本当の主役は東京だった(といてもいいでしょ?)

2005年12月04日 11:04

shouhou_051204-2.jpg



結婚披露宴参加中。


UGさんのところにあった「R25式」を駆使し、逐次速報をチェック。一人で大騒ぎしていたが、特に周りの奴等はさほど興味無いらしく。
そんなところで、レッズサポの友人から「FC勝て」と、「勝て」というには「FC」などと敬意の欠けたメールが来たので、「クタバレ」と返してやったww
ちなみに、そのメールのやり取りをしていたハーフタイム中14:50分頃、最後の新婦の手紙のところ。新郎新婦、すまん。


それにしても、予想通りというか、2年前のマリノス優勝時以上の「混戦」がもたらす盛り上がりだった。
主役5チーム対脇役5チーム。
勝つしかない下から3チームは千葉を除き攻めに攻め、大差でのリードを作って吉報を待つ展開(千葉のロスタイム逆転は凄かった!)。
ガンバは攻撃サッカー同士の対決、一進一退の激しい攻防。


しかし、この日いくら頑張ったところで、セレッソが勝てばどこにも優勝は転がり込まない。言わば他チームにとっては「セレッソを勝たさない」東京の存在だけが頼りなのだった。
という意味で、ミッションをヌカリなく実行した(しかも劇的に)東京が、「真の勝者」だったといって良いだろう!!!


西澤の気迫は凄かった。
1点目。久藤(今日はゼ・カルロスの左サイドを藤山がうまく蓋をしていたが、右サイドは彼が見事だった)のいいクロスに、東京のディフェンスがずれたとはいえ、高い打点、見事なコースで先制。
2点目。後半開始早々、ゼ・カルロスのシュートのこぼれ球を左足アウトで冷静に決めた(その後のパフォーマンスの熱さ、敵ながら興奮した)。
守備でも中盤どころかゴール前まで顔を出し、獅子奮迅の活躍。
ただ、彼を全く責める気にはならないのだけれども、動きすぎてしまったことが結果的に終盤の東京の猛攻を許してしまった気もする。
そしてこれまた不運なことに前半、後半とも得点した時間が早すぎた。


先制された後、東京の猛攻(セレッソGK吉田も好セーブ連発だった)、中盤から梶山がドリブルで下村と競りながら引きずり、栗沢が目の前をクロスしたところをタイミング良くフリーのノリオに流し、キャノン砲炸裂、同点。


セレッソ35分、古橋が倒されPK。
ここで、土肥の今年一番とも言える名演技。
恐らくはPK判定に対するクレームに始まり、それをなだめる主審上川。
ゼ・カルロスがセットしたボールへのクレームか?助走距離を取っても必要以上にクレームをつける土肥。ここで中継で映し出されたゼ・カルロスは明らかにイヤな顔をした。
そこで土肥にイエロー。
見事にキッカーが「考えさせられる」イヤな間を演出した。ドカンと蹴りたかっただろうゼ・カルロス、その間が効いたのだろう、キック前の土肥の左(土肥から見て)へのフェイントに引っかかり、術中の右へキック。これを右手一本でブロック。


その後も西澤のヘッドのこぼれ球を押し込もうとしたモリシのヘッド、下村のミドルをセーブ。
いつものようなセーブ後に「鬼神」のように叫ぶ土肥では無かった。
穏やかに、「大丈夫だぜ」とでも言うように、冷静に仲間を落ち着かせていた。
土肥のこういう気の配りかた、場面に応じた適切な対応は素晴らしい。



