ!
っていう、私的には物凄くビビっと来る感じで。
実はその辺も意図的に歌詞の内容にシンクロさせてる気がするな。

健さん同様、私自身もラジオっ子だった。
小学生の頃からラジカセにイヤホン付けて、布団の中で深夜まで
ずっとラジオを聞いてた。今も営業車ではずっと付けてる。
ラジオから色んな楽しみを貰ったし、新しい音楽も一杯教えて
貰ったし、人生を学ぶこともあった。
そして彼がこの歌詞に込めた
「時代遅れかもしれないけど、俺はまだまだ闘いをやめないよ」
っていう力強いメッセージは、40を超えた同じオッサンの体に
そのメロディと共にジワっと染み渡るのだ。

まだまだ、ずっと、横山健は俺のヒーローで居続けてくれそうだ。
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