後半に入りセレッソの先制後、長居には暖かい雰囲気で包まれる。そこから東京が攻め立てる。ただ、堅固なディフェンスを誇るセレッソのサポーターとしては、行ける、と思っただろう。
やはり、得点した時間が早すぎた。
後半30分過ぎ、ジャーンのシュートを柳本がかき出すシーン。
このあたりから引き気味に守り続けてきたセレッソに疲労感が出てくる。東京は栗沢に変えて宮沢を送り、ここ最近の数試合同様、前線への正確なロングボールで勝負を仕掛ける。そして梶山に変えユウスケを入れ、FW4枚(戸田がMF的だったのかも)。この頃になると、セレッソは中盤でのプレスが完全に効かなくなり、前線にクロスが入る時には
FW4枚が待ち構え、そのこぼれ球も宮沢、今野が拾っていく分厚い展開。


ここで私がキーだと思ったのは、前述の西澤の守備。
責任感の強い彼だからこそ、プレスの中盤で古橋と二人、奮闘していた。本来であれば、モリシがここを運動量多く回るべきだったが前半足を負傷したモリシが前線で張っている役目となり、西澤と入れ替わっていたのだ。この為セレッソは守りきった後もボールが収まらず、ラインを全く上げることが出来なかった。
ようやく徳重とモリシを交代、黒部も投入しその直後にようやく前線でパスを受けた西澤がうまく東京DFをいなし、黒部のシュートを生み出すが土肥がセーブ。
セレッソも交代で流れを変え、このまま凌ぎ切れる展開になった。
でも、既に後半精神的には約40分間守り続けたセレッソ。



89分50秒のキックだった。ロスタイム寸前。
宮沢のコーナーキックはグラウンダー気味。これがユウスケの前へ。シュート。古橋必死のブロック。
このボールが、セレッソにとっては最悪とも言える、今野の前へ。
いつもながら今野のシュートの正確性、冷静さには驚かされる。見事ゲット・・・・


セレッソの選手達は、ロスタイムがあるにも関わらず倒れてしまった。



等々力。後半34分、PKで逆転、終了間際劇的に駄目押ししたガンバが逆転優勝となった。



ガンバ-川崎戦の展開予想で、「流れが悪すぎる」という解説者の方が多くいたが(私もちょっと思ってた)、結局最後の最後、「火事場」で出るのはチームが今年積み重ねたもの、攻撃サッカーで首位をキープしてきた誇り、なによりもナビスコで一度味わった屈辱(この日の試合後のインタビューで、ジェフ阿部が戦友であるガンバの優勝を祝福したが、これで一層ナビスコカップの価値を上げたのではないか)。
セレッソとは、この差が出てしまったのだと思う。
小林監督も、選手達も激しい闘志をむき出しにし、最大限プレーした。
仕方ないし、責められない。ただ守りきるには、ちょっとだけ1シーズン制の中で積み重ねてきた「守備に対する自信」が「攻めきる自信」を信じきったガンバよりも足りなかった気がする。
まあ、これは結果論なので・・・


繰り返すが、セレッソ一筋の西澤・モリシの今日にかける気迫は凄かった。共に代表選手ながらJ2落ちにも耐え、昨年の降格争いも凌ぎ、苦しんできた。彼らの失望の表情を見て、少し悪いことをした、という気分になってしまった。ただ、これが戦い。


東京。原監督の「相手は守るしかない、こっちは何も失わない」という展開で、そのとおり素直な程大胆に、思い切って前線の枚数を増やす采配。そして、何気に来期の鍵になりそうな、中盤のアンカーに宮沢を起用するシステム。ミランのピルロっぽい、といったら間違いだろうか(ロングボールが多いけど)。今野のアンカーで失敗した今期序盤だが、運動量の多い今野はガットゥーゾ的に3MFの左にでも置いたほうが、守備も、強くなったドリブルもより活かせるような気がします。
「続投~続投~原東京~」と替え歌?が歌われていましたが、私も、やっぱりもう一年見たくなったなあ。



仙台残念。どうやら決定的な采配ミス?があった模様。
甲府が入替戦に上がる展開は、希望通り。
そして、札幌も勝てたようだ。
正直、私の「そうあって欲しい」結果に全てなった気がするwww
一年間、Jリーグには楽しませてもらった。有難う。



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